正しい寄り道から考えましょう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
渡辺秀和さんの
「ビジネスエリートへのキャリア戦略 第1章:人生を飛躍させるキャリアを設計する 」
です。
みなさん、自分の夢に向かって一歩一歩進めていますか?
いきなり、夢が達成する人も中に入ると思いますが、毎日一歩ずつ進んで達成する人がほとんどだと思います。
つまり、夢に向かっての”道筋”を作ることが重要です。
遠くばかり見ていては、「今日くらいいいや」と怠けてしまったり、遠すぎて挫折してしまう人もいると思います。
なので、今から将来までの間に、「自分は何をすべきか」「自分にどんな付加価値をつけるべきか」を考え、ひとつひとつ達成しながら、夢へ向かっていきましょう。
私も学生の頃は、ただ「お金持ちになりたい」と考えていただけで、そのためにどうすると考えていませんでした。
そのため、結局学生時代は遊んでばかりで、ちゃんと学び始めたのは、社会人になってからです。
少しでも早く始める方が有利なのは誰でもわかると思います。
そのためにも、夢を持ったらまず達成のための戦略を作りましょう。
ここでは、ビジネスでの戦略の立て方を紹介します。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 好きなことを仕事にしたい人
- 転職を考えている人
キャリア戦略とは
まず最初に、キャリア戦略とは、
将来なりたい姿までの道筋を設計し、確実に進んでいく戦略
のことです。
上司の言うことのみを続けていては、会社で評価が上がるかもしれませんが、自分の夢のためになると限りません。
なので、なりたい姿があるのなら、
- なりたい理由
- 必要なスキル
- 必要な知識
- 達成までに必要な時間
などを自分で洗い出し、今できる行動の明確化をしましょう。
そうすることで「今何をすべきか」、そして「何をしないべきか」が見えるようになり、自分の行動に自信が持てるようになります。
まずは”キャリアの階段”から作ろう
いきなり、将来なりたい姿に行ける人は少ないでしょう。
ビジネス戦略を考えるとき、最短を一番に考えないことが重要です。
最短には、リスクもついてくるものです。
そのリスクを理解した上での戦略なら良いでしょう。
しかし、少し時間がかかっても達成したいのなら、
一足飛びにゴールに行くのが難しい場合は、中間地点となる「キャリアの階段」を作って
着実にゴールを目指すことで、その実現可能性は飛躍的に高まります。
出典:ビジネスエリートへのキャリア戦略より
”キャリアの階段”とは、夢までの道を一直線と考えず、
このスキルを得るために、まずこの仕事を経験しよう
などと考え、寄り道をすることです。
当然、寄り道することで最短ルートより時間はかかります。
その分、自分の考えたキャリア戦略内での寄り道は、確実に経験になります。
もちろん100%確実とはいきません。
しかし、”キャリアの階段”を考え、そのように行動することは、リスクを回避していくという理由で、可能性を高めてくれます。
この”キャリアの階段”、つまり正しい寄り道を考えることこそがキャリア戦略です。
キャリア設計の3ステップ
1、目指すゴールとしてのキャリアビジョンを設定する
2、現状からキャリアビジョンに至るルートを考える
3、ルートを歩むために転職活動を成功させる
出典:ビジネスエリートへのキャリア戦略より
1、目指すゴールとしてのキャリアビジョンを設定する
まずゴールを明確化しましょう。
ゴールがないと道は作れません。
そして、そのゴールまでに何が自分に必要かを考えましょう。
ここを間違えてしまうと、間違った”キャリアの階段”を作ってしまうこともあります。
2、現状からキャリアビジョンに至るルートを考える
こちらが、先程の”キャリアの階段”を考えることです。
1で考えた必要なスキルや知識を、得るためにどのような寄り道をするかを考えましょう。
寄り道は、リスクを回避するためにも必要なことです。
3、ルートを歩むために転職活動を成功させる
先ほど考えた”キャリアの階段”を一つづつ登るために転職が必要と思えば、転職を考えましょう。
必要なスキルが働く経験をしないと得られないなら、経験すべきです。
しかし、間違っても無理な転職をしないことです。
そこで働くことが目的でなく、あくまでゴールまでの寄り道なのですから。
まとめ
今回は、キャリア戦略についての本を紹介させていただきました。
現代では、20代・30代で好きなことを仕事にしている人・大きな資産を手に入れた人がたくさんいます。
その人たちは、
一発勝負のハイリスクなチャレンジをしているわけではありません。
出典:ビジネスエリートへのキャリア戦略より
と著者の渡辺さんをおっしゃっています。
自分の”キャリアの階段”を作り、できる限りのリスクを回避し、確実に夢に近づいていきましょう。
この本では、他に「陥りがちなキャリアのワナ」や「押さえておきべきキャリアの鉄則」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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