自分の提案をうまく説明ができない人へ|大石哲之『コンサル1年目が学ぶ事こと』[第2章 コンサル流思考術]

ビジネス

事実・解釈・アクションの区別が大事

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

大石哲之さんの

「コンサル1年目が学ぶこと 第2章:コンサル流思考術」

です。

まず最初にこの本は、

職業を問わず、業界を問わず、15年後にも役立つ普遍的なスキルを、

社会人1年目で学ぶ基礎的なレベルから理解できるようになる本

出典:コンサル1年目が学ぶことより

と書かれています。

私は、コンサル業というのとあまり理解していません。

会社相手に仕事のアドバイスを仕事にしている人という感覚です。

しかし、会社相手にアドバイスできる人であり、それを仕事にできているのだから、自然とすごい人というイメージです。

そのような仕事をしていた人たちが使っているスキルなので、これは自分にないスキルを教えてくれると思い読みました。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • 自分にない使えるスキルが何か知りたい人
  • 社会人1年目の人


まずは手順から考える

いきなり作業に入るのではなく、「アプローチ」「考え方」「段取り」の部分を最初に考える

出典:コンサル1年目が学ぶことより

つまり、まずは欲しい答えに辿り着くまでの道筋から考えるということです。

そして、その道筋の段階で合意を得るのです。

こうすることで、進めて行ったときに全体像で把握でき、今がどこなのかがすぐに理解できます。

雲雨傘の論理

雲雨傘の論理

出典:コンサル1年目が学ぶことより

あなたはこの論理知っていますか?

私は、この本を読むまで聞いたこともありませんでした。

でもこの例え、すごくわかりやすかったです。

つまり、

黒っぽい”雲”が出てきたので、”雨”が降り出しそうだから、”傘”を持って行った方かいい。

”事実”と、”解釈”と、”アクション”の区別をつけることのたとえです。

出典:コンサル1年目が学ぶことより

雲が事実雨が解釈傘がアクションということです。

結論づけるときに、この三つを混同してしまったり、飛ばしてしまうと筋が通らなくなります。

例えば

”雲””雨”を一緒にしてしまうと、そのデータは事実なのか推測なのか分からなくなってしまい、その結果アクションも間違えてしまうかのせいがあります。

なので、仕事で提案をするときは、”事実””解釈””アクション”とちゃんと三つに分けて説明をしましょう。

最初は仮説からで良い

はじめに仮説ありき

出典:コンサル1年目が学ぶことより

最も重要な思考法の一つだそうです。

最初は予想できる限りで仮説を立ててみることです。

つまり、最初は”間違えても良い”のです。

そして、その仮説の回答が出るようなデータを集めて検証し、仮説が正しいかどうかを判断します。

つまり、

仮説 → 検証 → フィードバック

出典:コンサル1年目が学ぶことより

これを繰り返すことで、より早くすすめることができるのです。

また、仮説を立てるということについては、こちらでも紹介しています。

まとめ

今回は、思考法についての本を紹介させていただきました。

私は、”雲””雨””傘”を知ったことで、仕事での説明の仕方がつくりやすくなりました。

また、手順については、毎回考えてはいましたが、その時点で同意を得るというのは考えていませんでした。

この本では、他に「デスクワーク術」や「話す技術」についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました