いい休み方 + いい働き方 = いい生き方
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
芳子ビューエルさんの
「fika 世界一幸せな休み方・働き方」
第1章：「fika」ってどんなもの?
です。
fika
この言葉ご存じですか?
私はこの本を読むまで知りませんでした。
fikaとは、スウェーデンで生まれた休息の文化で、仕事での小休憩のようなものです。
スウェーデンの人は、
1日に何度もfikaをとるくらい当たり前のこと
だそうです。
それくらい休むことも大切と考えられているのです。
この本を読めば読むほど、
日本とは真逆の考え
に思えます。
私は、断然北欧の考え方の方が良いと感じました。
この章では、
fikaという休み方
について書かれています。
休み方とは、生き方です。
自分を休ませてあげることも考えましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 常に仕事のことを考えている人
- 趣味の時間・家族との時間を作りたいけど作れていない人
fikaとは日本での3時のおやつ
fikaとは、
スウェーデン語で「コーヒーを飲む」ことを意味する
出典：「fika 世界一幸せな北欧の休み方・働き方」より
言葉です。
英語での「コーヒーブレイク」・イギリスの「アフタヌーンティ」のようなものです。
このfikaは、
スウェーデンでは子供から大人までが非常に重要と考えている
文化の一つです。
日本でも「3時のおやつ」というものがありますよね。
しかし、それは働いている人には取り入れられていません。
スウェーデンでは、
どれだけ多くの人数で一同に集まり、fikaをすることができるか?
出典：「fika 世界一幸せな北欧の休み方・働き方」より
を競うこともあるそうです。
本書によると、最高は「3500人」だそうです。
どれだけ大人数で一緒に休憩できるかを考えるなんて
すごく良いことですよね。
日本では、みんなの休憩時間はできる限りバラバラです。
会社に人はいるようにしたいからと一緒に休憩できる人は最低限
という考え方の方が多い気がします。
私も10時に昼休憩・22時に夜休憩
ということもありました。
このように考えると、全く正反対に思えますよね。
今では、このfikaの考えは
北欧全土に広まっている
そうです。
目的は「リフレッシュ」と「コミュニケーション」
fikaの目的は、
「リフレッシュ」と「コミュニケーション」
出典：「fika 世界一幸せな北欧の休み方・働き方」より
です。
仕事中ずっと机に向かっていて8時間集中できますか?
今の私には、難しいです。
そのため私は、メインが体を動かす仕事をしています。
仕事がずっと順調にいっている時はいいですが、そうはいきません。
やはりどこかで一度や二度、小時間のリフレッシュは必要だと思います。
これは、
仕事をサボるためではなく集中力を保たせるため
です。
これだ、fikaの目的の一つです。
そしてもう一つの目的が、
コミュニケーション
です。
スウェーデンでは、
このfikaの時間に会社の他の部署の人と話すこともよくある
だそうです。
自分達の部署内ではわからないことでも、
他の部署に詳しい人がいること
よくありますよね。
しかしそれは、詳しい人がいることを知っていないとわからないことです。
このように、fikaは、
横のつながりを知ることにつながる
のです。
日本の会社でよく聞くのは、
どれだけ無駄をなくすか
です。
日本はとにかく効率が第一のように感じます。
そのため、
- 口ばかり動かしていないで手を動かせ
- リフレッシュは家でしろ
などと言われることも多いですよね。
私もよく言われます。
聞きませんがw
仕事中は話してはいけなく、休憩時間もバラバラ
それで一緒にいい仕事ができるでしょうか?
つまり、fikaは、
良い気分転換になる・いい情報交換ができる
ということです。
fikaは精神的な糧になる
fikaとは、
友達や家族、職場の仲間たちと一緒に
気軽にコーヒーを飲みながら他愛ない話に花を咲かす
出典：「fika 世界一幸せな北欧の休み方・働き方」より
ことです。
これだけを聞くと、
日本の経営者や上の立場の人からすると「無駄なこと」と思う人が多い
ように聞こえますよね。
しかし、
スウェーデンでは、1日5回くらいはfikaを行う
出典：「fika 世界一幸せな北欧の休み方・働き方」より
そうです。
また、スウェーデンの人は、夏などは1ヶ月ほど休んだりもします。
これだけ聞くと日本人よりたくさん休んでいる
ように思いますね。
それなのに、
1人あたりのGDPに関してはこの30年で右肩上がり
出典：「fika 世界一幸せな北欧の休み方・働き方」より
です。
つまり、
fikaによって仕事の質が落ちるとは言えない
ということです。
実際、スウェーデンは上がっているわけですからね。
このような「積極的休養」が、数字的にも効果をもたらしている可能性があるのです。
つまり、fikaで他の人と会って話すことは、
精神的な糧
出典：「fika 世界一幸せな北欧の休み方・働き方」より
になるのです。
まとめ
今回は、
fikaという休み方
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章を読んで一番学んだことは、
休む時はちゃんと休む
ということです。
今は、マルチタスクと言って、同時に二つ以上のことをやろうとしている人が多いです。
あなたは普段ちゃんと休めていますか?
私は休む時はちゃんと休んでいるつもりです。
しかし、休憩中に本を読んでいると
周りからは全く休んでいないように見えるそうです。
- 出世するためにも休憩中も仕事のことを考えている
- 休憩は勉強時間と考え、本を読む
- 体が鈍ってきたから休憩中に運動する
どれもすごく良いことです。
しかし、それで1年持ちますか?
人によっては、1日持ちますか?
日本人は休むのが下手
よく聞く言葉ですよね。
実際、日本人よりヨーロッパの人の方がたくさん休んでいます。
1日でも1年でも、
ヨーロッパの人の方が多いそうです。
しかし、北欧はGDPが年々上がっているとのことです。
つまり、
多く休んでいても「いい働き方」ができている
と言えるのです。
また、fikaで積極的に気分転換をすることは、「いい休み方」とも言えます。
つまり、fikaとは、
「いい働き方」であり「いい休み方」であるので、「いい生き方」
と言えるのです。
いきなり、自分の会社にfikaを取り入れるのは、上の人でないと難しいと思います。
なので、そうでない人は、
休みをちゃんと休む
ことから考えましょう。
休みには仕事のことなんて忘れてやりたいことをやる
これが、「精神的な糧になる」のです。
この本では、他に
「生きるのがもっと楽しくなる方法」や「心地よく過ごすためのこと」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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