「逃げるのも選択肢」として考えてみよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
樺沢紫苑さんの
「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」
第5章:変えられない「苦しい」を「楽しい」に変える方法
です。
誰にでも日常生活でちょっと「苦しい」と思うことくらいありますよね。
その「ちょっとした苦しい」を気にせず溜め続けると体や心がつらくなってしまいます。
うつ病などのことですね。
だから、
普段でもあるちょっとした苦しいを溜めないようにしましょう
って聞いたことありませんか?
- ネガティブをポジティブな考えに置き換える
- 「辛いこと」よりも「楽しいこと」を考える
- 将来が不安なら、今のことのみを考えるようにする
このようにして今持っている「苦しい」をなくしてくことで溜めないようにしよう。
しかし、
それができないから苦しんでいる人もいます
よね。
- 気づいたらもうパンク寸前
- 何をしても「苦しい」をなくせない
- ポジティブに考えることができない
そんな人が今すべきことはなんでしょうか?
この章では、
どうしても「苦しい」を変えられない時にすること
について書かれています。
何をしてももう「苦しい」だけ
だからと言って、諦めてはいけません!
まだ、できることはあります。
ずっと苦しいなんてことはないのです。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- もう何をしても苦しいと思っている人
- いろんな本を読んだけど全然楽しくなれない人
- 鬱になりかけている人
相談しましょう
「苦しい」まま我慢しているなら、まずは
相談する
出典:「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」より
ようにしましょう。
いじめられている
騙された
このような経験があると、
友人や家族には言えない・相談できない
と思っている人が多いそうです。
友人にもいじめら経験があるやつがいます。
そいつも「心配かけたくないから」と
家族には相談していませんでした。
その結果、自分の中でずっと我慢し続けているのです。
その我慢が溜まりに溜まってしまうと、
もう何もしたくない・毎日が辛い
というように考えてしまうこともあります。
そうなる前に、相談しましょう!
相手は家族でも友人でもいいです。
溜めすぎる前に相談しましょう。
相談したって何も解決しないよ
なんて思っていませんか?
でも、もしかすると解決するかもしれません。
解決しないことが、相談で解決することもある
出典:「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」より
のです。
自分の中ではすごく悩んでいることも、客観的に見るとそんなことはない
ということもあるります。
相談することで自分とは違う視点で考えてくれることもあります。
それに、
「相談する」だけで気分もスッキリして、「苦しい」気持ちが「楽」に変わる
出典:「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」より
こともあります。
一緒に考えてくれる人がいる
それだけで孤独ではなくなりますよね。
毎日が辛いと思うくらい追い込まれてしまうと、
相談しても意味がない
と考えてしまいがちです。
しかし、
相談することに意味はある
のです。
「もうだめだ」と決めつける前に相談しましょう。
笑ったり泣いたりしよう
毎日辛いと思っている人は、
笑う
泣く
を最近していますか?
- 苦しくて何でも笑えない
- 周りに心配かけたくないから泣けない
このような人が多いのではないでしょうか?
まずは無理して笑ってみましょう。
苦しくても笑顔をつくれば、「苦しい」は緩和されます。
出典:「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」より
苦しい時、苦しいままでいたいと言う人はいませんよね。
本当は「苦しい」より「楽しい」方がいいですよね。
そのため、
まずは無理してでも笑ってみる
ようにしましょう。
それでも、「苦しい」がなくならなかったら、
泣いていい
のです。
時には弱音を吐いたり、涙を流すことは、ストレス発散に役立つ
出典:「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」より
のです。
でも、泣いたらみんなに心配かけてしまう。
と考えてしまいますよね。
最初はそのまま我慢もできるでしょう。
しかし、いつかパンクしてしまいます。
その結果、うつ病などになってしまうことがあります。
なってからで遅いのです。
なってからの対策でなく、なる前の対策をちゃんとして、ならないようにしましょう。
それが一番相手に心配をかけないと言うことです。
「やめる」と言う選択肢もある
ここまでで、
どうしても苦しいがなくならない時に自分ができること
を紹介しました。
相談する
笑ったり泣いたりする
この二つは、ストレスの原因を取り除くと言うより、
ストレスを溜めないようにする
ことがメインと私は思います。
もちろん解決することもよくあります。
しかし、それでもどうにもならない時もあります。
その時は、
その環境から逃げる
ことを考えてみましょう。
- 会社での上司からのパワハラがひどい
- 学校でいじめられて辛い
それなら、そこから逃げましょう。
ストレスに押し潰されて身体を壊したり、ガンになったり、
うつ病にかかるくらいなら、逃げてしまえば良いのです。
出典:「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」より
ここで大事なことは、
「やめる」と言う選択肢を考慮する
出典:「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」より
と言うことです。
実際に、
やめたいけど生活があるからやめられない
と思う人もいるでしょう。
実際にすぐやめようと言うことではありません!
あなた自身に、
「やめる」と言う選択肢もあると教えてあげる
のです。
人は、止める・失うことを考えると、
「悪いところ探し」のビジョンから「よいところ探し」にビジョンが変化する
出典:「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」より
のです。
ただ我慢している時は、嫌なことしか考えていませんか?
その結果、
自分の中での良いこと悪いことが見えてきて、冷静に考えることができる
のです。
ずっと我慢してきて、
忘れていたこともあるかもしれません。
一度冷静になるためにも、
やめることも選択肢に入れてみる
ようにしましょう。
奥付
題名:「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」
発行日:2011年10月24日 第1刷発行
著者:樺沢紫苑
出典「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」より
まとめ
今回は、
どうしても「苦しい」を変えられない時にすること
についての本を紹介させていただきました。
上司のパワハラ・周りからのいじめ・将来の不安
そういうものはなかなかなくなりません。
そんな時、
- 楽しいことを考えよう
- ポジティブに考えよう
- 将来のことより今のことを考えよう
と言われたことありませんか?
しかし、それでも「苦しい」がなくならない人もいます。
その結果、悩みすぎてしまうのです。
そんな人はまず、
我慢することをやめる
ようにしましょう。
相談する
笑う・泣く
逃げることも考える
このような選択肢もあるのです。
また今回、
笑ったり泣いたりを我慢するとストレスになって自分によくない
と紹介しました。
なら、イラッとした時は我慢せず怒った方がいいの?
と考える人もいます。
それは間違いです!
確かに我慢はストレスになります。
しかしそれ以上に、
怒る=ストレスになる
出典:「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」より
のです。
「怒る」ことは何のプラスにもなりません。
なので、イラッとしたら深呼吸しましょう。
イライラを我慢するのではなく、自分を落ち着かせるのです。
自分にとって何の意味もないことだ
と落ち着かせて他のことを考えましょう。
全ては自分のためです。
この本では、他に
「苦しいが楽しいに変わる方法」や「苦しいをモチベーションにする技術」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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