自分から「弱み」を見せよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
手塚利男さんの
「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」
第3章：誰でもできる! 風土改革「7つのフレームワーク」
です。
- あまり会話がない
- 人が困っても我関せず
- 同僚を信じられなくて常に一歩引いてる
このような会社で働いたことありませんか?
私も一度上司に「この部署では人の仕事を手伝ってはいけない」
と言われたことがあります。
お互いが疑い続けていて雰囲気も悪く、仕事の内容以上に疲れが溜まります。
そのような職場で働きたい人は少ないですよね。
もっと協力し合って楽しく仕事できる職場がいいです。
しかし、
自分一人がそう思っても何も変わらない
立場がしたの人が動いても変えられない
と思っていませんか?
本書では、
職場の雰囲気を変えることに成功した会社には、
最初たった一人の社員の働きかけから始まった事例がたくさんある
出典：「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」より
と書かれています。
では、自分一人で何からしていけばいいでしょうか?
この章では、
誰でもできる職場の雰囲気を変えるためにすること
について書かれています。
変えたいと思っていても、自分だけではできないと諦めている人が多いと思います。
事例があるならまず学んでみましょう。
そしてできることからやっていきましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 職場の雰囲気が変わってほしいと思っている人
- もっと雰囲気を良くしたいと思っている人
- 同僚や先輩を信用できていない人
自分から弱みを見せよう
まずは、
自分から先に相手に「弱みを見せる」
出典：「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」より
ようにしましょう。
雰囲気の良くない職場では、周りみんながライバルという意識でいませんか?
そのため、
弱みなんて見せられない
負けたくないから、できないなんて言えない
というように常に緊張して仕事をすることが多いと思います。
そういう職場って無駄に疲れませんか?
失敗できない仕事もあると思いますが、
全ての仕事が絶対失敗できないのでは身が持ちません
よね。
小さなミスくらい誰にだってあります。
そのため、その雰囲気をなくしたいなら、まず自分から弱みを見せてみましょう。
誰でも弱みくらいあります。
自分から見せることで、
この職場は弱みを見せても問題ない
とみんなが思うようになれば自然と壁がなくなっていきます。
みんなでできることを補っていけばいいのです。
連絡はなるべく紙やメールでなく会話でしよう
仕事で他の人への引き継ぎは紙やメールでしていませんか?
私の部署は団体行動のためそのようなことはありません。
しかし、他部署に聞くと紙に書いて終わりだそうです。
確かに、連絡事項をメールや紙ですると楽というものがあります。
しかし、紙やメールで連絡引き継ぎをすると、
- 相手が理解したかわからない
- 相手が読んだかわからない
- 相手の意見を聞けない
など一方通行になってしまいます。
これではただ責任を押し付けているだけに
思えますよね。
それでは職場の雰囲気が良くなりません。
そのため、
できる限り直接伝える
ようにしましょう。
みんな好きなことや詳しいことはそれぞれ違います。
みんな知らないことでも、
それに詳しい人ならわかることだってありますよね。
ほとんどの人が知らなくても詳しい人が一人いるだけで、
- 応用できる
- 効率的に進められる
ようになります。
一人の知恵よりみんなの知恵の方が多いに決まっています。
ただ直接会話で伝える
それだけで、
より効率的に進められる情報をもたらしてくれる可能性
出典：「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」より
があるのです。
そうすることで、お互いがライバルという雰囲気は
減っていきますよね。
奥付
題名：「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」
発行日：2009年03月4日 初版第1刷発行
著者：手塚利男
出典：「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」より
まとめ
今回は、
誰でもできる職場の雰囲気を変えるためにすること
についての本を紹介させていただきました。
大事なことは、
まず自分から弱みを見せること
です。
雰囲気が良くない職場では、
皆、弱みを見せてはいけない
と思ってしまいます。
しかし、それこそが良くない雰囲気ですよね。
弱みなんて誰にでもあります。
そのため、自分が先にその壁をなくしてあげましょう。
誰かが見せれば、
周りの人も「弱みを見せていいんだ」と思うようになる
のです。
ギスギスした職場って仕事内容以上に疲れますよね。
忙しかったのに、メンツが良かったから楽しかった
という経験ありませんか?
私も常々、仕事は楽かどうかよりメンツが大事と思います。
そのためにも、自分一人からでもできることをやってみましょう。
いきなり上司まで含めるのは難しいので、まずは自分の周りから動いてみましょう。
ギスギスしていない職場って本当にいいですよ。
この本では、他に
「なぜギスギスしてるのか」や「変わった実例」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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