相手が成長のチャンスと思えるダメ出しをしよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
あなたは後輩の仕事を見て、
ここ直した方がいいなぁ
もうちょっとこうした方がいいのになぁ
と思うことあると思います。
いわゆるダメ出しです。
でも、それを直接言えますか?
私は苦手です。
上司になら簡単なのですがw
ダメ出しは、その相手に対して「ダメ」と言っているため、なかなか言いにくいです。
相手に嫌な思いさせてしまわないかなぁ
怒ってるって思われないかぁ
と言う前から色々考えてしまいます。
でも、本当は伝えてあげた方がお互いのためです。
大事なのは、うまく伝えることです。
この章では、
うまくダメ出しをする方法
について書かれています。
ダメ出しって、
ダメ出しされた側のためにもなる
出典:「言いたいことを言いまくっても、好かれる方法」より
ことです。
だからこそ、伝えた方が良いですよね。
相手が後輩なら尚更です。
一緒にうまいダメ出しの仕方を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 後輩ができた人
- 人を育てるのが苦手な人
- 思っていることを口にするのが苦手な人
ちゃんと得られるものも伝える
良いダメ出しとは、
ちゃんと得られるものも伝わるダメ出し
です。
ダメ出しというと、
こんなのダメだよ。
もっとちゃんと考えた方がいいよ。
のような、ただダメということと思っていませんか?
ただダメと言っていては、相手も嫌な思いをすることが多いでしょう。
そのダメは、
- 何がダメなのか
- どうすれば良くなるのか
- 変えることで何が良くなるのか
などダメという理由があるはずです。
その理由もちゃんと伝えてあげましょう。
その理由こそが、相手が欲しいことであり、あなたが伝えたいことです。
そのため、ダメ出しをする場合は、
ちゃんとその結果得られるものも伝える
ようにしましょう。
裏にある「期待」も伝える
良いダメ出しの二つ目は、
期待も伝わるダメ出し
です。
先ほど、ダメな理由も伝えてあげようと言いましたが、
理由も自分で考えて欲しい
何がダメなのか自分で見つけないとダメだよ
と考える時もあります。
自分で見つけられれば、
次からは忘れなさそうです。
そんな時は、そのダメ出しの裏にある期待が伝わるようにしましょう。
ただダメとつっ返すのではなく、
- 気にするべき箇所も伝える
- その後に良かった点も伝える
など、ちゃんと見た上でのことと伝わるようにしましょう。
ダメ出しする上で大切なことは、
「自我関与」してくれている、ということがわかる
出典:「言いたいことを言いまくっても、好かれる方法」より
ことです。
こんなのダメだよ。
はいOK
これはしっかり見てなくてもできることです。
それでは、ちゃんと見てくれたとは伝わりません。
「ただOK」でも伝わりづらいですね。
ダメならダメなところ・良いなら良いところをちゃんと伝えましょう。
しっかり見た上でのダメ出しなら、
自分のために言ってくれている
と伝わるでしょう。
よしやろうと思ってもらえますよね。
またその時、
まず最初にダメだった要素を指摘する
出典:「言いたいことを言いまくっても、好かれる方法」より
ようにしましょう。
良いこと言われてからダメだったことを言われると、モチベーションが下がってしまいます。
先にダメだった点を指摘して、その後よかったことを伝えることで、よしやろうと思ってもらいやすくなります。
相手の言い分もちゃんと最後まで聞く
良いダメ出しをするには、
相手の言い分もちゃんと最後まで聞く
ことが大切です。
例えダメ出しされるようなことだとしても、ちゃんとした理由があるかもしれません。
ただサボりたかったなどはダメですが。
- 時間が足りなくて今回は間に合わせるためにこうした
- このやり方の方が効率がいいと思って試してみた
など普段ではダメと言われる行為にもちゃんとした理由があるのです。
そのため、
まず、相手の言い分を最後までしっかり聞く
出典:「言いたいことを言いまくっても、好かれる方法」より
ようにしましょう。
言い分を聞くことは、自我関与にもなりますね。
終わりに
今回は、
うまくダメ出しをする方法
についての章を紹介させていただきました。
この記事では、
- ちゃんと得られるものも伝える
- 裏にある「期待」も伝える
- 相手の言い分もちゃんと最後まで聞く
の3つを紹介しました。
ダメ出しは、ダメという言葉がついているため、否定するように思われてしまいます。
しかし実際には、
ダメな状態を改善して、より良いものにしていきたい
出典:「言いたいことを言いまくっても、好かれる方法」より
からことのダメ出しです。
そのため、ただ否定するのでなく、
相手が”よしやろう”と成長できるように伝える
ようにしましょう。
この本では、他に
「言える人間になるため」や「上手にお願いする方法」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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