流通のマーケティング｜小川亮『ウサギくんと少年ルッコラのマーケティングの物語』

絶対こっちというわけではありません

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

です。

はじめに

あなたが新しい商品やサービスを作ったとき、どこで売りますか?

このように考えていませんか?

確かに自分達で販売すれば、利益はそのまま自分達のものになります。

でもその方が利益が確実に多いと言えるでしょうか?

ネットが広がったことで誰でも直接取引ができるようになりました。

でも、

などは今でもたくさんの人が使っています。

あなたの商品を売るとき、どちらがいいかを学びましょう。

それではよろしくお願いします。

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自分で売る方が利益が多いとは限らない

まず最初に、

自分で直接売る方が利益が多いとは限らない

です。

このように思うかもしれません。

なぜなら、

自分で売るよりも小売店で売る方がたくさん売れるかもしれないから

です。

例えば、

どちら方がお客様の目に届くと思いますか?

よほど大きなお店でない限り、今はAmazonの方が多いです。

どんな商品でもお客様の目に届かなければ買ってもらうことは難しいです。

つまり、

小売店で販売した方がたくさん売れ、結果利益が多いこともある

のです。

小売店が売っているもの

ではなぜ、小売店の方がたくさん売れることがあるでしょうか?

それは小売店が売っているものに関係があります。

では、小売店売っているものは商品以外に何があるでしょうか?

答えは、

• 信頼
• 効率化

です。

信頼

小売店が売っているものの一つが、

信頼

です。

その小売店自体が信頼されていれば、お客様は安心して商品を買うことができます。

逆に、まだあまり知られていないあなたのホームページの商品を見たとき、お客様はどう思うでしょうか?

良さそうだけど大丈夫かなぁ

知らないメーカーの商品は怖いなぁ

このように思う人もいます。

そしてこの信頼は、小売店を長く続けているということでもあります。

長く小売店をしていることで、

ここの商品は大丈夫

変なものは売っていない

という信頼を得ているのです。

このように小売店は

お客様に商品と一緒に信頼を売っている

のです。

効率化

小売店が売っているもののもう一つが、

効率化

です。

あなたが商品を買うとき、

このように商品を比べることしませんか?

いくつかの商品を比べることで、

と決断し、買ってくれます。

そのような比較対象が小売店ならたくさんあります。

そのため、お客様は効率よくいくつかの商品を比較して決断をすることができるのです。

それがあなたのホームページでは、

このようにせっかく来てもらっても、その場で他の商品との比較がで来ません。

その結果、他のページに入っているうちに他の商品に決断されてしまうかもしれません。

比較対象が簡単に見つけられる

これも小売店が売っているもの一つです。

結局どっちがいいの?

ここまでの結果、

と思っていませんか?

そんなことありません。

実際、日本でもほぼ自分達のお店で売っているものもたくさんあります。

例えば、

などがそうです。

また、

のように自分達のお店もあるし小売店にもあるものもあります。

そのため、絶対こっちが良いという答えはありません。

しかし、小さ会社が新しい商品を売る場合は、

しっかりと商品を理解して、応援してくれる

商売業や卸売とのパートナーシップは欠かせない

出典：「ウサギくんと少年ルッコラのマーケティングの物語」より

です。

終わりに

今回は、

“流通”におけるマーケティング

についての本を紹介させていただきました。

この記事をまとめると、

あなた自身が信頼を得るまでは小売店の協力も必要

ということです。

まだまだできたばかりの会社の商品をいきなり買ってくれる人はなかなかいません。

なぜなら、信頼がまだないからです。

そのため、手数料などがかかってもそちらの方が利益が多いことはたくさんあります。

それなら、一緒に応援してくれるパートナーに協力してもらいましょう。

協力してもらってちょっとづつ商品と会社を育てていけば良いのです。

この本では、他に

「顧客満足のマーケティング」

「商品のマーケティング」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

奥付

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本は、人の知識の宝庫です。

一冊の本を全て取り入れるのは大変です。

そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。

それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。