「NO」もコミュニケーションの一つ
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
和田秀樹さんの
「感情的にならない気持ちの整理術」
第2章:感情的にならない考え方
です。
あの時、感情的にならなければ、
こんなことにはならなかったのに
こんなこと考えたことありませんか?
私はよくあります。
以前に比べると少しづつ減ってきてはいますが、
まだ「イライラ」してしまうことがあります。
冷静に考えればそんなのいいはずがないことでも、
感情的になっているとわからなくなることはよくある
ことです。
その結果、後悔になってしまうのですね。
なので、
どうすれば感情的にならないようになれるか
を学びましょう。
この章では、
感情的にならない考え方
について書かれています。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 後悔することが多い人
- 冷静な判断ができるようになりたい人
- チームのリーダーを任された人
感情的にならないってどういうこと?
まずは、感情的とはどういうものかを知りましょう。
感情的ってどんなことだと思いますか?
私は、感情的 = イライラする
ということだと考えました。
- イライラして、冷静に考えることができない
- イラッとしてしまって、つい酷いことを言ってしまう
経験ありませんか?
このように、
感情的 = イライラ
と考える人が多いと思います。
しかし、本書では、
口先ばかりの人にうんざり・・・
誰も気持ちをわかってくれない・・・
恵まれた人を見ると落ち込む・・・
出典:「感情的にならない気持ちの整理術」より
というのも感情的の一つとして書かれています。
つまり、
感情的とは「喜怒哀楽」のことで「怒」のみではない
ということです。
「感じる」のは誰にでもあることです。
その「感じたこと」を「行動」に移してしまう人を、感情的になる人といいます。
特に「怒」を行動に移すのがよくないから、
感情的 = イライラと思うのですね。
大事なのは、
自分の感情に振り回されないようにする
出典:「感情的にならない気持ちの整理術」より
ことです。
誰でも喜怒哀楽は感じます。
イライラしたくなくても
「怒」も感じてしまう時はあるのです。
「感じる」のがいけないのではなく、
いつでもその感情のままに行動するのがいけない
ということです。
つまり、感情的にならない人とは、
感じた後に冷静な判断ができる人
ということです。
「感情的にならない」と「感情がない」は、
違うということですね。
自分の”偏り”に気づく
先ほど、感情とは喜怒哀楽のことで「怒」だけではないと書きました。
しかし、みんながなりたくない感情といえば、やはり「怒」ですよね。
誰だって「イライラ」したくないですよね。
では、なぜイライラしてしまうのでしょうか?
それは、
性格が偏っているからこそ、相手の行動がいちいち気になる
出典:「感情的にならない気持ちの整理術」より
のです。
「イライラ」するのは全て相手のせいにしていませんか?
このように、
人によって感じ方は異なる
のです。
そのため、
自分がどのようなことに「イライラ」を感じるのか
を知りましょう。
「時間」「お金」「礼儀」
人がイライラするきっかけにもたくさんあります。
あなたはどれにイライラしやすいですか?
そして、その「イライラ」しやすいことの時に、
自分の感情をコントロールする
ようにしましょう。
「イライラ」するのはしょうがないのです。
そこで抑えられる用になれば良いのです。
「NO」と言える勇気を持つ
日本人はなかなか「NO」と言えない
よく聞きますよね。
私も苦手です。
上司には言えるのですが、後輩の頼みには「NO」がいえません。
本人のためにならないとわかっていても言えないです。
しかし、
「NO」と言うのもれっきとしたコミュニケーションの1つ
出典:「感情的にならない気持ちの整理術」より
です。
私の場合、「NO」と言えないのは後輩からの頼みです。
そのため、嫌なことをするわけではないから「イライラ」にはつながりません。
後輩に頼られるのは「嬉しいこと」です。
しかし人によっては、
上司との飲み会
などで「NO」と言えない人もいますよね。
ときには、「NO」と言う勇気を持つことが大切です。
出典:「感情的にならない気持ちの整理術」より
「NO」と言わずに我慢し続けた結果、
感情的になってしまう方がよっぽどよくない行為
です。
毎回、「NO」と言うのはむずかしいでしょう。
しかし、本当に辛い時などは「NO」も候補に入れましょう。
それが、あなたのためです。
奥付
題名:「感情的にならない気持ちの整理術」
発行日:2017年01月25日第1刷
著者:和田秀樹
出典「感情的にならない気持ちの整理術」より
まとめ
今回は、
感情的にならない考え方
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章で学んだ一番のことは、
「NO」と言うのもれっきとしたコミュニケーションの1つ
出典:「感情的にならない気持ちの整理術」より
と言うことです。
これは考えたことがありませんでした。
「NO」 = 断ること
であり、人によっては悪い印象になると考えていました。
相手によっては、「NO」と言うのは難しい人もいます。
「NO」=反感と考える上司もいますよね。
その全てを「NO」と言うのではなく、
本当に辛い時は「NO」も言って良いと考える
ようにしましょう。
この章を読んで、このことを後輩に伝えました。
そしたら、
まだ「NO」とは言えていないけど、
「NO」が候補にあると考えるだけで少し楽になった。
と言っていました。
全ては、感情的にならないためです。
全てに「NO」と言わず溜まりに溜まって感情的になるよりも、
ちゃんとした理由があるのなら一度の「NO」を言う方がずっと良いですよね。
大事なのは、
自分の感情に振り回されないようにする
出典:「感情的にならない気持ちの整理術」より
です。
嬉しいことがあったから笑う
イライラしたから怒る
うれしことがあっても普通
イライラしても普通
どちらが良いのではありません。
その時と場合によって、使い分けができるようになるのが良いのです。
「イライラしたから怒る」は、
使って良い時はないと思います。
- 感情のままに行動してして良い
- 感情のままに行動してはいけない
を判断できることが、感情的にならないということですね。
「何も感じない」=「感情的にならない」ではないのです。
この本では、他に
「ストレスを増やしてしまう行動」や「気持ちの整理術」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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