ほめてケンカにならなくても、けなせばケンカになり得る
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
津田秀樹さん・西村鋭介さんの
「傷つかない&傷つけない会話術 第1章:言葉のトゲを抜こう!」
です。
あなたは、会話している相手を傷つけてしまったことありますか?
私はあります。
私は、後先を考えながら話すのが苦手です。
気づいたらよくないことを言ってしまっていることがあります。
私のように気づいたら言ってしまっている人結構いると思います。
しかし、そのほとんどの人が
相手を傷つけたくて言ったわけではない
ですよね。
その人たちにとって後に残るのは、
なんであんな言い方をしてしまったのだろう
という後悔です。
しかし、言ってしまったことは変えられません。
なので、もうこれからはそのような話し方はしないようにしましょう。
この章では、
こういう言い方をやめよう/しよう
について書かれています。
まずは一歩目からです。
一緒に、傷つけない話し方を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 気づいたら相手を傷つける言い方をしてしまった経験がある人
- 「なんであんな言い方をしてしまったんだろう」とよく後悔する人
まずは極端語を抜いてみよう
まず最初にやめるべきことは、
極端語
出典:「傷つかない&傷つけない会話術」より
です。
極端語とは、
- いつも遅刻する
- みんなが言っている
- 君だけできない
などの言葉です。
いつもと言っていますが、本当にいつもですか?
2.3回起きてしまったことを、飛躍していつもと言ってしまっていませんか?
極端語は、
言葉をだんだん強めていってしまう
出典:「傷つかない&傷つけない会話術」より
ことになります。
褒める時などにはいいかもしれません。
しかし、注意するときなどに使うとどうなるでしょう。
自分の思っている以上に強く伝わってしまうことがあります。
なので、
極端語は抜く
ようにしましょう。
対策としては、
単に《極端語》を抜けばいいだけ
出典:「傷つかない&傷つけない会話術」より
です。
いきなり、他の言葉に言い換えるのは難しいです。
まずは、抜くことを意識しましょう。
集団をけなすのをやめよう
- 最近の若い人は〇〇だ
- だから、△型は××なんだ
という言葉を言ってしまっていませんか?
私はこれはなかったですね。
相手の血液型などを知らないため、
単純に集団を見つけられませんw
相手に注意をしたいときなどに、個人にいうのは言いにくいことはあります。
だからと言って、その人の属している集団ごとけなすのはやめましょう。
なぜなら、
集団全体を否定されたのでは、努力して改善することができない
出典:「傷つかない&傷つけない会話術」より
からです。
改善できない以上、何かあると毎回同じことを言われることになり得ます。
それでは、言われる側はどうしようもありません。
改善できない言い方をされると、ただ嫌な気持ちになるだけです。
なので、
伝えにくいからといって、集団を貶すのはやめる
ようにしましょう。
対策は、注意すべきことはちゃんと個人に対して伝えるようにすることです。
ほめるために他を否定するのをやめよう
- 〇〇と違って××は本当に美味しいよね。
- 昔の〇〇はよかったよね。最近のと全然違う。
など言ったことありませんか?
これはあります。
何かをほめるために、他のものを否定する必要はありません
その否定されたものが好きな人います。
ほめてケンカにはならなくても、けなせばケンカになる
出典:「傷つかない&傷つけない会話術」より
のです。
なので、いくらほめたい時でも、
より大きくほめるために他のものを否定するのはやめる
ようにしましょう。
対策としては、
ほめるだけ
出典:「傷つかない&傷つけない会話術」より
にしましょう。
無理に大きくほめようとしないようにしましょう。
まとめ
今回は、「傷つけない会話術」についての本を紹介させていただきました。
この記事であげたポイントは、
- 極端語を使わない
- 個人に伝えにくいからと言って、集団をけなさない
- 何かをほめるために、何かを否定しない
です。
私は、このうちの2つも使った覚えがありました。
いけない点を知ることができたので、
これからは気をつけます。
人と会話するときに、相手を傷つけたいと思う人は少ないでしょう。
しかし、気づいたら傷つけてしまっていることもあります。
そんなこと望んでいないですよね。
なので、「何がいけないか」から知りましょう。
改善すべき点がわかれば、あとは直せばいいのです。
この本では、他に「傷つかない会話術」や「言葉以外での会話術」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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