うまく話せなくても伝えられる
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
石田健一さんの
しゃべらない仕事術
第1章:シンプルの法則
石田健一さんの
「しゃべらない仕事術 第1章:シンプルの法則」
です。
あなたは人とコミュニケーションを取るのは得意ですか?
私は、今は苦手です。
特に、考えながら話せる方ではないので、
覚えたことを話したり、何も思い浮かばなければ全然話せません。
私のように、人とコミュニケーションを取るのが苦手と思っている人多いと思います。
そのため、今ではたくさんのコミュニケーション術の本が出ています。
それだけ欲しいと思っている人が多いということですね。
しかし、そのほとんどの内容は、
人とちゃんと話せる・人前で緊張しない
などを目的としています。
つまり、
コミュニケーションが取れる = 人前で緊張せず話せる
と考えているのです。
これ自体は正しいと思います。
しかし逆に、
人前でうまく話せない = コミュニケーションが取れない
となるでしょうか?
そんなことはありません!
たくさんのことを話さなくてもコミュニケーションは取れる
のです。
ポイントは、
できる限りしゃべらないで成果を出す
出典:「しゃべらない仕事術」より
ということです。
コミュニケーションの目的は、
しゃべることではなく伝えること
です。
つまり、
たくさん話せる
○
伝えられる
○
を目指すのではなく、
たくさん話せる
△
伝えられる
○
を目指すのです。
この章では、
しゃべらなくても伝えられるシンプルな法則
について書かれています。
うまく話せなくても、コミュニケーションは取れるのです。
その考え方を一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 人と話すのが苦手な人
- コミュニケーション = うまく話せることと思っている人
- いくつかのコミュニケーション術の本を読んで挫折した人
しゃべりすぎない方が伝わる
プレゼンなどの発表の場では、
決まった時間にどれだけの情報を伝えられるか
を考えてしまうことがあります。
制限時間を目一杯使うように話す内容を考えてしまいますよね。
しかし、それでうまく伝えることができるでしょうか?
コミュニケーションが得意な人は、その中でうまくまとめられているのでしょう。
しかし、今苦手と感じている人は、
結果うまく伝えられていない
ということです。
いろいろ話を盛り込みすぎて
結果何が言いたいかわからない
なんて経験ありませんか?
大事なのは、
たくさん話すことよりも、伝えられること
です。
なので、
話をする要素を徹底的に絞り込み、情報をシンプルにすること
出典:「しゃべらない仕事術」より
を心がけましょう。
内容を絞り込むことで、
最も伝えたい内容が相手に伝わりやすくなる
ということです。
無理して長く話すよりも、
短くして伝わりやすいコミュニケーション
を心がけましょう。
目の表情は思っている以上に相手に伝わる
ちょっとしたしぐさが、コミュニケーションの良し悪しを決める
出典:「しゃべらない仕事術」より
こともあります。
ポイントは、
「目」と「姿勢」
出典:「しゃべらない仕事術」より
です。
目
「目力」や「目配り」
人の本心は目に表れる
とよく言いますね。
このように、
目の表情は、自分が思っている以上に相手に伝わっている
出典:「しゃべらない仕事術」より
のです。
まばたきばかりしていると、相手には焦っているように見えます。
それでは、
内容がどんなに良くても大丈夫なのか心配になってしまう
こともあります。
自信持って、目に力を入れましょう。
それだけで、相手に伝わりやすくなります。
姿勢
好きな話・興味のある話をするとき、自然と前のめりになりませんか?
このように人は、
強く興味を持つと前傾姿勢を取る
出典:「しゃべらない仕事術」より
のです。
自分がそうなるのと同じで、相手もそう感じるのです。
つまり、
人と話をる時は前傾姿勢になった方が、相手から好感と信頼を得やすくなる
出典:「しゃべらない仕事術」より
のです。
逆に、後継姿勢にならないように気をつけましょう。
それだけで、相手にマイナスのイメージを持たれることもあります。
「聞く」こともコミュニケーション
コミュニケーションというと誰でも、
話す力
と考えてしまいます。
私も、この本を読むまでそうでした。
コミュニケーション=話すこと
と決めつけてしまっていました。
しかし、
会話というのは、話し手と聞き手の両方がいて成り立つ
出典:「しゃべらない仕事術」より
のです。
つまり、人と会話するときは、
聞くことが上手な人もコミュニケーションが取れる
と言えるのです。
コミュニケーション力とつけたいと思っている人は、
きっと人との会話が嫌いなわけではない
のでしょう。
もし、嫌いならそのような能力をつけようとも思わないですよね。
もっと人と会話したい
だから、コミュニケーション力を付けようと考えるのです。
人とうまく話せない内向的な人とは、
人の話をよく聞く聞き上手な人
でもあるのです。
聞き上手だって、
コミュニケーション力は高い
と言えるのです。
ずっと聞くだけではいけませんよ。
ほとんど聞く側だとしても、
伝えることは伝えられれば大丈夫
ということです。
まとめ
今回は、
「しゃべらなくても伝えられるシンプルな法則」
についての本を紹介させていただきました。
今やたくさんの人がコミュニケーション力を付けようとしています。
その結果、
まだうまくいっていない人・挫折した人
もいるでしょう。
コミュニケーションに大事なのは、
上手に話せることよりも伝えられること
です。
そして、この本は
あまりしゃべらないでコミュニケーションを取ること
を目的にしています。
なので、まずは
上手に伝えれること
を学びましょう。
この本では、他に
「観察の法則」や「折れない心の作り方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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