「責任」を持たせてあげよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
エディー・ジョーンズさん
ご存知の方も多いと思います。
2015年ラグビーワールドカップで、優勝候補の南アフリカ相手に歴史的勝利を挙げた時の日本代表ヘッドコーチです。
「ブライトンの奇跡」とも言われてます。
私もバリ泣きしました。
本書は、そんなエディーさんがどうやって日本代表のヘッドコーチとしてみんなをコーチしたのかについて書かれた本です。
この章では、
エディージョーンズさんのリーダーの育て方
について書かれています。
なかなか自分からリーダーをやりたいという人は少ないです。
その頃の日本代表もそうだったと書かれています。
その中でどうやってリーダーを育てることができるでしょうか?
これを学べば、
- どうすれば良いリーダーになれるのか
- 自分や周りで誰が今のリーダーにあっているか
- リーダーになるには自分や後輩は何が足りないのか
などがわかるきっかけになります。
エディさんのリーダー論を一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- チームを任された人
- 人を育てる仕事をしている人
- 後輩のことも見る立場になった人
「責任」を持たせる
リーダーに必要なものの一つに、リーダーシップがあります。
みんなを巻き込んでいける人こそ良いリーダーですね。
しかし、日本人の特徴なのか、あまりリーダーシップをとりたがる人は少ないです。
その理由としては、
- 責任を負いたくない
- 目立ちたくない
- 自分が一番できると思っていない
などがあがります。
矢面に立ちたくない人が多いです。
評価してもらえなくてもいいから、怒られない方を選ぶ人が多いです。
では、どうすればリーダーシップって育てられるでしょうか?
それは、
「責任」を持たせる
ことです。
自分がこのチームを任されている
この目標は自分が責任持ってやらなきゃ
このように思わせることで、自然とリーダーシップが育っていきます。
やらなきゃいけなくなります。
そのため、あなたがリーダーにしようと思っている人にまず責任を持たせましょう。
「責任」が生まれない集団には、リーダーシップが育ちません。
出典:「エディージョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」」より
みんなが責任を持ちたがらずそのままにしていては、みんなが責任を押し付け合います。
その結果、チームはまとまらずに全然同じ方向を見ていないということになりかねません。
そのため、先にあなたから責任を持たせるようにしましょう。
もし自分がリーダーになるのなら、自分に責任を持たせるようにしましょう。
状況が変わればリーダーも変わる
このチームのリーダーはこの人
と常にその人でないといけないと思っていませんか?
そんなことはありません。
- 今のチームの目標は何か?
- そのための条件は?
これらなどでリーダーの条件も変化します。
時間が足りないのにただ頑張る人ではちょっと不安ですよね。
そのため、リーダーは絶対この人と決めつけないようにしましょう。
条件を伝えた上で責任を持たせればいいのです。
ステージが変われば
リーダーの条件も変わる
出典:「エディージョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」」より
のです。
その時その時のチームも目標や何を必要押しているかをちゃんと把握してリーダーやキャプテンを選びましょう。
終わりに
今回は、
エディージョーンズさんのリーダーの育て方
についての章を紹介させていただきました。
リーダーになってもらうために大事なこと
それは、
「責任」を持ってもらうこと
です。
責任を持つことで自分だけでなく周りのことも見なければいけなくなり、一緒に前を向かせるにはどうすればいいかなどを考えるようになります。
責任を持たなきゃ、自分のことだけで終わってしまいます。
そのため、ちゃんとリーダーとして「責任」を持たせてあげましょう。
自覚することで責任感も持てるのです。
しかし、
本人が嫌がっているのに責任を持たせるのはかわいそう
それがプレッシャーにならないかなぁ
と心配になることもあります。
しかし、本書でエディさんは、
信じることですべては始まる
出典:「エディージョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」」より
とおっしゃっています。
「責任」を持たせてあげないとリーダーとしては育ちにくくなってしまいます。
そのため、あなたも責任を持たせた人に信じさせてあげましょう。
この本では、他に
「コーチングの仕方」や「勝つための組織づくり」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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