「少し」知っていることが大事
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
イアン・レズリーさんの
子どもは40000回質問する
第2章:子どもの好奇心はいかに育まれるか
です。
あなたは、好奇心を抱いていますか?
私は、抱いてます。
そのおかげで本を読むのがすごく楽しいです。
今は、たくさんのことがインターネット上にあります。
そのため、答えをつけることはそれほど難しいことではありません。
その分、もっと知りたいと思うことも少なくなっているようにの思います。
しかし、
「知りたい」という欲求が人生と社会を変える
出典:「子どもは40000回質問する」より
のです。
この章では、
好奇心とはどういうものなのか
について書かれています。
一緒に好奇心について学びましょう。
知ることで、もっと知りたくなりますよ。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 好奇心を持ちたいと思っている人
- 何かを「知りたい」と思わない人
好奇心を育てるには労力が必要
好奇心を育てるには、
深く考える
ことが必要です。
しかし、今は、インターネットで検索すれば大体の答えは載っています。
そのため、
深く考える
ということが減っています。
困ったらGoogle
今では、たくさんの人が迷わず行っていることですよね。
すぐに答えがわかるのなら、深く考える機会は減ります。
では、その記事を書いてくれた人はどうでしょうか。
その人たちは、
「自分で疑問に思ったこと」「たくさんの人が疑問に思うだろうこと」
の答えをまとめてWeb上に載せてくれているのです。
この
- 自分が疑問に思ったこと
- たくさんの人が疑問に思うだろうこと
の答えを知りたいと思うことこそが”好奇心”です。
そして、「その答えをまとめること」こそが、”労力”です。
つまり、
ほとんどの人
知りたいこと
↓
検索する
記事を書いた人
知りたいこと
↓
調べてまとめる
ということです。
この場合、どちらの方が深く知ることができるでしょうか?
もちろん、記事を書いた人ですよね。
このように、
好奇心を育てるには「労力」が必要
出典:「子どもは40000回質問する」より
です。
人より労力をかけた人が、「そのこと」に対しては深く知ることができます。
労力とは「記事を書くこと」だけではありません。
本でも調べる・複数の記事を読む・体験してみる
たくさんのことが当てはまります。
少しだけ知っていることが好奇心に火をつける
好奇心はどのようなことに対して起こると思いますか?
「知らないこと」に対して起こると私は考えていました。
あなたも私と同じように考えていませんでしたか?
しかし、
少しだけ知っていることが好奇心に人をつける
出典:「子どもは40000回質問する」より
のです。
つまり、
全く知らないことには興味を示さない
ということですね。
なぜなら、全く知らないことを
それが面白いことだと想像できないから
出典:「子どもは40000回質問する」より
です。
面白いと思うから、労力を費やし自分で調べてまとめるのです。
そのため、もし自分に好奇心がないと残念がっている人がいたら、
まずは少しでも知ることで好奇心が生まれるかもしれない
と教えてあげましょう。
誰にだって好きなことはありますよね。
好きなことなら、もっと知りたいと思うでしょう。
それこそが好奇心です。
なんでも知っていると思い込むと無関心になりがち
先ほど、
全く知らないことには人は興味を示さない
と書きました。
では逆に、「なんでも知っている」と思っているとどうでしょうか?
自分はなんで知っていると思うなら、
調べることもしないように思います。
なんでも知っていると思い込むと無関心になりがち
出典:「子どもは40000回質問する」より
です。
「決めつけ」や「固定概念」というものがあるのがその理由です。
- ここはこういう場所だ
- 彼らはこのような人たちだ
このような固定概念があると、本当にそうなのかを知ろうとは思わなくなってしまいます。
なので、好奇心を持ちたいのなら、
今自分が知っていると思っていることが本当にそうなのか
を考えてみましょう。
知らず知らずに決めつけてしまっていることはありませんか?
まとめ
今回は、「好奇心とはどういうものか」についての本を紹介させていただきました。
人は、
- 全く知らないこと
- 知っていると思っていること
には、好奇心を抱きません。
好奇心とは、
自分が少し知っていることをさらに知りたくなる
ことです。
つまり、
自分の頭の中の空白を埋めたいと思うこと
です。
自分には好奇心なんてないと思っている人は、
- 全く知らないことを少し知る
- 自分が知っていると決めつけてしまっている事を確認する
ことをしてみましょう。
全くしらない
→
少し知っている
←
知っている
これにより、好奇心が湧き出てくるかもしれませんよ。
この本では、他に「好奇心のはたらき」や「格差の危険」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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