あなたもお子さんも悪くありません
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
本書は、不登校・引きこもりの問題を専門としたカウンセリングを行っている今野陽悦さんの書かれた本です。
不登校と聞くと、
よくないこと
親がちゃんとケアしてあげないといけない
って思いませんか?
確かに自分の子供のことであるため、親がちゃんと教育していないのが悪いって思ってしまいがちです。
だからと言って、自分を責めすぎて言いませんか?
この章では、
不登校の子どもの親がすること
について書かれています。
子供が学校に行けなくなったからって、全部自分が背負い込む必要なんて絶対ありません。
それにそれでは解決にもなりません。
まずはできることからしていきましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- お子さんが学校に行けなくなった人
- お子さんのことで悩んでいる人
- そういう人が周りにいる人
自分を責めるのをやめましょう
お子さんが学校に行けなくなった親がする最初のことは、
自分を責めるのをやめること
です。
自分のことより子どものことを考えないと
なんでまず自分のことなの?
と思うかもしれません。
しかし、
あなたが悪いわけではない
のです。
ここまで、お子さんと一緒に暮らしてきて、いろいろなことがあったと思います。
その中にはもしかすると、お互いにとってよくないこともあったかもしれません。
でもそれは、
ただ知らなかっただけであり、
「悪い」ということではない
出典:「学校に行けない子どもの気持ちがわかる本」より
のです。
そのため、「自分がいけなかった」「自分が悪いんだ」と責めるのではなく、
今もなお頑張っている自分をねぎらい、
自分に対して優しい気持ちになる
出典:「学校に行けない子どもの気持ちがわかる本」より
ようにしましょう。
これが第一歩です。
ありのままを受け容れよう
自分を責めるのをやめたら次は、
ありのままの自己を受け容れる
ようにしましょう。
子供が不登校になったから、
今の自分を変えなきゃ
もっと教育をちゃんとしないと
と何かを変えようとしてしまっていませんか?
でも、不登校の原因は他にあるかもしれません。
そのため、
まずは親の心を安定させて、
親自身がありのままを受け容れられるようにする
出典:「学校に行けない子どもの気持ちがわかる本」より
ことから始めましょう。
親が不安になれば子供も不安になってしまうものです。
その逆に、親が自分を受け容れられるようになれば子供も自分を受け容れられるようになるかもしれません。
自分を受け容れられれば他人を受け容れられる
↓
その相手も受け容れてもらえたことで自分を受け容れられる
となるのです。
子供が自分を受け容れられるようになるためにも目に前にいるあなたが自分を受け容れてあげましょう。
しかし、受け容れると言っても、
今の自分でいいや
ということではありません。
そうでなく、
こんな自分もいる
と受け容れるのです。
自分のいろいろな部分を「良い」「悪い」で判断するのでなく、「それも自分」と受け容れるようになりましょう。
終わりに
今回は、
不登校の子どもの親がすること
についての章を紹介させていただきました。
大事なことは、
まずは自分が落ち着いて自分を受け容れること
です。
お子さんが不登校になってしまうと、とにかく焦ってしまう人も多いと思います。
でも、
あなたは悪くない
のです。
そのため、まずは落ち着きましょう。
著者の今野さんによると、不登校のお子さんの多くが
「学校へ行けない自分が悪い」と自分を責めている
出典:「学校に行けない子どもの気持ちがわかる本」より
そうです。
それなのに、親であるあなたが
自分がいけなかったんだ
と考えてしまったら余計お子さんは「自分のせいで・・・」と責め続けてしまいます。
そのため、
まずは親自身が自分を受け容れる
ようにしましょう。
それを見てお子さんも、自分を受け容れることができるようになるのです。
この本では、他に
「子供をケアする方法」や「解決までのステップ」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント