「責任感」より「使命感」
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
飯山晄朗さんの
「いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング」
第3章:不満ばかり口にする子に使命感を与える6つの言い方
です。
「なぜそうしないといけないんですか?」
あなたの後輩や部下に聞かれたことありませんか?
私はあります。
それに、言ったことも何度もあります。
その結果、上司からは結構嫌われていますw
年向上列・上の言われたことは絶対
という考えの人にとってはあまり快く思わないことです。
その結果、ちゃんとした理由を伝えられる人は良いですが、
- 私の上司のようにただ嫌う
- 「何か不満でもあるのか!」と怒る
人もいますよね。
それではお互い良い仕事関係は作れません。
それは、本当に望んでいることですか?
違いますよね
仕事をする以上、
良い仕事関係で仕事する方が良い結果も出ることが多い
です。
そのためにも、
後輩や部下には疑問を持たずに使命感を持ってその仕事をする方が良い
のです。
この章では、
不満をよく口にする人にやる気を出させる方法
について書かれています。
理由がちゃんと伝えられるときは良いのです。
しかし、毎回そうとは限りませんよね。
その場合の対処法を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 後輩といい仕事関係が築けていない人
- 理由を聞かれても答えられていない人
「自分のため」よりも「誰かのため」
よく、
「これはお前のためになるんだから頑張れ」
と言ったことありませんか?
自分のために頑張る
とてもいいことです。
しかし、
現状維持を目指している人にとっては「自分のため」は効果がなさそう
に感じませんか?
「自分のため」とは「自分が上に行くため」と言うことです。
現状維持でいいと思っている人にとっては、
辛くなってまで頑張る必要はないや
と考えてしまう人もいます。
なので、
喜ばせたい人を具体的に決める
出典:「いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング」より
ようにしましょう。
家族や恋人など自分以外の誰かに喜んでもらうために頑張る
そう意識させることで、
途中で満足することが減る
のです。
責任感よりも使命感
後輩に、
もっと責任持ってやらないとダメだ
と言ったことありませんか?
私の中では、責任感は部下や後輩に持たせるものではありません。
上に立っている「責任者」が責任を負うものだと考えています。
もちろん部下が責任感を持って仕事をすることは良い事です。
しかし、責任を押し付けてはいけません。
その結果、押しつぶされて
自信をなくしてしまうこともありえますよね。
部下・後輩に持ってもらうのは、
自分でなくてはならない理由
出典:「いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング」より
です。
つまり、
使命感
です。
何かあったときの責任は、上司が持つべきなのです。
今は、働く理由は
出世したいから
というの人は少ないです。
なぜなら、
責任ばかり重くなって、いいことがないから
出典:「いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング」より
です。
私も同感です。
責任の重さに対して給料は全然上がりません。
それでは、誰も上がりたいとは思いませんよね。
本当は、そのさらに上に上がれば給料も上がるのだと思います。
しかし、そこまで頑張ろうと思う人が少ないですよね。
これは決して、やる気がないからではありません。
リターンが遠いのにリスクだけ取る人はいない
と言うことです。
なので、責任感を訴えてもあまりやる気は上がりません。
自分だからできる。自分がやるべき
出典:「いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング」より
という使命感に気づかせることが大事なのです。
意味を自分で考える
上司に言われたことを淡々とこなす。
これができる人はなかなかいませんよね。
私はできません。
これができる人は、
上司からするととてもありがたい人になる
でしょう。
しかし、
本人はなかなか成長に繋がりにくい
です。
なぜなら、
自分のしている仕事の意味を考えていない
かもしれないからです。
やれと言われたからやっている
出典:「いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング」より
それでは、得るもの少ないですよね。
- 何をしているのか
- なぜやっているのか
を考えられるように意味を教えてあげましょう。
これは私見ですが、これ上司にもいませんか?
「上が言うんだからやれ」
命令する本人が、
なぜそうやるのかを理解していない
状態です。
私は、その場合なぜそうするのか答えてもらうようにしてます。
上に上がりたい人は私のようにしない方がいいですよ。
結構な確率で上司には嫌われますw
上がわからないのに後輩に意味を考えてもらうのは大変ですよね。
意味なんてないこともあり得ますからね。
なのでまずは、
自分がその仕事に意味を後輩に伝えられる
ようになりましょう。
まとめ
今回は、
不満を口にする人にやる気を出してもらう方法
についての本を紹介させていただきました。
今は、あまり出世を目指していない人が多いです。
そのため、
「とにかくやれ」でやる気が出る人は少ない
ですよね。
私は出ません。
しかし、一緒に仕事をする以上、
お互い良い仕事関係でやれる方がいい結果が出る
のです。
そのためにも、その不満を解消してあげましょう。
大事なのは、
責任感より使命感
出典:「いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング」より
です。
出世したくない理由の一つに、
責任ばかり重いのは嫌
と言うことがあります。
つまり、責任感に訴えてはどんどんやる気は無くなってしまう可能性があります。
なので、
「自分がやらないと」と言う使命感に気づかせてあげる
ようにしましょう。
この本では、他に
「自信のない子を勇気づける方法」や「ピンチの弱い子のメンタルを強くする方法」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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