本の中から要約された箇所を探そう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
覚えたことを人に話せてやっと身につく
このようなこと聞いたことありませんか?
私も本で読んだことあります。
でも、読書が苦手な人からすると、
全然話せなかった・・・
頑張って読んだのに・・・
このようになることもあります。
私も最初はずっとそうでした。
自分の言葉にすると何も出てきませんでした。
その結果、余計読書が苦手になってしまうなんてこともあります。
実際にどうすれば読んだことを人に伝えられるの?
この章では、
本の内容を人に話せるようになるポイント
について書かれています。
要約できれば人に話せる
確かにそうです。
その要約できるようになるために
実際何をすれば良いか
を学びましょう。
国語の授業のようになってしまいますが、
一緒の学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 読書が苦手な人
- 読んだ本の内容がなかなか覚えられない人
- 読解力をつけ方がわからない人
「だから」や「しかし」などから予測しよう
「だから、・・・」「しかし、・・・」
本を読んでいるとよく出てきますよね。
これらの言葉を接続語と言います。
その名の通り、
文と文を接続する言葉
出典:「大人に必要な「読解力」が身につく読みトレ」より
です。
この接続語には、いろいろな役割があります。
例えば、
- 「だから」:前の文 → 後ろの文
- 「しかし」:前の文 ⇄ 後ろの文
- 「または」:前の文 or 後ろの文
このように接続語があることで後ろの文の内容がある程度決まってきます。
そのためまずは、
接続語から後ろの内容を予測する
出典:「大人に必要な「読解力」が身につく読みトレ」より
ようにしてみましょう。
「しかし」ってことは逆の意見なのかなぁ
「つまり」ここに言いたいことがありそう
文の内容があっている必要はありません。
接続語から内容まではわかりませんよね。
- 逆のことが言いたいんだなぁ
- 結局このことが言いたいんだなぁ
と予測して読んでみましょう。
それだけで、
読むスピード、理解するスピードが速くなる
出典:「大人に必要な「読解力」が身につく読みトレ」より
のです。
「こそあど」が何かを考える
こそあど言葉
って聞いたことありませんか?
「これ」「あれ」「それ」「どれ」
このような文章の中の何かを表している言葉です。
何かを指している指示語ですね。
本を読む時、
これらが何を指しているか考える
ようにしましょう。
ちなみに今の「これら」は
「これ・あれ・それ・どれ」のことです。
当、「これ」や「あれ」自体に意味はありません。
ただ文章を短くするための言葉です。
今まで出てきた中に表している言葉があるはずです。
たまに後ろっていうこともあります。
それを考えることで、
その文章をまとめることができ自分で理解しやすくなる
のです。
本を理解する上で、
指示語がどの部分を指しているのかを正確に把握する
出典:「大人に必要な「読解力」が身につく読みトレ」より
ことはとても重要なことです。
それ次第で大きな勘違いが生まれてしまうこともあります。
「~は」や「~も」・「~など」に気をつけよう
私は新日本プロレスが大好きです
私も新日本プロレスが大好きです
私は新日本プロレスも大好きです
3文とも似たような内容です。
しかし、「は」や「が」も「も」とたった1文字異なるだけでニュアンスも変わります。
- Aさん:親日が一番好き
- Bさん:自分以外にも親日好きがいる
- 一生:親日以外にも好きな団体がある
このような感じですかね。
たった1文字で背景が変わってきます。
つまり、
その位置文字を間違えると理解した内容も変わってくる
ということです。
そのため、
その1文字のニュアンスを間違えないように気をつける
ようにしましょう。
変わりやすいということは、勘違いしやすいことでもあるのです。
また似たような言葉に、
「~など」「~しか」「~でも」
などもあります。
これらもあるかないか・その言葉か他の言葉かで
理解の理解の仕方が変わってきます。
終わりに
今回は、
本の内容を人に話せるようになるポイント
についての章を紹介させていただきました。
ポイントとしては、
- 「だから」や「しかし」などから予測しよう
- 「こそあど」が何かを考える
- 「~は」や「~も」・「~など」に気をつけよう
の3つです。
「ただ読んでいる」「とにかく読む」
そう思っていると飛ばしてしまうような内容です。
しかし、これらを気にしながら読むことで、
- 内容を考えながら読む
- 自分を理解させながら読む
ことができます。
そして、私がこの章を読んであなたに伝えたいことは、
最初は自分で要約するのでなく本の中から要約された箇所を探そう
ということです。
本の内容全てを自分でまとめようとしていませんか?
そのため、隅から隅まで読んで、
時間がかかったり覚えていないということになります。
でも、
本にだって著者の方が要約してくれた部分がある
のです。
まずは、その部分を見つけることから始めてみましょう。
この本では、他に
「読む力を鍛えるはじめの一歩」や「読解力を伸ばす方法」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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