心を動かして共感してもらう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
福島正伸さんの
「心で勝つプレゼン」
第1章:プレゼンテーションは「共感」で決まる
です。
プレゼン
それは、自分一人ではできないことをたくさんの人に応援してもらい
つまり、
プレゼンで伝えることは、一人ではできないことが多い
です。
聞いてくれたみんなからの応援が欲しいから
伝えるんですよね。
しかし、自分の思いを全て伝えた後、
- 思いは伝わるけど難しいそう
- それが成功したらどうなるの?
など、あまり応援してもらえないこともあります。
思いを伝えたのにわかってもらえない。
やっぱりダメなんだ。
と諦めていませんか?
この章では、
みんなに応援をしてもらうのに大切なこと
について書かれています。
思いが伝わっているのならあと一歩かもしれません
その後一歩を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- プレゼンが苦手という人
- なかなか応援してもらえない人
- リーダーになりたい人
説得でなく共感
プレゼンの資料を作るとき、
どう伝えれば理解してもらえるか?
を考えていませんか?
私はどう説明するのが
わかりやすいだろうと考えてしました。
しかし、それではなかなか応援してもらえません。
なぜなら、
人は説得でなく共感で動く
出典:「心で勝つプレゼン」より
からです。
何が違うかと言いますと、応援する対象です。
説得
プレゼンの内容
共感
プレゼンをしている人
が応援する対象です。
説得によるプレゼンでは、
相手も穴がないかを探す
ようになります。
最近よく聞く「論破」ですね。
そういうことを考えられたらキリがありません。
共感を生むプレゼンなら、
今、内容に穴があったとしても、塞げばいい
と考えてくれます。
実際は、その穴を塞いでもあるためのプレゼンですよね。
大事なのは、
「うまくいくかどうか」よりも、「一緒にやりたいかどうか」
出典:「心で勝つプレゼン」より
です。
「あなたなら信用できる」「あなたなら応援したい」
そう思ってもらえるようなプレゼンをする必要があるということです。
機能より将来の価値を伝える
ではそうすれば、説得でなく共感してもらえるプレゼンにできるでしょうか?
それは、
機能より幸せになれる価値を伝える
出典:「心で勝つプレゼン」より
ことです。
機能を伝える
つまり、中身を伝えることになります。
その道に詳しい人なら理解できるでしょう。
しかし、あまり詳しくない人にとっては、どんなに説明されても「?」です。
わからない内容に応援はできないですよね。
幸せになれる価値を伝える
つまり、それをした場合、
- 何ができるようになるのか
- あなたにどんないいことがあるのか
などを伝えるということです。
そのほうが「共感」しやすいですよね。
プレゼンの時、あなたが伝えるべきことは、
「こんな風に幸せになれる」という価値
出典:「心で勝つプレゼン」より
です。
「あきらめない人」に共感できる
応援したい人ってどんな人だと思いますか?
人が支援したい人は、あきらめない人です。
出典:「心で勝つプレゼン」より
失敗しても成長し挑戦し続ける人ほど
「頑張れ」って応援したくなりますよね。
そのためにも、
あきらめない理由を伝える
ようにしましょう。
私は昔〇〇だったからこれをやりたいんです。
これができれば〇〇のようになる。
だから、私はこれをやり遂げたいんです。
このような、「少しのことではあきらめないな」と思ってもらえることが大事なのです。
どんなことでも、失敗やミスはあります。
その一つのミスで諦めそうな人を応援するのは難しいですよね。
そのミスの後に「立ち直れる人」こそ、交換でいる人・応援したい人になります。
そのため、自分はそうだと伝えましょう。
奥付
題名:「心で勝つプレゼン」
発行日:2013年10月15日 第1版第1刷発行
著者:福島正伸
出典「心で勝つプレゼン」より
まとめ
今回は、
みんなに応援してもらうプレゼンにするには
についての本を紹介させていただきました。
大事なことは、
心を動かして共感してもらう
ことです。
それには、細かい中身の説明ではなく、
幸せになれる価値・あきらめない理由
を伝えましょう。
「これができたらこんないいことが待っている」
「何かあってもこの人はまた立ち直って頑張れる」
そう思ってもらえるプレゼンが応援いてもらえるプレゼンです。
また、本書はプレゼンについての本ですが、
みんなに応援してもらうというのはプレゼンだけではありません
よね。
自分の思いなどを伝えて一つのチームを作る
これは、仕事に限ったことではありません。
団体で一つも目標に向かうとき全てで、
共感は重要になる
と私は思います。
そして、私が本章を読んで思ったことがもう一つあります。
それは、
自分がプレゼンされる側の時は注意が必要だ
ということです。
会社でのプレゼンなどなら騙そうと思う人はあまりいません。
しかし世の中には、あまりよくない商品を売りつけようとする人もいます。
その人たちも、うまく共感してもらおうと紹介していきます。
うまくその共感に乗ってしまったら
大変なことになりかねませんよね。
自分がプレゼンする側なら共感を目指すべきですが、
プレゼンされる側なら共感させて騙そうとしていないか
も考えましょう。
騙そうとしている人も「共感してもらえること」を
目的にしているのです。
この本では、他に
「感動の物語の創り方」や「10分で勝負する伝え方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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