自分で思いつくような質問をするのが良い
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
谷原誠さんの
「「いい質問」が人を動かす 第3章:その気にさせる「いい質問」」
です。
上司から「明日までに〜しろ」「もっと考えろ」など言われることありませんか?
私の会社ではよくあります。
私は、そう言われると言われた通りには絶対にやりたくなくなります。
また、逆に部下に同じことを言ってしまっている人いませんか?
私は命令する立場にはいないのでそっちはないですが、どちらの人も当然ケンカをしたくて行っているわけではありません。
動いて欲しいけれども、「うまく動かす方法」を知らないだけです。
この本では、人に動いてもあるには「命令」でなく「良い質問」からと書かれています。
「うまく動かす方法」を一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 命令ばかりしている人
- 一緒に一つのことをやりとげようとするチームにいる人
質問する力とは
現代はなぜ副業は流行っているのですか?
こう効かれた時、あなたならどう考えますか?
きっと、「なぜ副業が流行っているのか」を考えると思います。
これでは、副業が流行っている前提で、考えてしまっています。
本当は、その前に「実際に副業は流行っているのか」から考えないといけません。
もし、本当は副業は流行っていないのなら、流行っている理由は見つからないからです。
つまり、
質問は、相手を強制的に特定の方向で考えさせる力を持っています。
出典:「いい質問」が人を動かすより
誰でも、なぜを聞かれると、つい一つの前提を自分の中で作ってしまいます。
このように、質問の力をつけることで、
・思いのままの情報を得る
・人をその気にさせる
・自分をコントロールする
出典:「いい質問」が人を動かすより
このようなことができると、著者の谷原さんはおっしゃっています。
自分で思い付かせれば良い
人は他に何から命令されたことには従いたくありませんが、
自分で思いついたことには喜んで従います。
出典:「いい質問」が人を動かすより
ここを読んだ時、私はすごく納得しました。
確かに私は、上司から命令されると従いたくないと思い、もっといい方法を自分で考えようとします。
つまり、私がその仕事をやることは前提にしてしまい、上司の考えよりも良いものを勝手に考え、行動してしまっていました。
その上司がそこまで考えていたかはわかりませんが、それでも私は上司にいいように動かされたとも考えられます。
しかも、自分で考えて行動しているので、その時はとても満足して作業しています。
そう考えると、かなり悔しいです!!!
このように、人を動かすには、
相手の自尊心を満足させるような質問をする
出典:「いい質問」が人を動かすより
のが良い方法の一つです。
”感情”が動いてから”理性”が動く
人間が動くには、まず感情が動いて欲求が発生し、その後理性でその行動を正当化する
出典:「いい質問」が人を動かすより
つまり、”理性”を先に持ってきてしまうと人は動かない可能性が高いということです。
物を買うときなどでも、もともと買うつもりで買いに行く場合は別ですが、もともと買うつもりのなかった物の場合、つまり「通販」「広告」で買う気にさせるには、
質問のシナリオを作ることが必要です。
出典:「いい質問」が人を動かすより
まずは”感情”を動かすために、その商品を買うとあなたにどんないいことが起こるのかなどを伝えます。
そして、デメリットもある程度伝えたところで、「買いたい」を思ってもらえれば、”理性”である金額は高い安いはそこまで重要でなくなっています。
逆に先に”理性”の部分の金額を伝えてしまうと、
- そんなに払えない
- 今月はもう遊びにいけない
などと考えてしまい、説明を聞く前に「買わない」という決断をしてしまいます。
なので、まずは”感情”から動かす質問からしてみましょう。
まとめ
今回は、質問から人を動かすことについての本を紹介させていただきました。
途中にも書きましたが、私は、いいように上司に使われていました。
しかし、確かに自分で納得して行った行動であり、その時は満足していました。
(この本を読んで理解した時はっても悔しかったですが)
このように、自分が満足しての行動なら進んでみな行動すると考えると、質問次第で結果は大きく変わると理解できる1冊でした。
この本では、他に「人に好かれるいい質問」や「自分を変えるいい質問」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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