相手に対して自分にしかできないことは何かを考えること
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
千宗屋さんの
「もしも利休があなたを招いたら」
第三章:茶事に学ぶ”逆説”のもてなし
です。
“おもてなし”
大事な取引先や友人と会う時どうもてなそうか考えることありますよね。

せっかくきてくれるんだから嫌な気持ちにさせたくない

来てよかったと思ってもらいたい
そのように考えます。
しかし、その”おもてなし”を考えるとき、
- とにかく派手にしよう
- ちょっと無理してでもよく見せよう
などと考えていませんか?
この章では、
茶の湯における”おもてなし”
について書かれています。
茶道や花道は人を”おもてなし”することにつながります。
そんな、茶道における”おもてなし”を一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 大事な取引先をもてなすことになった人
- 人をもてなす時、つい自分を大きく見せて失敗してしまう人
- 茶道の”おもてなし”について学びたい人
“もてなす”とは全てを受け入れることではない

取引先の相手をもてなす・お客様をもてなす
そう聞くと、相手の言うこと全てを受け入れると思っていませんか?

逆に「自分は客なんだから何を言ってもいい」
と思ったことありませんか?
確かに、取引相手やお客様を嫌な気持ちにさせたくないと思うこともあります。

断ったら嫌な気持ちになる人もいますよね。
しかしだからと言って、
全て受け入れては自分の首を絞めることになる
こともあります。
茶の湯での”おもてなし”は、
ある相手に対しての、自分にしかできないもてなしをする
出典:「もしも利休があなたを招いたら」より
と言うことが前提にあります。
全て受け入れるんことではなく、
相手に対して自分にしかできないことは何かを考えることが”おもてなし”
なのです。
つまり、
主体は相手であると同時に、自分自身でもある
出典:「もしも利休があなたを招いたら」より
のです。
大事なのは、
- 自分にしかできないことは何かを考えること
- その自分にしかできないことを相手に行うこと
です。

おもてなしは相手が全てと思ってはいけないと言うことですね。
自分にできることがあるからこその”おもてなし”なのです。
「ともに楽しむ」ことが大事

相手をもてなす時、

せっかく来ていただくんだから、
いつもより良くしないと!

失礼のないように、いつも以上のサービスをしないと!
と考えることありませんか?
これは、
相手に良く思われたい・自分を大きく見せたい
という想いからきます。
しかし本書では、このような過剰は、
茶事に限らず「もてなし」の場にありがちな落とし穴
出典:「もしも利休があなたを招いたら」より
と書かれています。
せっかくきていただいた相手をもてなすため、普段以上のことをする
これでは、自分に余裕は生まれません。

普段通りだからこそ生まれるのが余裕ですよね。
行き過ぎては、ずっとソワソワしてしまいます。
そして自分にある程度の余裕がなければ、アクシデントがあった時などに対応できません。

そういった対応ができるかも
相手にとっては大事なことですよね。
また、
良く思われたい・大きく見せたいという思いが相手にバレたら台無し
です。

隠している・信用できない
と思われてしまうこともあります。
そのため、おもたなしをする上で大事なことは、
「ともに楽しむ」
出典:「もしも利休があなたを招いたら」より
ことです。
相手も楽しめて、自分も楽しめている
そのような”おもてなし”が一番良いおもてなしなのです。

そのために、自分のできることを増やしていきましょう。
みんなで一つのことをする

一味神水
出典:「もしも利休があなたを招いたら」より
力を合わせ、心をひとつにする
例え、おもてなしをする側とされる側の立場であっても、
一緒に一つのことをするのはいいコミュニケーション
になります。

みんなで協力し合うのって、
一体感と達成感がありますよね。
濃茶
というものをご存知ですか?
茶道において、
一つの茶碗に数人分を同時にたて、みなで回し飲む飲み方
です。
これは、
一つのものをみんなで楽しむ飲み方
です。

コロナウィルスの影響があって、今は難しいですね。
このように、
人には、潜在意識として「他者とひとつになりたい」という本能がある
出典:「もしも利休があなたを招いたら」より
のです。
どなたかを”おもてなし”するとき、
みんなで一緒なって一つのことをすることはできないか
も考えてみてはいかがでしょうか。
奥付
題名:「もしも利休があなたを招いたら」
発行日:2011年05月10日 初版発行
著者:千宗屋
出典:「もしも利休があなたを招いたら」より
まとめ
今回は、
茶の湯における”おもてなし”
についての章を紹介させていただきました。
上司をもてなす・取引先の相手をもてなす
そう考えると、つい無理して自分を大きく見せてしまいがちです。

少しでも相手に良い印象を持ってもらいたいですからね。
しかし、それでは普段の自分と違うため余裕が持てません。
茶の湯における”おもてなし”とは、
ある相手に対しての、自分にしかできないもてなしをする
出典:「もしも利休があなたを招いたら」より
ことです。
そのため、
相手に対して自分は何ができるのだろうか
を考えましょう。
この本では、他に
「作法が作るコミュニケーション」や「自分自身と向き合うこと」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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