肩を軽く叩いて「何か手伝えることはありませんか?」
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
外を歩いていると、白棒を持って歩いている人を見ることもあると思います。
そんな時、
どう声をかけたらいいかなぁ
急に声をかけられて困らせてしまわないかなぁ
と思ったことありませんか?
見えない人に声をかけられるって考えると
怖がらせてしまうかもしれません。
では、どんなふうに声をかけたら良いでしょうか?
この章では、
目の不自由な人への声のかけ方
について書かれています。
もしかすると相手は困っているかもしれません。
そのため、どう声を掛けたら良いかを一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 声かけようとしたけどかけられなかった人
- 福祉の仕事をしている人
声はかけて欲しい
まず根本的な話からすると、
目の不自由な人は声を掛けて欲しいのか欲しくないのか
という問題があります。
かけて欲しくない人がほとんどなら、
かけ方は必要ありません。
これに関しては、
声をかけて欲しい時もある
とのことです。
実際、困っている時・困っていない時どちらもあるため、困っている時はやはり声をかけてほしいものです。
自分から声をかけるのが難しいかもしれません。
ただ、
前に声をかけたら断られた
という経験がある人もいると思います。
しかし、一回断られたことで、
声をかけるのを止めるなんてことはしないでほしい
出典:「何かお手伝いしましょうか」より
です。
その時、その人は困っていなかったかもしれません。
だからと言って、みんなが困っていないなんてことはありません。
その時、その状況で困っているかいないかは変わります。
しかし、それを確認できるのは我々の方です。
目の不自由な方が声をかける方が難しいです。
そのため、もし困っているように感じたら声をかけてあげましょう。
何かお手伝いしましょうか?
では、どのように声をかけたら良いでしょうか?
目の不自由な方へ声をかけるときは、
何かお手伝いしましょうか?
が良いです。
普段、声をかける時、
大丈夫ですか?
などと声をかけることもあると思います。
私も以前、大丈夫ですか?と聞きました。
しかし、「大丈夫ですか?」と聞かれると自分が何か危なっかしいところがあったのか不安になることもあるそうです。
それに、「大丈夫ですか?」と聞かれて大丈夫な場合、
「はい、大丈夫です」と答えるしかなくなる
出典:「何かお手伝いしましょうか」より
そうです。
それが、なんとなく上から目線のようで申し訳なくなるそうです。
あくまで今は困っていないということを伝えたいのです。
それをなくせるのが、
何かお手伝いしましょうか?
出典:「何かお手伝いしましょうか」より
です。
そう聞いてもらえると、
困っていればお願いしようという気持ちになりやすい
のです。
肩を軽くトントンと叩いて話し始めよう
目の不自由な方に声をかける時、全てが「何か手伝いましょうか?」でいけるとは限りません。
- 電車の席を譲る時:この席どうぞ
- 落とし物をした時:落としましたよ
これらも使うことあります。
しかし、相手からすると、
自分に言っているのかわからない
ことも結構あるそうです。
バスや駅などでは、自分たちだけでなく他にもたくさんの人いることもあります。
そうなったら、
- 単純に聞こえないかった
- 自分ではなく他の人に言っているのかもと思った
なんてこともあります。
名前を呼ばれたわけでも、目が合ったわけでもないですからね。
そのため、そんな時は、
肩辺りをトントンと軽く叩いてから話しかける
ようにしましょう。
肩辺りを叩いてくれたら自分が呼ばれていることに気づけます。
終わりに
今回は、
目の不自由な人への声のかけ方
についての本を紹介させていただきました。
良い声のかけ方は、
相手の肩辺りをトントンと軽く叩いて「何か手伝えることはありませんか?」
です。
相手も常に困っているわけではありません。
そのため、一度断られたからといってもう声かけないなんて考えないようにしましょう。
- たまたまその時困っていなかっただけ
- 他の人は困っているかもしれない
そう思ってまた次困っていそうな人がいたら声をかけてあげましょう。
この本では、他に
「どんなふうに見えているのか」や「シーン別の実践法」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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