「統一」ではなく「連動」
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
広告
商品を買ってもらうために作ることよくあります。
まずは知ってもらうことからです。
その広告には、
チラシ
CM
Webページ
など載せるところはたくさんあります。
その広告、全部一緒にしていませんか?
この章では、
各媒体に載せる広告の表現の考え方
について書かれています。
覚えてもらうんだから一緒の方がいいでしょ
何度も目にするから覚えてもらえるんだよ
と思うかもしれません。
実際私もそう思っていました。
でもそれは、以前の常識なのです。
常識は時間が経てば、自分を苦しめることにもなりかねません。
今の広告の常識を一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- マーケティングの勉強をしている人
- 広告を作る仕事をしている人
媒体などで変えた方が良い
まず最初に答えを紹介します。
広告を作るときは、
載せる媒体などによって伝え方を変えるべき
です。
言い換えると、
各媒体にあった表現に変えた方が効果的
ということです。
しかし、とにかく違う言葉・違う表現を使えば良いわけではありません。
各媒体で違う言葉を使っても、
言葉や表現に繋がりを意識する
必要があります。
つまり、広告において大事なのは
「統一」ではなく「連動」
出典:「「これからの広告」の教科書」より
です。
「連動」した言葉を使うことで、異なる言葉を使っても同じ商品・同じブランドをイメージしてもらえるのです。
なんで変えた方がいいの?
では、なぜ各媒体で表現を変えるべきなのでしょうか?
その理由は、
- 各媒体によって見る人は異なるから
- 各媒体で役割が異なるから
の2つあります。
一つづつ見ていきましょう。
各媒体によって見る人は異なるから
一つ目の理由は、
媒体によって見る人は異なるから
です。
広告は、
- 新聞
- テレビ
- ネット
など載せる場所はさまざまです。
しかし、その全てをみんなが見る媒体だと思いますか?
学生とかは新聞読まない人の方が多いよね
ネットはおじいちゃんとはあまり見ないかなぁ
このように年代などによって見る媒体も変わります。
それなのに全てで同じ見せ方では、まったく効果がない広告も生まれてしまうかもしれません。
なぜなら、広告は興味を持ってもらうことで初めて効果になるからです。
目に入ればOKではないです。
そのため、
その媒体にはその媒体を見る人に合わせた表現をする
必要があるのです。
でもそれじゃ、若者向けの商品を新聞広告に載せない方が良いってこと?
そんなことはありません。
若者向けの商品を買うのは若者、というわけではありません。
- 孫の誕生日におじいちゃん・おばあちゃんが買う
- 頑張ってる子供のために親が買う
逆に、孫がおじいちゃんのために買うことだってあります。
このように、その客層向けの商品でもその客層以外が買うことはよくあります。
そのため、
広告はその商品・サービスを買ってくれる人に向けた表現のする
ようにしましょう。
各媒体で役割が異なるから
二つ目の理由は、
各媒体で役割が異なるから
です。
新聞広告の役割ってなんだと思いますか?
商品を知ってもらうこと
では、Webサイトの広告の役割ってなんだと思いますか?
商品を知ってもらうこと
このように、どの媒体でも広告の役割は商品を知ってもらうことだけと考えていませんか?
それだけではありません。
新聞広告なら、商品を知ったもらった上で、
- お店へ行ってもらう
- Webサイトへ移動してもらう
ことなどが役割になります。
また、Webサイトなら知ってもらうこと以外に、
- 細かい商品の説明
- すぐ買える
などが役割になります。
このように、各媒体によって役割は変わってくるのです。
違う役割があるのなら、広告の見せ方ももちろん変わってきます。
新聞ならページのURL・Webページなら購入方法が必要そうです。
そのため、
- 新聞広告ならWebページやお店へ行きたくなるように見せる
- Webページなら知ってほしいことを細かく紹介する
などその媒体にあった見せ方をするようにしましょう。
チラシにたくさんの説明は載せられません。
終わりに
今回は、
各媒体に載せる広告の表現の考え方
についての章を紹介させていただきました。
今の広告は、
載せる媒体などによって伝え方を変えるべき
です。
伝え方を変えることで、たくさんの方に興味を持ってもらいやすくなり、広告の効果も高くなります。
一緒じゃなきゃダメという考えは捨てましょう。
この本では、他に
「広告に載せる内容」や「広告の伝え方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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