力を抜いてピアノを弾くには|宇治田かおる『からだで変わるピアノ』

勉強

もっとラクに弾きましょう

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

宇治田かおるさんの

「からだで変わるピアノ」

第1章:ラクに弾くために

です。

あなたは、ピアノを弾くときどのような感じに弾けていますか?

一生
一生

私は、ピアノの練習を始めて1週間です。

今は、とにかく指がカチコチ動いてロボットのようです。

私の周りで楽器が弾ける人も皆、最初はそうだったと言っていました。

しかし、テレビなどでピアノを弾いている人を見ても

ロボットのように弾いている人は見ない

ですよね。

一生
一生

思いっきり鍵盤を押しているように見えますが、

手の動きはすごく柔らかく見えます。

私は、

反復練習をしていれば自然と柔らかくなっていく

と考えています。

そのため、とにかく同じ曲の同じ箇所を弾いています。

一生
一生

まだちゃんと弾けてはいないですけどねw

あなたもそうではないですか?

本書では、

上手くなるということは、「ラクに弾けるようになること」

出典:「からだで変わるピアノ」より

とおっしゃっています。

ラクに弾く

これはどのようなことなのでしょうか?

ラクをする = 手抜きをする

と感じませんか?

私は、

ただ楽譜通りに弾くしかない

と考えていました。

そのため、

ラクに弾くってどういうこと?

という感じです。

この章では、

ラクに弾くとはどういうことか・どうすればいいか

について書かれています。

一生
一生

一緒に「ラクに弾く」という感覚を学びましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • ピアノを始めたばかりの人
  • ピアノは反復練習のみと思っている人

弾き心地を感じる

まずは、自分の弾き心地を感じましょう。

どのような感じですか?

一生
一生

私は、ガチガチと感じます。

では、ラクに弾ける感覚とはどのような感覚だと思いますか?

ラクに弾く

つまり、身体がラクな時とは、

身体のどこにも余計な力が入っていない状態

出典:「からだで変わるピアノ」より

です。

スポーツなどでも同じですが、

余計な力が入っていなければ、身体は柔らかく動く

のです。

力が入っていると、隣の鍵盤を弾くことすらスムーズにいきませんよね。

一生
一生

まさに、今のわたしです。

なので、まずは

自分がどんな「弾き心地」でピアノを弾いているのか

出典:「からだで変わるピアノ」より

に意識を向けましょう。

力の入り過ぎている箇所があれば、

まずは力を抜くところから

ということです。

楽譜上の音符が弾けるかどうかというのも大事なことですが、

どのような「弾き心地」で弾けているのかというのも重要なことなのです。

出典:「からだで変わるピアノ」より

身体の動きの精度を上げよう

ピアノを弾く時、どのようなことを考えて弾いていますか?

一生
一生

私は、次はこの音・その次はその音

と指の一つ先を考えている感じです。

一緒の経験ありませんか?

しかし、頭で分かっていても指がそこに行ってくれないことよくあります。

一生
一生

次は、この鍵盤とわかっていても、

隣の鍵盤を押していることよくあります。

このように、

脳からの指示を全て思ったように動かせるわけではない

のです。

なので、

内部の感覚に意識を向ける

出典:「からだで変わるピアノ」より

ようにしてみましょう。

これは普段の動きの時もできることです。

水を飲むとき・歩くときなどに

自分の身体のどこがどのように動いているのか

を意識してみましょう。

その結果、

自分の思っている動きと実際の動きにズレがある

と思います。

そのズレを調整していきましょう。

歩くとき

かかとからつま先の順番に地面につきたい

しかし、気づいたら同時になっていることがある

一生
一生

これがズレですね。

だから、地面につくときにつま先を上げよう

一生
一生

こちらが調整です。

このように、

体の動きを、どれだけ要求に応えるようにコントロールできるか

出典:「からだで変わるピアノ」より

が大事なのです。

反復は危険なことも!?

大事なのは、「何を」繰り返すのか

出典:「からだで変わるピアノ」より

ピアノは、反復練習と思っていませんか?

一生
一生

まさに、私です。

この本を読むまで、とにかく反復練習だと思っていました。

しかし反復練習は、

上手くなる場合、上手くならない場合、

悪くなる場合、手を痛める場合など結果はまちまち

出典:「からだで変わるピアノ」より

です。

私のように、

反復練習をしていけば、いつか力が自然と入らなくなる

と思っていませんか?

そうなる人もいます。

しかし、

力が入っている状態が癖になってしまう人もいる

ということです。

なので、反復練習をするにしてもただ繰り返すのではなく、

意識して力を抜いた状態で繰り返す

ようにしましょう。

とにかく弾けることが目的ではなく、

余計な力が抜けた状態で弾けること

を目的にしましょう。

一生
一生

力が入り過ぎている状態で続けては危険ということですね。

力の抜いて繰り返しましょう。

まとめ

今回は、

ピアノを「ラクに弾く」にはどうすればいいか

についての本を紹介させていただきました。

ピアノ=反復練習と思っていませんか?

それよりも先にやることがあるのです。

それは、

  • 弾き心地を感じる
  • 身体の動きの精度を上げる

ことです。

自分はどのように弾いていますか?

一生
一生

私はガチガチでした。

私のように余計な力が入り過ぎている人も多いと思います。

もっと力を抜いて弾いてみましょう。

続ければ自然と力が抜けるのではなく、

自分から意識して力を抜く

のです。

また、普段の自分の身体の動きに意識を向けてみましょう。

すると、ズレを感じることがあると思います。

そのズレを感じたら調整していきましょう。

自分の身体を思った通りに動かせないことは誰にでもあります。

一生
一生

昔、スポーツ選手の真似をしたことありませんか?

自分では同じ動きをしているつもりでも、

周りから見たらちがうことよくありますよね。

それは、頭の中の動きと実際の動きが違うからです。

それがズレですね。

そのズレを無くしていくことで、

自分の身体をコントロールできる

ようになるのです。

この本では、他に

「自然な身体の作り方」や「いつも確認すること」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。


本は、人の知識の宝庫です。

一冊の本を全て取り入れるのは大変です。

そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。

それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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