“好き”であることがブランドを育てる
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、

です。
はじめに
ブランディング
最近のマーケティングでよく聞きます。
ブランドができればその商品を選んでもらいやすくなります。
そのため、

ブランドを作ろう

人気ブランドができるよう頑張ろう
とブランドを作ることを考えます。
でも、作った後のことって考えたことありますか?
この章では、
ブランドの育てかた
について書かれています。

ブランドって作れば良いもんじゃないの?

作った後も考えないといけないの?
と思うかもしれません。
しかし本書では、
ブランディングとはむしろ、
つくった後のそだてていく過程こそが重要
出典:「ブランドのそだてかた」より
と書かれています。
一緒にブランドの育てかたを学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- マーケティングを勉強している人
- 商品開発を担当している人
- ブランディングの勉強をしている人
「スキル」より「好き」が大切

ブランドを育てるのに大事なことの一つ目は、
「スキル」よりも「好き」が大切
ということです。
仕事をうまく行かせたいと思うとつい、
- 仕事ができる人
- 仕事が早い人
- いろいろな能力がある人
を選ぼうとしてしまいます。

つまり、スキルです。
しかし、ブランドを育てるには、そのようなスキルよりも、
その仕事が好きである人を選ぶこと
が大事です。
なぜなら、
好きという気持ちは変えられない
出典:「ブランドのそだてかた」より
からです。

自分はこれ得意

これならみんなよりできるよ
そう考えていたのに、一つミスをしてしまったらどう思うでしょうか?

得意じゃなかったのかも

もう怖くてやりたくない
このように考えが変わってしまう人もいます。

あくまで今まで何もなかったから得意と考えていたのかもしれません。
しかし、

自分はこれ好き

ずっとこれをしていたい
そう考えていたのに、一つミスをしてしまったらどう思うでしょうか?

何度もやってできるようになればいい

好きなのことには変わらないよ
このように失敗があっても好きであることは変わりません。
強固なブランドの根底には、
ぶれることのない価値観が必要
出典:「ブランドのそだてかた」より
なのです。

それに、能力は後からでもつけることができます。
仕事をしてれば失敗やミスは誰でにもあります。
それでも今まで通り続けられる人がブランドを育ててられるのです。
顧客に説明できることが大事

ブランドを育てるのに大事なことの二つ目は、
商品の説明を顧客にできること
です。
なぜなら、
説明できることはあなたへの信頼につながるから
です。
あなたの作っている商品を欲しいと思ってくれる人はどんな人でしょうか?
もちろん顧客です。

誰とは分かりませんが、必要としてくれている人です。
- 靴を売っているのなら、靴が欲しい人
- 飲食店なら、お腹を空かせている人
- ゲーム屋なら、ゲームをしたい人
などが顧客になります。

もちろんそれだけではありませんが。
その人たちが、
- どんな商品を求めているのか
- どのくらい欲しいのか
- 既存の商品では何がいけないのか
などを聞いたことはありますか?
今の商品ではこれができないんだよね
どうしても値段が他より高いよね
100個欲しいのに近くの店には5個しかないんだ
このように顧客こそがその商品の足りない部分を教えてくれます。
それにより、

そこは今こういう理由があるんですよ
とちゃんとした説明ができれば相手も納得してくれます。
それに、

それができる商品が求められているんだ
と改良点を見つけることもできます。
それに、顧客の質問に対して、

私も使ってもますけどここがこうです。

私も使いましたけど、ここが良かったです。
と実際に使った説明ができることが重要です。

実際に今使った人の意見は判断材料になります。
このように、商品の説明ができることが顧客との信頼関係に繋がりブランドを育てることができるのです。
そのため、
自らもユーザーである
出典:「ブランドのそだてかた」より
ことが大事なのです。

自分が使うものならいろいろ知ろうと思いますよね。
終わりに
今回は、
ブランドの育てかた
についての本を紹介させていただきました。
この記事では、
- 「スキル」より「好き」が大切
- 顧客に説明できることが大事
の二つを紹介しました。
ブランドって作るものと思っていました。
でも、作ってからも大事です。
そのためにも、本当にその商品・そのブランドが好きな人で育てていきましょう。

スキルは後からみんなでつけていけば良いのです。
この本では、他に
「実際にブランドを育てた会社のインタビュー」
「著者の対談」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付

本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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