どうすれば部下のやる気を維持させられる?|中竹竜二『部下を育てるリーダーのレトリック』

ビジネス

周りに評価されるまでフォローしよう

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

です。

はじめに

レトリック

って聞いたことありますか?

一生
一生

私はこの本で初めて聞きました。

レトリックとは、

効果的な言語表現の技術

出典:「部下を育てるリーダーのレトリック」より

です。

会社でリーダーになった時、

  • 周りの人のモチベーションを上げる
  • 成長できるように促してあげる

ことなども大事なことの一つです。

一生
一生

自分ができる限りやるではいけませんよね。

後輩を育てるのも仕事の一つです。

そしてそれには、

伝え方・言葉の表現

が重要になっていきます。

一生
一生

どう伝えればいいかが大事ですね。

それがレトリックです。

この章では、

部下を成長させる言葉

について書かれています。

一生
一生

私も言葉で後輩のやる気を上げるのは苦手です。

一緒に学びましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • リーダーになった人
  • 後輩が伸び悩んでいる人
  • チームマネジメントを学びたい人

実践は”楽観的”・準備は”超悲観的”

超悲観的に準備して、超楽観的に実践しよう

出典:「部下を育てるリーダーのレトリック」より

あなたはどんなことでも楽観的なタイプですか?

例えば、1ヶ月後に本番が控えているとして、

Aくん
Aくん

まぁ、どうにでもなるでしょう

と考えられますか?

一生
一生

私はそう考えます。

焦らないですができる準備もできない時があります。

実際、楽観的に考えた方が本番はうまくいくものです。

しかし、それはあくまで実践での話です。

準備の時まで楽観的では塞げる穴を塞げないこともあります。

つまり、

本番で楽観的になった方がいいのは準備をたくさんしたから

なのです。

Bさん
Bさん

ちゃんと準備はしたからきっとうまくいく。

だからあとは楽しもう。

これが一番理想いうことです。

一生
一生

私のように最初からずっと楽観的では危険もあります。

そのため、

超悲観的に準備して、超楽観的に実践しよう

出典:「部下を育てるリーダーのレトリック」より

と伝えてあげましょう。

それに、

大丈夫だからもっと楽観的になろうと言われてそうなれる人は少ない

です。

一生
一生

だから、そうのような本もいっぱい出るのです。

つまり、

Bさん
Bさん

無駄なく全部やらなきゃ!!

一生
一生

もっと気楽に行こうよ

Bさん
Bさん

そうですね (だらぁ〜)

となる人は少ないということです。

だから、準備はとことん悲観的にするようにしましょう。

一生
一生

そのほうが本人も安心しますよね。

そして本番前に、

ここまで準備したんだから大丈夫だよ

あとは楽しもう

と背中を押してあげましょう。

ちゃんと最後までフォローしてあげよう

もともと周りより、

  • 目立たない
  • 仕事が遅い
  • 要領がよくない

人もいます。

その人たちは、

頑張ってちょっとずつ追いついててもなかなか周りの人に評価されづらい

ですよね。

一生
一生

結果だけ見てる人には

まだ周りの方が上になってしまいます。

そうなると、

Aくん
Aくん

こんなに頑張ってるのに全然評価してもらえない。

とやる気が下がっていってしまいます。

一生
一生

本人は頑張っているのにそれでは

本人も会社も勿体無いです。

例えば、

前回の結果が、

後輩A

80点

後輩B

30点

としましょう。

そして今回、

後輩A

85点

後輩B

60点

となりました。

確かにまだAくんの方が点数は高いです。

しかし、30点も上がったBさんだってすごい成長ですよね。

この状況を結果だけ見てAくんだけを評価していては、Bさんはやる気を無くしてしまいます。

Bさん
Bさん

これだけ上げたのに評価してもらえないんだ・・・

ここでお伝えします。

ちゃんと見ていない上司は、

結果でしか評価しないもの

です。

一生
一生

元も子もないかもしれませんが

そんなものです。

だからこそあなたは、

こうした一歩一歩を見逃さず、みんなが成長に気づくまで、

サポートをし続ける

出典:「部下を育てるリーダーのレトリック」より

ようにしましょう。

今はまだ周りは評価してくれないけど

ちゃんと成長している

このまま腐らず一緒に頑張ろう

一生
一生

みんなが気づくまでフォローしてあげましょう。

その子の個性を見つけよう

どんなに頑張っても周りのようにうまくできない

そんな人もいます。

そんな人が後輩にいたら、あなたはなんと声をかけてあげますか?

一生
一生

頑張ればきっと追いつけるからもっと頑張ろう

そんなことを伝えていませんか?

相手からすると、

Aくん
Aくん

こんなに頑張ってるのにまだ頑張れと!?

となる人もいます。

このように誰でにも、得手不得手があります。

それなのに、努力の無理強いをしてはいけません。

無理して他の人のようになる必要がない

のです。

その人にはその人の個性があります。

その個性を見つける手伝い

をしてあげましょう。

その個性の方で輝く方法を導いてあげることも後輩のためにしてあげられることの一つです。

一生
一生

プロ野球でも投手で入ったけど野手に転換することもありますよね。

これは野手の方が向いているとコーチが気づかせたからかもしれません。

このようにその人の個性を一緒に探しましょう。

終わりに

今回は、

部下を成長させる言葉

についての本を紹介させていただきました。

自分がリーダーになった場合、自分一人の成功だけを気にしていてはいけません。

後輩の成長もリーダーのするべきことの一つです。

その成長を促すための言葉を紹介させていただきました。

大事なことは、

頑張っているなら最後までフォローしてあげること

です。

俺だけはちゃんと君の頑張りをわかってるよ

その言葉で後輩がずっと頑張れるほど誰だて強くありません。

一生
一生

ちゃんと周りからも評価してもらいたいですよね。

だから、自分だけでなく周りにもわかってもらえるようにフォローしてあげましょう。

この本では、他に

「気づきを与える言葉表現」や「チーム力を高める言葉表現」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

奥付


本は、人の知識の宝庫です。

一冊の本を全て取り入れるのは大変です。

そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。

それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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