“違い”より”あなたの意思”を伝えよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
あなたの店の商品を買ってもらうために、広告を作ることありますね。
広告を見てもらって、商品を知ってもらうということです。
その広告を作る時、その広告にあなたは何をのせますか?
- 商品の写真
- 商品名
- 値段
などさまざまなことを載せようと考えるでしょう。
その中に、
商品の売り・他の商品と違うところ
を載せようと考えていませんか?
売りを知ってもらうことが大事です。
しかし、今の広告ではそれでは弱いです。
では、何を載せれていいでしょうか?
この章では、
売りや差別化ポイント以外で広告に載せること
について書かれています。
他と違うところを書かないと買ってもらえない
せっかくの売りを書かなくてどうするの?
そう考える人も多いでしょう。
以前なら何よりも大事なことの一つです。
しかし、広告の効果を上げるためにもっと書いたほうがいいことがあります。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- マーケティングの勉強をしている人
- 広告を作る仕事をしている人
差別化ポイントより大事なこととは
まず最初に答えを紹介しましょう。
差別化ポイントより広告に載せるべきこととは、
消費者と通じ合うための意思
です。
どうゆうこと?
そういう抽象的なことが知りたいんじゃないよ
と思うかもしれません。
もっと簡単にいうと、
なぜその商品を作ろうと思ったのか
その商品やブランドでみなさんにどうなって欲しいのか
などです。
地球にやさしいクルマにしたい
という意思でプリウスが誕生しました。
家でも外でも使えるゲーム機にしたい
という意思でNintendoSwitchができました。
このような、
その商品を買う人に共感してもらいたいこと
を広告に載せましょう。
なんで意思を乗せたほうがいい?
では、なぜ広告に意思を乗せたほうが良いのでしょうか?
なぜなら、
共感されれば好きになってくれるから
です。
誰でも、好きな物を買いたいと考えます。
“好きだから”
これは買う理由の一つになります。
そしてその商品・そのブランドを好きになってもらうには、
共感してもらうことが大事
になります。
この店はどれも安くしてくれるから給料日前は助かる
身体にいいって言ってるからここの商品は安心できる
このように共感したことがあるのではないでしょうか?
このように、みんなに共感されやすいのが意思なのです。
つまり、
みんなに共感してもらいやすいから意思を載せる
のです。
なぜ売りでは弱いの?
では、なぜ今の広告には売りを載せるだけでは弱いのでしょうか?
理由は2つあります。
それは、
- 好き嫌いでモノを買う人が少なくないから
- 真似されたら終わりだから
です。
一つづつ見ていきましょう。
好き嫌いでモノを買う人が少なくないから
一つ目は、
「機能的差別化ポイント」ではなく、
「好き嫌い」で物を買っている場合が
少なくないから
出典:「「これからの広告」の教科書」より
です。
今は、同じ用途の物でもたくさんの商品があります。
例えば洗濯洗剤一つとっても何個も種類があります。
それら全てから、各商品の売りや差別化ポイントをちゃんと見比べてその中の一つを選んでいますか?
この商品は聞いたことないからなし
ずっとこれだから変える必要ないよね
このようにちゃんと見比べずに決めていることありませんか?
ある程度は見比べているつもりですが、私は全部をちゃんと比べていません。
あまりの商品の多さで、全部を比べるのは大変です。
いちいち機能を全部比べて吟味して買う人なんて、
そうそういないのが現状
出典:「「これからの広告」の教科書」より
なのです。
真似されたら終わりだから
売りを載せるのでは弱い理由の二つ目は、
真似されたら終わりだから
出典:「「これからの広告」の教科書」より
です。
先ほども紹介しましたが、今はたくさんの情報を簡単に知ることができます。
ググるというやつですね。
そのため、ライバル会社があなたの商品の売りを知ることもできます。
ちゃんと調べなくても、大体的に広告で教えてあげてしまっています。
ライバル会社が売りを知ってしまうということは、
- 売りを真似する
- もっといい上をいく
ことだってできるかもしれません。
世界最小
これは一番小さいから最小なのです。
もし他の会社でもっと小さい物を作られたら、あなたの商品は世界最小ではなくなります。
つまり、
同じものや上を行かれると売りが売りではなくなってしまう
のです。
相手があなたの売りを知らねければ、他を考えるかもしれません。
そのため、
わざわざ自分から自社の売りを伝えるのはやめる
ほうが良いとも言えます。
終わりに
今回は、
売りや差別化ポイント以外で広告に載せること
についての章を紹介させていただきました。
売りよりも広告に載せるべきこと
それは、
あなたがその商品を作るに至った意思
です。
みんなに共感してもらえる意思は、
- 好きになってもらいやすい
- 先に印象付けられれば真似されにくい
です。
そのため、他の商品と違うところよりもその商品を使う人にどうなって欲しくて作ったのかなどを伝えるようにしましょう。
この本では、他に
「広告の見せ方」や「広告の伝え方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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