ひらめきをメモして直感を磨こう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
吉元由美さんの
「「自分の言葉」をもつ人になる」
第二章:誰にでもできる感性の磨き方
です。
よく
言葉を作るのは感性
と言いますよね。
- チームリーダーがみんなのモチベーションを上げる言葉
- 大統領の演説
- 曲の作詞
などその時の直感的な言葉に人は感情を動かされます。
映画「インデペンデンスデイ」の大統領の演説は
本当に感動しました。
その感性ってどのようにすれば磨かれるでしょうか?
この章では、
感性の磨き方
について書かれています。
本書は
吉元由美さん
あの平原綾香さんの「Jupiter」の作詞をなさった方です。
私も初めて聴いた時は、
「声」「詩」「曲」の全てに感動しました。
このような、
人を感動させられる言葉・人を動かす言葉
を作るための感性の磨き方を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 周りのモチベーションを上げることが苦手な人
- 作詞に興味ある人
- 人の心に残るような言葉を自分も作りたいと思っている人
ひらめきをメモして直感を磨こう
感性を磨く方法の一つに
直感を磨くこと
出典:「「自分の言葉」をもつ人になる」より
があります。
私の中でも「感性」とは「直感」
というイメージがありました。
特に理由もなく「なぜかそんな感じがする」というものですね。
つまり、言葉を作る時の直感とは、
急にその言葉が出てくる
といったものでしょうか。
こう考えると、
理由なく降ってくるものだから磨きようがない
と思いませんか?
私はずっとそう思っていました。
しかし、本書では、直感の磨き方を教えてくれています。
つまり、直感を磨くことはできるということですね。
その一つが、
ひらめきを逃さず捕まえる
出典:「「自分の言葉」をもつ人になる」より
ことです。
先ほども書きましたが、「急に降ってくるもの」ですよね。
しかしそれは、
士気を上げようとしている今
作詞しようとしている今
など、「まさに今」降ってくる都合のいいものと思っていませんか?
私は勝手にそう思っていました。
そして、自分は降ってきたことがないため
「感性」がないものと思っていました。
しかし、最初はそういうわけではありません。
普段何気ない時間にも降ってくるものです。
その何気ないときに降ってきたものを、
逃さずに捕まえる
ことが直感を磨くことになるということです。
何気ないときに降ってきたため、
メモするなどしないと忘れてしまいますよね。
以前、私の先輩にも作詞をしている人がいまして、どうやって考えているのかを聞いたことがあります。
使えるかわからないけど、
思い浮かんだ言葉とかをメモするようにしているよ。
と言っていました。
直感を磨くためにも、
普段から気になった言葉などをメモするなど残す
ようにしましょう。
その数をこなしていくうちに
直感が磨かれるということですね。
直感と呼ぶには及ばないことでも、
一度意識の上にあげてみてください。
判断するのは、それからでいいのです。
出典:「「自分の言葉」をもつ人になる」より
何に心が動かされるのかを知る
人の心が動くような言葉を自分の言いたい。
それならば、
何に心が動かされるのかを知る
出典:「「自分の言葉」をもつ人になる」より
必要があります。
人は何に感動するのだろうなどを知る
ことが大事ということですね。
ここで、あなたは最近どんなことに感動しましたか?
私はオリンピックでのジャンプ混合団体には
本当に感動しました。
このように感動と聞くとすごく大きなことに思いませんか?
しかし、
感動する感度をもっともっと敏感にしていくと、
ささやかな日々の生活の中にたくさんの感動を発見できる
出典:「「自分の言葉」をもつ人になる」より
のです。
今日のご飯が美味しい
友達と話しててすごく楽しい
など、大きくなくても感動ってたくさんあるということです。
要は、自分が感動と思うか
どうかということですね。
まずはそれに気づき、自分の中での小さな感動から探しましょう。
小さな感動を何度も見つけることで、
感動体質を創る
出典:「「自分の言葉」をもつ人になる」より
ことができるのです。
そして、
だんだんと人がどんなことに感動するのかがわかる
ようにになるのです。
「共感」に人は動く
人を動かすには、
共感してもらう
ことが大事ですよね。
話を聞いて、
- わかるわかる!
- そういうことだったんだ!
など自分に言ってくれると思うことほど動かされやすいです。
これは同じような体験からくるものです。
しかし本書では、それとは別に、
その言葉の中にある本質的な真実やリアリティに
人の心は動く
出典:「「自分の言葉」をもつ人になる」より
と書かれています。
「本質的な真実やリアリティ」ってなんのことかわかりますか?
本書では、
人の感情も二重構造になっていて
その奥の感情を見極めないと共感されない
と書かれています。
つまり、人の感情には原因がありますよね。
例えば、
楽しい
一緒にいれて楽しい
新しい知識を得られて楽しい
怒り
嫌なことをされたための怒り
理解してもらえないための怒り
など、同じ感情でも原因となるものは異なります。
その原因となるもの、
それが本質的な真実やリアリティ
です。
ただ「楽しい」「怒り」だけでは共感はしてもらえない
ということですね。
そして、その本質的な真実やリアリティを知るためには、
自分の目で見て、感じて、確かめることが大切
出典:「「自分の言葉」をもつ人になる」より
です。
同じ経験をするのが一番ということですね。
例えば、いじめにあって悩んでいる人に対して、
いじめを克服した人の言葉
いじめられたことがない人の言葉
では、「共感」に差は出ますよね。
同じ「悩み」を抱えている人には、
克服した人の言葉が欲しいですし、共感できますよね。
だからと言って、いじめを克服するための言葉を考えたいために、
まずいじめられよう
は違いますよね。
実際に、克服した人の話を聞いて、
そこから感じた自分の言葉を作る
のも良いと私は思います。
奥付
題名:「「自分の言葉」をもつ人になる」
発行日:2015年06月20初版発行
著者:吉元由美
出典「「自分に言葉」をもつ人になる」より
まとめ
今回は、
「感性」の磨き方
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章で学んだ一番のことは、
言葉を作るときの直感は磨くことができる
ということです。
最近、私は何もないところから何かを創ることができる人が本当にすごいと思っています。
絵を描ける人・曲を作れる人・サービスを生み出せる人
その一つに作詞もあります。
先ほども書きましたが、先輩に作詞が趣味の人がいます。
その人は、普段からいろいろな言葉が浮かぶと言っていました。
その浮かんだ言葉から歌詞を作っていくそうです。
それを聞いて、何度か意識してみたことがありましたが、私は何も思い浮かびませんでした。
「ゲームしたいなぁ」「遊びたいぁ」
などいつも通りでしたw
そのため、自分には感性がないと決めつけていました。
しかし、誰でもいきなりすごいいい言葉が思い浮かぶものではないのです。
まずは、何気ない言葉でもいいからピックアップしてみましょう。
それを繰り返すうちに直感が磨かれ、
いろいろな言葉が思い浮かぶようになる
のです。
直感と呼ぶには及ばないことでも、
一度意識の上にあげてみてください。
判断するのは、それからでいいのです。
出典:「「自分の言葉」をもつ人になる」より
この本では、他に
「AIにできる自動化」や「AIの未来予想図」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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