採用される人とされない人の違い|松尾昭仁『通す力』

ビジネス

礼儀正しくも、図々しい

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

松尾昭仁さんの

「通す力」

です。

こちらの本は、章で分かれていないため、本の中からいくつかをピックアップさせていただきます。

あなたは、「通す力」と聞いて何のために必要な力だと思いますか?

一生
一生

私は、「プレゼン」などの企画会議が浮かびました。

私と同じ考えの人が多いのではないでしょうか。

しかし、プレゼンなどの交渉事は、仕事以外でもありますよね。

一生
一生

家族や友人との会話でも、自分の意見を通したい事だってあります。

つまり、通す力が身につくと、

仕事がうまくいくだけでなく、人間関係が円滑に動き、

ストレスなく、あらゆる物事を自分の思い通り進められ、コントロールできる

出典:「通す力」より

ようになるのです。

大事なのは、「相手を打ち負かす」と考えるのではなく、

周囲の人が納得し応援してくれる

出典:「通す力」より

ことです。

ポイントは、

礼儀正しくも、図々しく

出典:「通す力」より

です。

通すには、

礼儀正しさ

図々しさ

の2つが必要ということです。

この記事では、

通すための図々しさ

について書かれています。

一生
一生

礼儀正しさは誰でも想像つくでしょう。

後は、「図々しさ」を使う方法を学びましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • なかなか自分の考えが通らない人
  • 交渉事の時に相手を打ち負かそうと考えてしまっている人

相手にメリットがあればボーダーラインに立てる

相手と交渉する前の時点で、成功する確率はどのくらいだと考えてますか?

一生
一生

大体10%ほどと思います。

基本はダメ。

たまに成功するくらいだと思っています。

交渉事が苦手と思っている人は、私と同じように低く考えてしまっているでしょう。

しかし、

あなたの提案の9割は、採用か否かのボーダーライン上にいる

出典:「通す力」より

のです。

一生
一生

断られることの方が多いのだから、そんなはずないよ!

私はそう思いました。

しかし、これには条件があります。

相手にメリットがあること

です。

つまり、

相手にメリットがあれば、ボーダーラインに立てる

ということです。

そして、提案する以上、相手にメリットがあるから提案するのですよね?

相手とっていいことがあれば、

そのメリットのために採用する or メリットを捨ててでも採用しない

のどちらかになります。

一生
一生

つまり、悩んでもらえるということですね。

なので、

相手にメリットがあること

が最低条件です。

一生
一生

相手のメリットが言えなければ、採用してくれるはずありません。

そのためにも、

採用してくれればどんなメリットがあるのかは必ず言えるようにする

必要があります。

後により好条件を出す良いローボールテクニック

ローボールテクニック

この言葉をあなたは聞いたことありますか?

一生
一生

私は初めて聞きました。

ローボールテクニックとは、

最初に好条件を出して、相手が承諾すると、少しずつ悪条件を突きつけていく手法

出典:「通す力」より

です。

一生
一生

良くないテクニックに聞こえますよね。

当然、騙すために使用してはいけません。

後から出てくる条件が悪条件だからいけないのです。

なので、後からより好条件を出しましょう。

つまり、

ある商品を提案し、購買意欲が高まった段階で、さらに有益な提案をする

出典:「通す力」より

ことで良いローボールテクニックになります。

相手を騙して良いことなんてありません。

しかし、相手にとってさらにメリットであるなら、通してもらいやすくなります

「断られてもOK」と考える

プレゼンする側は誰でも、断られたくないと考えます。

一生
一生

採用してもらいたいため、当然ですよね。

しかし、断られたくないと考え過ぎてしまうため、

失敗できないと緊張してしまう

のです。

なので、

心のどこかで「断られてもOK」という気持ち

出典:「通す力」より

で行きましょう。

それだけで、リラックスできます。

一生
一生

ある程度の緊張は必要ですが、し過ぎてはうまくいきませんよね。

そして、一番大事なのは、

断られた時の相手の意見

です。

最初に、「相手にメリットがあればボーダーライン」と書きました。

つまり、メリットがあっても断られることはあるのです。

その「メリットがあるのに断る理由」を真摯に受け止めましょう。

その理由がわかれば、

クオリティが2倍3倍になるチャンス

出典:「通す力」より

なのです。

誰だって、全ての交渉を成功させることはできません。

大事なのは、

断られた時の理由をちゃんと知りその改善をする

ことです。

それができれば、断られたことは、

「失敗」ではなく「成功への過程」

になるのです。

まとめ

今回は、「通すための図々しさ」についての本を紹介させていただきました。

通してもらうためには、

礼儀正しくも、図々しく

出典:「通す力」より

が大事です。

しかし、図々しさと通すことは正反対に思いますよね。

その「図々しさ」をうまく使うことで、

相手に自信がある

と思ってもらえます。

ポイントは、

  • 相手のメリットが言えることは最低条件
  • 後により好条件を出す
  • 「断られてもOK」と考える

です。

この本では、他に「通すための礼儀正しさ」についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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