分かりやすくしないとダメ?今の広告の言葉の考え方|佐藤達郎『「これからの広告」の教科書』

ビジネス

あえてわかりにくい言葉で興味を持ってもらおう

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

です。

はじめに

広告って言葉をつけます。

一生
一生

値段だったり、商品名だったりを入れますね。

その中には、

  • 〇〇ができます
  • こうするだけでできます
  • たった分でできます

このように、その商品の説明を載せることもあります。

そんなとき、

読んだ人にわかりやすくしないと

って思っていませんか?

Aくん
Aくん

そりゃ、わからないと意味ないよ

Bさん
Bさん

わからない文章だと興味持ってもらえないでしょ

広告に載せる文章は、わかりやすさが大事

一生
一生

私もそう思っていました。

でもこれは、以前の広告を作る上での常識だそうです。

この章では、

今の広告に入れる言葉の考え方

について書かれています。

広告を作る上では、人に知ってもらうこと・興味を持ってもらうことが大事です。

わかりやすく書く以外の効果的な言葉って何なのか一緒に学びましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • マーケティングの勉強をしている人
  • 広告を作る仕事をしている人

わざとわかりにくくしてみよう

今の広告に入れる言葉を考え方としては、

わざとわかりにくくする

です。

わかりやすくするのではなく、あえてわかりにくくするのです。

Aくん
Aくん

なんで?

Bさん
Bさん

そんなのただただ不親切なだけじゃん

って思いますよね?

もちろん、ただわかりにくくすれば良いわけではありません。

大事なのは、

消費者の参加性を高める

出典:「「これからの広告」の教科書」より

ことです。

よくわからないもの・予想外のものを見たり聞いた時、

Aくん
Aくん

何それ?どういうこと?

と自然と自分から考えることよくあります。

この、

「何それ?」「どういうこと?」と思わせる言葉が必要

なのです。

なんでわかりにくい方がいいの?

では、なぜわかりにくい方が良いのでしょうか?

なぜなら、

興味ない人に興味を持ってもらいやすいから

です。

テレビCMなどで、

Aくん
Aくん

これどういうこと?

Bさん
Bさん

なんでこんなCMなの?

このように思ったことありませんか?

一生
一生

昔、トヨタのCMでジャンレノさんがドラえもんに役をやっていました。

初めて見た時、何してるの?って私は思いました。

全く興味ないこと・特に気にして見てないこと

それでも、「どういうこと?」となるようなインパクトがあれば、自然と興味が湧いてきます。

一生
一生

これは、ただ機能をわかりやすく伝えるだけではできません。

広告はけっして「解説」ではない

出典:「「これからの広告」の教科書」より

のです。

広告の目的は、

皆さんに存在を知ってもらうこと・興味を持ってもらうこと

です。

そのため、一度見ただけで全部理解してもらえるようにしないと、なんて考えないようにしましょう。

理解してもらうための解説は、興味を持ってもらった後でも良いんです。

一生
一生

お店やWebサイトでは開設が必要ですね。

なんでわかりやすいのはダメなの?

では、なぜわかりやすい言葉ではダメなのでしょうか?

なぜなら、

わかりやすいだけではスルーされやすいから

です。

あなたはチラシやCMを見るときどんなことを考えていますか?

Aくん
Aくん

チラシは知ってる店のだけパラパラっと見るくらいだね

Bさん
Bさん

CMを見るときは別のことを考えてるよ

こんな感じじゃないですか?

このように、

目に入っていてもあまり興味を持って読んではいない

のです。

どんなにわかりやすい言葉を並べても、興味を持たれなければ、ちゃんと読んでももらえません。

一生
一生

広告って、基本読まれないものです。

わかりやすい

言い換えると、

余計なものは入っていない

ということです。

そして余計なものが入っていないため、読んでる人も元々興味がないため、そのままスルーすることになってしまうことも多くなるのです。

終わりに

今回は、

広告に入れる言葉の考え方

についての章を紹介させていただきました。

この記事では、

あえてわかりにくい言葉を使って興味を持ってもらう

という考え方を紹介しました。

今は情報過多で、みんなたくさんの広告を見ることができます。

その中で、普通のこと・みんなが予想できることを載せてもなかなかその人に引っかかってくれません。

上でも書きましたが、

広告はけっして「解説」ではない

出典:「「これからの広告」の教科書」より

のです。

そのために、商品とは全く関係ないところから広告を考えて見るのも良いかもしれませんね。

ただし、注意しないといけないことは、これが常識というわけではありません。

つまり、常にわかりにくい言葉にした方が良いというわけではないのです。

あくまで興味を持ってもらうための方法であり、すでに興味を持っている人にはわかりやすい言葉でないと興味をなくされてしまいます。

一生
一生

Webサイトなどは逆にわかりやすくないと困ります。

これらを踏まえて、どんな言葉を使うかを考えましょう。

この本では、他に

「広告に載せる内容」や「広告の伝え方」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

奥付


本は、人の知識の宝庫です。

一冊の本を全て取り入れるのは大変です。

そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。

それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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