どんな色でもいいというわけではありません
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
カラーマーケティング
この言葉をご存知でしょうか?
カラーマーケティングとは、色を使ってマーケーティングをするということです。
しかし、
どうやって色でマーケティングするの?
色だけで売れ方が変わるの?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
この章では、
商品に使われている色の工夫
について書かれています。
実際に、色が商品の説明になっている事例はたくさんあります。
色からどんな効果があるのか一緒に学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- マーケティングの勉強をしている人
- 商品開発の仕事をしている人
ブランドを作る
商品に使われている色の工夫の一つ目は、
色でブランドを作る
です。
ここで質問です。
- 質問1:赤い缶の飲料水と言われると何を思い浮かべますか?
- 質問2:緑色のロゴの喫茶店といえば?
1はコ◯・コーラ、2はスタ◯が思い浮かびました。
全員がとは言いませんが、たくさんの人が同じものを思い浮かべたのではないでしょうか?
このように、
色からモノを連想させる
出典:「なぜこの色が売れるのか」より
ことができるのです。
そのため、商品を考えるときは、
同じ色で連想される商品はないか
なども考えるようにしましょう。
もし缶の飲料水を考えている時に赤い缶にしてしまったら、
コーラと認識されてしまう
新商品としてみてもらえない
このようにその色のブランド力が強いです。
そのため、もし色でブランドを作りたいのならまだついていない色を選びましょう。
でないと、すでについている商品に勝たなければいけなくなります。
特徴をつける
商品に使われている色の工夫の二つ目は、
色で特徴をつける
です。
同じ商品でも、
金色のもの
白のもの
ならどちらの方が高級に見えますか?
大体の人は金色のものと答えるでしょう。
また、
赤い袋
青い袋
どちらの方が辛いモノを連想させますか?
赤い方が辛い印象があります。
これが、
色で特徴を見せる効果
出典:「なぜこの色が売れるのか」より
です。
このように色を使って、みんなに特徴と伝えることができるようにしましょう。
また、特徴と逆の色を使ってしまうと、勘違いや疑問を生んでしまいます。
青い袋に辛いって買いてあるけど本当に辛いの?
隣の赤い袋の方が辛そう
と思われることもあります。
このように、
「色で特徴を見せる効果」については、
どう使うにしても、
正しく使わなければならない
出典:「なぜこの色が売れるのか」より
です。
安いを売りにしてるのに金色では安く感じません。
そのためにも、色の持つ特徴を理解しましょう。
商品を区別させる
商品に使われている色の工夫の三つ目は、
色で商品を区別させる
です。
この例の一つとしてはゴミ袋があります。
ゴミ袋はどれもビニールの袋です。
しかし、
可燃ごみ用
ブラスチック製用
不燃ゴミ用
と色で用途を区別しています。
このように、見た目は同じような商品でも色を分けることで用途の違いを伝えることができます。
もし、色でなく文字を書くことで用途の違いを作った場合、
ちゃんと読んでなくて間違えた
そんなの読まないよ
となり、間違った使い方をしてしまうかもしれません。
そのため、もし見た目が似ていて用途が異なる商品を作った場合は、
色を使って区別する
ようにしましょう。
風邪薬なども色で区別されているものが多いですね。
そのおかげでとてもわかりやすいです。
終わりに
今回は、
商品に使われている色の工夫
についての本を紹介させていただきました。
この記事では、
- ブランドを作る
- 特徴をつける
- 商品の区別をする
の三つを紹介しました。
マーケティングをする上で、色も一つの戦略になります。
色が似ているせいで、余計なモノがライバルになっちゃった
見た目が似てるせいでわかりにくいから、買ってもらえない
そのようなことがないように色にも注意をしてましょう。
この本では、他に
「色の持つメッセージを知る」
「ブライベートでの色の使い方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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