自分と相手では聞こえる声が違います
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
安藤尚範さんの
「得する声 損する声」
第1章:自分の「本当の声」を知ろう
です。
あなたは自分の声を良くしたい
と思ったことありますか?
歌手を目指しているわけではないから別にいい
という人も多いでしょう。
私もこの本を読むまではそうでした。
しかし、声とは歌うためだけに使うものでありませんよね。
- 友人と話す
- 取引先と商談をする
- 面接試験
などは人と話します。
話すということは、
相手に自分の声を聞いてもらう
ということです。
声は、
コミュニケーションの道具
出典:「得する声 損する声」より
の一つなのです。
そう考えたら、歌手を目指していなくても
学んでおいた方が良いと思いますよね。
この章では、
自分の「本当の声」を知ること
について書かれています。
道具としてうまく使うためには、
まずは現状を知ることからです。
一緒に自分の声をについて学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 自分の声が嫌いという人
- 「伝える」本をたくさん読んだけれども全然うまく伝えられない人
声には「ふたつの声」がある
あなたは自分の声を、自分が話している時以外で聞いたことありますか?
聞いたことがある人は経験したことあると思いますが、
いつもの自分の声とは違和感のある
ように聞こえます。
実は、声には
必ず「二つの声」が存在する
出典:「得する声 損する声」より
のです。
自分が話している時の、
自分が聞いている自分の声
相手が聞いている自分の声
は異なるのです。
なぜなら、
- 相手は口から出た声を聞いている
- 自分は声帯から出た声を聞いている
からです。
自分も口からの声を聞いていると思いますよね。
私は、仕事上無線を使います。
時には無線機で呼んだ相手が、すぐ近くにいる時もあります。
その時に無線機から流れる自分の声を聴きました。
自分が思っていた声と違いびっくりした経験があります。
今思えば、あれが相手に聞こえる自分の声なんだと思います。
本当に違って聞こえますよ。
声を録音してみよう
自分の口からの声を話しながら聞くことは難しいです。
なぜなら、
声帯からの声の方が聞こえてしまう
からです。
しかし、コミュニケーションに大事なのは、口からの声ですよね。
コミュニケーションは相手にどう聞こえるか
だからです。
では、どうすれば自分の口からの声が聞こえるでしょうか?
「録音」してみるのが手っ取り早い
出典:「得する声 損する声」より
です。
スマホにも録音機能がありますよね。
なので、一度録音して聞いてみましょう。
自分の声が相手にどのように聞こえているのかがわかりますよ。
声は変えられる
自分の声を聞いたことある人・録音して聞いてみた人の中には、
なんか嫌だ
と思う人が多いと思います。
これは、変に聞こえるからではありません。
思っていた声と違ったから
です。
つまり違和感ですね。
しかし本書では、
声は簡単に変えられる
出典:「得する声 損する声」より
と書かれています。
あなたは、
友人と話す時
上司と話す時
知らない人と話す時
全て同じ声で話しますか?
相手によって、声の高低が変わりますよね。
また、相手距離によって、声の大小が変わります。
このように、
「勝手に」変わっている
出典:「得する声 損する声」より
のです。
変えることができるのなら、
あとはそれを意識して使えるようにすれば良いのです。
いろいろな時の自分の声を聞いてみて、
この時はこの声の方がよく聞こえそうだな
などと意識して出すようにしてみましょう。
奥付
題名:「得する声 損する声」
発行日:2009年01月20日初版発行
著者:安藤尚範
出典「得する声 損する声」より
まとめ
今回は、
本当の自分の声を知ること
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章で学んだ一番のことは、
自分の聞こえる声と相手の聞こえる声はやっぱり違う
ということです。
今は、YouTubeに投稿している人もいるため、自分の声を聞いたことのある人も多いと思います。
最初は、録画した後の自分の声に違和感がありませんでしたか?
そして、その違和感を気のせいで片付けませんでしたか?
私は、無線機で聞いた自分の声は
気のせいだと片付けていましたw
しかし、
その声は気のせいではない可能性もある
のです。
そして、相手が聞く声は自分にとって違和感のあった声です。
自分の声を知り、意識してコントロールすることができるようになれば、
それだけでコミュニケーションは圧倒的によくなるのです。
出典:「得する声 損する声」より
そのために、一度自分の本当の声を知ってみましょう。
この本では、他に
「声の磨き方」や「即効ボイストレーニング」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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