お客様に進んで”買わせる”発想|岡田庄生『買わせる発想』[序章 3つの習慣を頭に入れれば全てが変わる]

ビジネス

「売り込む」のではなく「買わせる」

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

岡田庄生さんの

「買わせる発想 序章:3つの習慣を頭に入れれば全てが変わる」

です。

自社の商品を買ってもらうため、いつも”売り込む”方法を話し合っていませんか?

実は、その”売り込む”方法はみんな考えていますよ。

なぜなら、どの店も

買ってもらうために”売り込む”方法を探すから

です。

それでは、1回目は買ってくれるかもしれませんが、それ以降はどうなるかわかりません。

つまり、”売り込む”のでなく、”買わせる”のです。

一生
一生

無理矢理「買わせる」という意味ではないですよ。

”買わせる”とは、

お客さんが自らの意思で買いたくなる

ようにするということです。

「売り込む」のでなく「買わせる」

こちらから頼む方法でなく、お客さんから進んで買ってくれる方法を考えるのです。

ずっと、”売り込む”方法を考えてうまくいっていない方は、一度”買わせる”方法を考えてみてはどうですか?

この本には、その”買わせる”発想の仕方が書かれています。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • 新しい商品を考えている人
  • 自分の商品がなかなか買ってもらえない人
  • どうすれば商品が売れるかを考えている人

”売り込む”と”買わせる”

まずは、”売り込む””買わせる”の考え方の違いからいきましょう。

売り込む

”売り込む”とは、「この商品はここがすごいです」という商品目線です。

例えば
  • この商品のどこがいいのか
  • この商品はどのようなところが、周りより優れいているのか

などの「商品自体の長所」で売る考え方です。

つまり、

競合他社に負けないようなスペック

出典:買わせる発想より

で売ることです。

買わせる

”買わせる”とは「お客様自ら進んで買ってもらう」ということであり、お客様目線です。

例えば
  • この商品を、1日頑張ったあなたへのご褒美にしましょう
  • お客様の〇〇の手助けになります。

などの「お客様にとって何がいいか」で売る考え方です。

つまり、

お客様の力になれること

で売ることです。

”買わせる”発想に変えれば商品が変わる

上で紹介したように、”売り込む”方法と”買わせる”方法では、売るものが変わります。

”売り込む”方法での商品はもちろん商品です。

なので、もちろんライバルは「競合他社の商品」です。

対して”買わせる”方法での商品は、その「ご褒美」や「お客様の力になれること」になります。

つまり、ライバルは同じような「ご褒美になっている商品」や「お客様の力になっている商品」になります。

例えば

ケーキ屋の場合

”売り込む”方法

商品:ケーキ
ライバル:他の店のケーキ

”買わせる”方法

商品 : お客様の仕事のご褒美
ライバル : 他のご褒美となっている商品 (焼き菓子やチョコレートなど)

無理に自分の商品を狭めず、広く捉えてみましょう。

そのほうが、きっと発想もしやすいですよ。

壁を壊す3つの習慣

「売り込む発想」の壁を打ち壊すのが難しい。

しかし、日頃から訓練することで、「買わせる発想」を手に入れることは可能です。

出典:買わせる発想より

そして、著者の岡田さんは、

壁を壊す「3つの習慣」

出典:買わせる発想より

があるとおっしゃっています。

具体的な事実から考える

新しいアイディアを考えるとき、その世界の常識に捉われてばかりではいけません。

大事なのは、

自分の体験にもとづいた、具体的な事実からアイデアを発想

出典:買わせる発想より

することです。

常識も大事ですが、自分の体験から考えてみましょう。

事実を深く掘り下げて考える

”買わせる”発想では、ライバルが競合他社だけではありませんでした。

そのため、そのライバルが売れている理由を深く掘り下げる必要があります。

つまり、

単に事実並べるだけでなく、そこから書いての深層心理を読み解く思考術

出典:買わせる発想より

が大事です。

コンセプトを絞ってシンプルに伝える

どんなにいい”買わせる”発想ができても、上司が理解してくれなかったら、実行できません。

つまり、

いかにシンプルに事実を伝え、相手の心をくすぐることができるか

出典:買わせる発想より

が大事です。

まとめ

今回は、”買わせる”発想についての本を紹介させていただきました。

「発想の転換」

物を売る時や新しいことをするときに、よく聞く言葉ですね。

Aくん
Aくん

周りと同じではダメだ

Bさん
Bさん

前に出るには他の店がしていないことをしないと

そう考えたくなるものわかります。

そこで問題なのは、

「どの」発想を「どの様な」発想に変えるのか

です。

この本では、

  • 「どの」は「売り込む」方法
  • 「どのような」は「買わせる」方法

つまり、

「売り込む」方法を「買わせる」方法に変える

にはどうすればいいかを考えるということです。

「どのような」に関しては、いろいろ試行錯誤する必要があるため時間がかかります。

なので、大事なのは「どの」の部分です。

変えるべき「方法」や「考え」を考えましょう。

例えそれが、その世界の常識だとしても、考えることには価値があります。

この本では、先程紹介した「3つの習慣」ついて深く書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

また、こちらの記事も、”買わせる”発想の仕方の手助けになると思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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