まずちゃんと全部聞こう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
本書の著者である和田秀樹さんは、「感情的にならない本」などを書かれていらっしゃいます。
その和田さんによると、
感情的になっていいけれど、感情の行動化はいけない、
すなわち感情に振り回されていけない
出典:「感情的にならない話し方」より
と書かれています。
- イライラしていたため、つい余計な一言を言ってしまった。
- 態度に出てしまい、相手を不機嫌にさせてしまった。
このような経験ありませんか?
相手に伝わるように行動をしてしまっては、いい関係は作れないですし続けられません。
この章では、
感情に振り回されない「聞き方」
について書かれています。
なんで怒ってるんだ?
こっちもイライラしてきた。
このように感じることもあります。
相手を不機嫌にさせてしまえば、自分も不機嫌になります。
そのため、相手をイライラさせない聞き方を学んで、自分も感情的にならないようにしましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- イライラすることが多い人
- 相手を怒らせてしまうことが多い人
「知らない」では不機嫌になるかも
まず最初に大事な聞き方として、
「知らない」とだけ答えるのは良くない
と言うことです。
あなたが友人に軽い気持ちで話を振ったとして友人から、
知らない
と言われるとどう思いますか?
「聞きたくないんだなぁ」
と感じませんか?
「私と話したくもないのかも」
とまで感じる人もいます。
このように、
「知らない」は拒絶
のように感じられる言葉でもあります。
自分にそのつもりがなくても、
相手がそう感じることもあります。
相手があなたに拒絶を感じた場合、「そんな言い方しなくても良いじゃん」とイライラを感じてきてしまいます。
ただ話を振っただけで拒絶されれば、
相手も嫌な気持ちになります。
そして相手のイライラがあなたに伝わりあなたも、
なんでこの人イライラしてるの?
とイライラしてきてしまいます。
このように、イライラはお互いに伝染するものです。
そのため、いくらあなたが知らない内容だとしても「知らない」の一言だけにするのは控えましょう。
まずは相手の言葉を受け止めよう
上で、
「知らない」とだけ答えるのは良くない
と紹介しました。
この時、
知っている?って聞かれたから知らないって答えただけ
知らないんだからそう言うしかないじゃん
と思いましたか?
そんなことありません。
まずは、
相手の言葉を一旦受け止める
出典:「感情的にならない話し方」より
ようにしましょう。
受け止めると言っても、「〇〇って知っている?」までではありません。
その後も、
相手が話そうと思っている言葉をしっかり受ける止める
ようにしましょう。
その結果、
あまり興味湧かないなぁ
と思えばそれで良いのです。
一人ひとり感じ方が違うのは当然です。
それに相手も、持ちかけた話をちゃんと聞いてくれたと安心します。
面白い・面白くない
これはみんな違っても何もおかしくありません。
しかし、話を最後まで聞かずに面白くないと決めつけるのは相手をイライラさせる原因になるかもしれません。
その結果、自分もイライラしてしまうこともあります。
好奇心がいい感情を作る
自分の知らないことを話題に振られた時、どうすれば「知らない」って出てこなくなるでしょうか?
大事なのは、
好奇心
です。
知らないことに対して「知らない」と言ってしまう原因の一つは、知りたいと思っていないからです。
知ろうと思っていないから
「知らない」とスパッと切ってしまいます。
好奇心があって、いろんなことを知りたいと思っていたら、知らない話の方がどんどん聞きたくなります。
知らないからこそ知りたいです。
そのように話を聞いてくれる人に対しては話す側も、
すごく楽しそうに聞いてくれる。
と感じてくれて話すのが楽しくなってくれます。
しかし、あまり好奇心のない人に好奇心持てと言っても難しいです。
そのためまずは、
ひとまず相手の話につき合ってみようと言う気持ち
出典:「感情的にならない話し方」より
を忘れないようにしましょう。
そうすると自然に、「そうなんだぁ」「それから?」という言葉が出てくるようになり、相手もどんどん話したくなってきます。
終わりに
今回は、
感情に振り回されないための「聞き方」
についての本を紹介させていただきました。
大事なことは、
ちゃんと全部聞くこと
です。
自分の聞き方によって相手をイライラさせてしまうと、自分もイライラしてきてしまいます。
そうならないためにも、
相手の言葉を一旦受け止める
出典:「感情的にならない話し方」より
ことからです。
趣味や趣向はみんな違っても何もおかしくありません。
でも、伝えたいことを話していないのに否定されるとイライラも湧き上がってしまいます。
だから、まずちゃんと最後まで聞くことが大切です。
そのためにも、
「知らない」はあまり使わない方が良い
と言うことです。
しかし、
わたしたちは不機嫌なときほど
「知らない」という答えをしがち
出典:「感情的にならない話し方」より
です。
そのため、自分がイライラしてしまっている時ほど、「知らない」と答えないように気をつけましょう。
この本では、他に
「感情的にならないルール作り」や「やわらかくはっきり伝える話し方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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