理想に近づくために小さな一歩を続ける
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
Michael Bolducさんの
「行動の科学」
第2章:今すぐあなたを動かす「痛みと快楽の法則」
です。
先送り
誰でも一度や二度は経験があると思います。
夏休みの宿題は終わりの1週間で
一気にやりませんでしたか?
先送りにするということは、
何をすべきかはわかっている
ということです。
しかし、
やるべきことよりも他のことがしたい
という誘惑に負けてやるべきことを先送りにしてしまいます。
本書でも、
情報、知識を学ぶだけではなく、
行動、実践することで初めて現実は変わります。
出典:「行動の化学」より
と書かれています。
つまり、
どんなことを学んでも行動しなければ変われない
ということです。
変わりたいという人にとって、
「先送り」は敵ということですね。
なので、先送り癖のある人は
すぐに行動できる考え方
を学びましょう。
この章では、
先送りをなくす考え方
について書かれています。
私も昔は全てのものをギリギリにしかやっていませんでした。
しかし、今では少しづつなくなってきています。
一緒に変わりましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- つい先送りしてしまう人
- 自分を変えたと思っている人
まずは痛みと快楽の関係を理解しよう
人が行動のきっかけは全て、
できる限りの快楽を得るため
出典:「行動の化学」より
痛みを避けるため
出典:「行動の化学」より
の二つに分かれると書かれています。
この、
痛みと快楽の関係を理解することがすぐやる人に変わるための第一歩
出典:「行動の化学」より
です。
では、痛みと快楽の関係ってどういうものだと思いますか?
痛み:嫌なこと・快楽:良いこと
つまり、正反対と私は思いました。
大事なのは、
痛みと快楽は人それぞれ
出典:「行動の化学」より
ということです。
つまり、
自分の快楽が他の人の快楽・自分の痛みが他の人の痛みとは限らない
ということです。
- 自分にとっての快楽が人にとっての痛み
- 自分にとっての痛みが人にとっての快楽
ということもよくあります。
だから、人それぞれ違う行動をするのですね。
先送りとは短期的な快楽の選択
人の行動は、
快楽と痛みがきっかけ
と先ほど紹介しました。
そして、その快楽と痛みには、
短期的・長期的
の二つに分かれます。
「今」と「将来」ということですね。
つまり人の行動は、
- 短期的には快楽で、長期的には痛み
- 短期的には痛みで、長期的には快楽
- 短期的には快楽で、長期的にも快楽
の3つになります。
ちなみに、この考え方ですと4つ目に
短期的に痛み・長期的に痛み
があると考えられます。
しかし、
短期的にも長期的にも痛みになると思うこと
を選ぶ人は少ないですよね?
痛みしかないと思うならしない人がほとんどでしょう。
そのため、3つです。
短期:快楽・長期:快楽
今は快楽・将来も快楽につながると思われる行動
これが、
誰でも理想
です。
今の自分のやりたいことが、将来に自分にとっても良いことなら、誰でもその行動をします。
短期:快楽・長期:痛み
今は快楽・将来は痛みにつながると思われる行動
これが、
先送り
です。
ダイエットしたい人が間食すると、
今は美味しい・将来はなかなか痩せられない
ことになります。
短期:痛み・長期:快楽
今は痛み・将来は快楽につながると思われる行動
これを人は、
我慢
と言います。
本当はゲームしたいけれども、怒られたくないし将来の自分のために勉強する。
これを続けていくうちに習慣化できれば、その痛みは痛みと感じなくなります。
よく言われる習慣化がこれに当たりますね。
習慣化できれば良いですが、できなければ辛いです。
痛みを受け入れたモチベーションは続かない
出典:「行動の化学」より
のです。
痛みと思わなくなる・モチベーションが下がる
どちらが早いかということですね。
痛みを快楽に結びつける
これまでで、人の行動には、
- 短期的には快楽で、長期的には痛み
- 短期的には痛みで、長期的には快楽
- 短期的には快楽で、長期的にも快楽
の3つがあると紹介しました。
では、先送りをなくすにはどうすれば良いでしょうか?
先ほどの3つのパターンを、
- 短期:快楽・長期:痛みを「先送り」
- 短期:痛み・長期:快楽を「我慢」
- 短期:快楽・長期:快楽を「理想」
とします。
理想が思い浮かべば誰でもその行動をします。
しかし、それができないから先送りをしてしまうのですよね。
これは、
先送りと我慢で先送りを選んでしまっている
のです。
ここで我慢を選べる人も気をつけましょう。
そのままでは自分が辛いです。
大事なのは、
我慢の短期的な痛みを快楽に変えること
です。
そうするとどうなるでしょう。
我慢が理想に変化します。
そうなれば、みんな先送りをすることは無くなりますよね。
つまり、
痛みを快楽に結びつける
出典:「行動の化学」より
ことで先送りの行動をせず、理想の行動ができるのです。
それにはどうすれば良いでしょうか?
答えは、
ワクワクするような具体的なゴールを持つこと
出典:「行動の化学」より
です。
ゴールを持てれば、自分がそこに向かっているのかがわかるようになります。
その結果、
ゴールに向かっていないことはなるべくしないようにする
ことができるようになります。
ゴールの自分を想像したら、
今の一歩を頑張れますよね。
奥付
題名:「行動の科学」
発行日:2015年12月11日 初版発行
著者:Michael Bolduc
出典「行動の科学」より
まとめ
今回は、
先送りをなくす考え方
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章で学んだ一番のことは、
人の行動は快楽と痛みがきっかけで決まる
ということです。
私は、一時に比べると先送りを減らしているつもりでした。
しかし、
将来のことを考えずに今の快楽を優先してる
こと思い浮かびました。
ただ自分が先送りと考えていなかっただけのことが
よくありました。
それを直せばもっと時間ができると思うと
読んで本当によかったです。
ただ今やりたいことをやりたいと思うことも多いでしょう。
しかし、
理想の自分を想像し、続ければなれると思ったから今の小さな一歩を続けられる
のです。
この本では、他に
「行動的になるには」や「ゴールのつくり方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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