「忙しい」と考えることからやめよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
水島広子さんの
「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」
第1章:どうしてこんなに毎日忙しいの?
です。
あなたは、最近「忙しい」と思ったことありませんか?
私はあります。
昨日も言った覚えがあります。
と言うより、最近毎日行っているような気がします。
私のようにいつもいそがいいと感じている人もいると思います。
そう言う時っていつもより長くやっているのに、
いつもより終わっていないことが多くないですか?
本書では、
それって「忙しい病」かもしれません
出典:「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」より
と書かれています。
今は、ネットの普及によりたくさんの人と自分を比べることができるようになりました。
その分、自分も何かしなきゃと焦ってしまう人が多いです。
焦れば焦るほど「忙しい」と感じてしまいますよね。
しかし、よく周りを見渡してみてください。
みんな忙しそうにしている中に、
この人、みんなよりたくさんしているのに全然忙しそうに見えないなぁ
って人いませんか?
つまり、
実際にどれだけ忙しいか
どれだけ忙しいと感じているか
は、必ずしも一致するわけではないということです。
この「ずれ」からくるものを、「忙しい病」と本書では例えています。
医学的な病気ではありませんよ。
では、なぜ「ずれ」が生じてしまうのでしょうか?
この章では、
どうして「忙しい」と感じてしまうのか
について書かれています。
どんなに忙しくても「忙しい」と感じない。
それができるだけで、すごく良く感じませんか?
なのでまずは、「忙しい」と感じる原因から学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- いつも「忙しい」と感じてしまっている人
- 仕事でいつも焦ってしまっている人
ずっと考えているから「忙しい」
「忙しい」と感じてしまう原因は、
「あれもやらなければ、これもやらなければ」
「あれも終わっていない、これも終わっていない」
と考えている
出典:「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」より
ことです。
経験ありませんか?
私はよくあります。
今やっていることが終わってもいないのに、
まだこれも残っているなぁと考えてしまっています。
つまり、やりながら考えているため、
本来すべきことに集中できていない
と言うことです。
こうなると、「忙しい」は頭から離れませんよね。
何をするにしても、「忙しい」と感じている状態のままやることになります。
つまり、
常に「私は忙しい」を通して物事を見る
出典:「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」より
ことになります。
このことを本書では、
「忙しさのメガネを通して見ている」
とおっしゃっています。
こうなると大変です。
どんなに仕事をしても、頭の中は「忙しい」です。
実際に一つのことが終わっても感じることは、
まだ他にもやることがある↓
です。
「忙しい」と感じているため、「終わっていないこと」にしか目が行っていません。
つまり、
なかなか達成感が得られない
出典:「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」より
ということです。
できているのに達成感がないのは、もったいないですよね。
どんなことでも、できた後に達成感があるからこそ、
明日もやろうと継続できる
自分はやれたんだと自信がつく
のです。
なので「忙しい」と感じている人は、
今やっていること以外のことを考えるのをやめる
ようにしましょう。
私も現在同じ状態なので、難しいのはよくわかります。
しかし一度、他にやることを考えるのをやめましょう。
—– 注意 —–
「考えるのをやめよう」と意識し過ぎてもダメです。
それは、「考えるのをやめよう」と考え過ぎています。
—– 終 —–
「忙しい」と考えてしまう瞬間
「忙しい」と感じないためには、「忙しい」と考えないことが大事です。
では、どんな時に「忙しい」と考えてしまうでしょうか?
それは、
「できていない自分」を感じたとき
出典:「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」より
です。
- 周りの人と比べて「自分はできていない」
- 思った通りに行かなくて「自分はできていない」
このようなことを考えているうちに「忙しい」と感じてしまっているのです。
つまり、
自分にはまだ足りないところがあるのではないか
出典:「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」より
と考えているのです。
誰にだって足りないところはあります。
全て兼ね揃えた人なんていませんよね。
そのため、自分の足りないところを探し始めたらキリがありません。
自分の足りないところを知る
つまり、自分の弱点を知ることはいいことでもあります。
弱点を知ることで対策を考えます。
できるようになろうと努力もします。
しかし、一気に全ての「できないこと」をなくそうと考えてはいませんか?
今までの自分の何十年でできなかったこと・苦手だったことです。
それを、
まとめてできるようにする
短期間でできるようにする
できれば理想ですが、難しいですよね。
その「自分にできないこと」は本当に今の自分に必要なことですか?
必要と考えるのなら、やるべきです。
今でなくてもいい・そのままできなくてもいい
そう思うなら、「忙しい」と感じてまでやることではないのです。
「忙しい」と感じなくなってから始めましょう。
休むときは休んでメリハリをつけよう
「忙しい」病の一つの特徴が、「メリハリのなさ」です。
出典:「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」より
「忙しい」と感じてしまっている人は、
思ったほど量ができていない、けれども休んでもいない
のです。
これは辛いですよね。
疲れが溜まり、余計に質が落ちてしまいます。
実際に、思った通りにできていたら、「忙しい」と感じることは少ないのです。
思った通りにできているのに「忙しい」のは、
「実際に忙しい」からです。
思った通りにできていない
↓
だから時間がかかる
↓
だから休めない
↓
疲れがたまる
↓
もっとできなくなる
「忙しい」と感じる人は、このようになってしまうことがよくあります。
大事なのはどこでしょうか?
「思い通りにできていないこと」?
それができれば「忙しい」と苦労しませんよね。
それができないから悩んでいるのです。
大事なのは、
休むこと
です。
「忙しい」と感じている人は皆休むことを嫌います。
休みたくないのではありません。
できていないから休めないのです。
しかしそれでは、疲れは溜まっていくばかりです。
これは1日の中でも一緒です。
「今が力の使いどき」「今はリラックスをするとき」
出典:「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」より
を判断して、休む時間も作りましょう。
疲れが溜まっていては、当然本来の自分はなかなか出せません。
そして、「できてない自分」を感じる。
その結果、「忙しい」を感じてしまっているのです。
1日24時間ずっと動き続けられる人はほとんどいません。
7時間だって難しいのです。
なので、
自分の力を最大限に引き出して、気持ち良く生きていくために必要なのは、
「メリハリをつける」ということ
出典:「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」より
です。
まとめ
今回は、
どうして忙しいと感じてしまうのか
についての本を紹介させていただきました。
「忙しい」と感じている人は多いです。
しかし、
実際に忙しい
忙しいと感じている
は違います。
ただ、忙しいと感じているだけの場合もあるということです。
その場合は、「忙しい」と感じないようになれば、忙しくなくなるかもしれません。
そのためにも、
「忙しい」と考えるのをやめる
ことをして見ましょう。
「忙しい」と考えながら、集中するのは難しいです。
なので、「忙しい」と考えないようにするのが忙しくなくなる近道なのです。
この本では、
他に「「今」に集中する習慣」や「メリハリの付け方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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