人に喜ばれると自分も嬉しい
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
小林正観さんの
「ありがとうの神様」
第1章:否定しない、怒らない、イライラしない
です。
あなたも、誰かに勝つことを目標にしていませんか?
私は、職場ではずっとそれを考えていた時期がありました。
立場は上の方ではないため、実力で上にいないと
言いたいことも言えないと考えていました。
そして、
勝つことよりも大事なことがある
と聞いたことありませんか?
とにかく勝つことにこだわっている人に、そんなものはないと思うことです。
なぜなら、
勝つことよりも大事なことが何かがわからない
からです。
では、その勝つことより大事なこととはなんでしょうか?
答えは、
人に喜ばれること
出典:「ありがとうの神様」より
です。
この章では、
なぜ、喜ばれることが大事か
について書かれています。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 勝つことだけをずっと考えてきた人
- 一度の失敗をすごく落ち込んでしまう人
お互い支え合える
なぜ、人に喜ばれるのが大事なのでしょうか?
それは、
お互いが支え合える
出典:「ありがとうの神様」より
からです。
「人」という時はお互いが支え合っている
とよく聞きますよね。
勝つことにこだわりすぎて自分のことばかり考えていたら、誰も支えてくれません。
相手が支えてくれていても気づけないこともあります。
それではいけないのです。
自分から相手に喜ばれるようになりましょう。
そうすれば、相手が喜び、相手も自分を喜ばそうとしてくれます。
つまり、
相手を喜ばせるということは、自分が喜ぶことにつながる
のです。
全てのことを自分一人でできるようになるのは相当な努力が必要です。
それでも手に入れられないことだってあります。
しかし、友人や家族と支え合うことで、
- 自分にできないことを相手にしてもらう
- 相手にできないことを自分がする
これこそが幸せというものです。
すでにたくさんのものを持っている
人に喜ばれるとはどのようなことでしょうか?
それは、
人のために動く
ということです。
- 友人からの頼まれごとを快く受ける
- 友人の嫌がっていることで自分のできることなら率先してやってあげる
このように自分のためでなく相手のために動くことで
相手に喜ばれる
のです。
しかし、たくさんの人は、相手のためでなく自分のために動きます。
なぜでしょうか?
それは、
まだ持っていないものを手に入れたい
からです。
それでは、いつになってもの満足できません。
手に入れられたら、
次に欲しいものを得るために動くでしょう。
つまり、また自分のために動くのです。
必要なものは、すでに、すべていただいている
出典:「ありがとうの神様」より
このように考えることで、自分に余裕が生まれます。
そして、余裕が生まれば、
自分のためだけでなく相手のために動くことができる
のです。
私は以前、自分の1日の予定を組んでいました。
その結果、何もなければその予定通りにいけて、1日を満足できていました。
しかし、友人・家族からのLINEなど他のことが起きると予定通りにいけない時もあります。
LINEなんてよくあることですよね。
それに相手には悪気もありません。
その、よくあることのたびに予定通り行けずイライラしていた時もあります。
そんなの良いことのはずがないですよね。
それに、相手もそんな人のために動こうとは思わないでしょう。
私は運よく、友人はすごく良いやつらで、
ずっと一緒にいてくれました。
私もそいつらのためなら喜んで動きます。
怒るほど自分の体を痛めてしまう
ここまで、人を喜ばせることのいいことを紹介しました。
それでは、それがなぜ勝ちにこだわることより良いことなのでしょうか?
勝つことを目標にする人は、
それだけ勝ちたいのだからそのぶん努力する
ようになります。
それは、良いことですよね。
その結果、誰かに勝つことばかり考えていると、
「失敗しろ」「上司の前でだけいい顔しやがって」などと相手にイライラしてしまう
こともありませんか?
これは、勝ちにこだわりすぎた結果、
ただ勝てば良いと考えてしまっている
からです。
自分が相手より上にいけなくても、
相手が自分より下に行けば勝ちは勝ちですからね。
しかし、人は
怒れば怒るほど、自分で自分の体を痛めて、損をする
出典:「ありがとうの神様」より
のです。
つまり、
イライラの原因を作っても良いことはない
ということです。
誰かに勝つことばかり考えた結果、
- 相手の失敗を望む
- うまくできなかったことにイライラする
これらによって、一番損をするのは「自分本人」なのです。
相手の失敗を望むよりも、
お互い励まし合いながら一緒に努力する方が自分の成長には良い
のです。
まとめ
今回は、
自分が勝つことより大事なこと
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章を読んで一番学んだことは、
相手を喜ばせることができれば、それは自分を喜ばせることにつながる
ということです。
勝つことにこだわる人は努力ができます。
勝つには、
人より努力する必要がありますからね。
しかし、あまりうまくいかなくなった場合、
とにかく勝てればいい
に変わってしまうのです。
そのために、
相手を落とすことを考えてしまっては良い結果にはならない
ですよね。
勝つことよりも、一緒に上がっていくことのほうが嬉しいはずです。
そのためにも、勝つことよりも、
相手を喜ばせること
を考えましょう。
それが、自分が成長していくのに大事なことなのです。
この本では、他に
「どうすれば喜ばれるか」や「「子ども」が輝く子育て」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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