良いマニュアルの作り方|松井忠三『無印良品は、仕組みが9割』

ビジネス

新人でもわかるくらいシンプルな”仕事のカンペ”を作りましょう!

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

松井忠三さんの

「無印良品は、仕組みが9割 第2章:決まったことを、決まったとおり、キチンとやる」

です。

あなたの会社では、マニュアルはありますか?

複雑な作業などをやるときこそ、このマニュアルが必要です。

なぜなら、複雑であればあるほど、

今何ができていて何ができていないかがわからなくなることが起こりやすい

からです。

マニュアルとは、手順書であり、これをやったら次はこれをやるなどの仕組みのことです。

このマニュアルを作ることで、仕事ではたくさんの良いことがあります。

この章では、

そのマニュアルを作るときどのように考えて作ればいいか

が書かれています。

こちらを読んで一度、マニュアルを作ってみましょう。

作りながら、

問題点を見つけてすぐ改善

を続けていけばあ良いのです。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • 仕事をするときよく何か人作業を忘れてしまう人
  • 新人に何をすれば良いか支持するのを悩んでしまう人

なぜマニュアルが重要なのか?

「会社の仕組み」がなければ、そこから「知恵」も、ひいては「売上げ」も生まれません。

出典:「無印良品は、仕組みが9割」より

複雑な作業を行うときや複数人で一つの作業を行うとき、

今何ができていて何ができていないか

を全員が把握するのは難しいです。

一生
一生

自分の担当の仕事はわかるけど、他の人はどこまでできているかはみんなに聞かないとわからないですよね。

それに複雑な場合は、途中でどこまで出来たか忘れてしまうこともあります。

マニュアルは、その”複雑さ”をなくしてくれます。

作業の流れのマニュアルを作れば、「今ここまで出来たから次はこれをやれば良い」と一眼でわかるようになります。

一生
一生

つまり、

仕事でのカンペを作りましょう!

ということです。

このカンペさえ作れれば、

  • 新人などのその作業を行なったことのない人でも、順番を最初に覚える必要がなくなる
  • 教える人も次に何をやってもらうべきか指示で悩む必要がなくなる

のです。

つまり、みんなの悩みの一つがマニュアル作りによって消えるのです。

一生
一生

学校でのテストなどではカンペはいけませんが、仕事でのカンペはとても良いことがあるというわけですね。

新人が読んでも理解できるマニュアルが「良いマニュアル」

マニュアルは、

徹底して具体化

出典:「無印良品は、仕組みが9割」より

する必要があります。

なぜなら、

みんなが共通するマニュアルである必要がある

からです。

このみんなは、もちろん新人などの初めてその仕事を行う人も含めます。

そのため、専門用語などの知らないと理解できない言葉を入れては勘違いなどが生まれてしまうことがあります。

なので、

新入社員が読んでも理解できるような言葉で、かつ具体的に説明する

出典:「無印良品は、仕組みが9割」より

仕組みを作りましょう。

一生
一生

マニュアルの欠点として、

勘違いしていても気づかずに次の作業に移れる

ことにあります。

そのため、勘違いしてしまうようなマニュアルは控えましょう。

良いマニュアルとは、

誰が読んでも同じように理解できる仕組み

です。

現場の問題点は現場の人が一番知っている

マニュアルを作るときに気をつけるべき点は、

それを使う人が、作るべき

出典:「無印良品は、仕組みが9割」より

ということです。

多くの会社では、このようなマニュアルを偉い人だけで作ることが多いです。

そんなマニュアルでは良い仕組みを作るのは難しいです。

なぜなら、

現場の問題点を知っているのは、やはり現場の人間

出典:「無印良品は、仕組みが9割」より

だからです。

何が問題点かわからない人たちで何時間話し合っても、その問題点が出てこなけれ当然その対策は出てきません。

すごく当たり前のことなのに、できていない会社が多いです。

一生
一生

私が働いている会社も同じです。

上の人たちで、マニュアルは作ってくれるのですが、現場の人間からすると穴だらけですw

現場を知らないのだから当然のことです。

なので、時間を効率的に使うためにも、マニュアルは現場の人たちも加わって作るべきです。

まとめ

今回は、「良いマニュアル作り」についての本を紹介させていただきました。

仕事をする上で、マニュアル作りは重要です。

しかし、マニュアルさえ作れば良いという話ではありません。

もし、よくないマニュアルを作ってしまうと大変なことになってしまいます。

なので、良いマニュアル作りには何が重要かを知った上で作りましょう。

また、

マニュアルを作ったところから、仕事はスタート

出典:「無印良品は、仕組みが9割」より

です。

作って終わりではなく、

新たな問題点を見つけたらすぐに改善しなければいけない

のです。

この本では、他に「むくわれない努力をなくす法」や「基本があれば応用できる」についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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