市場志向で広く考えよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
永井孝尚さんの
「100円のコーラを1000円で売る方法 第1章:アメリカの鉄道事業はなぜ衰退したのか?-」
です。
私の中では、このタイトルを一度本屋で読んだとき、「どうやって売るんだよ」と思いました。
そして、その時点で買うのを決めた本です。
主にマーケティングの本であり、マーケティング素人の私には知らないことばかりで、読んでてすごく楽しかった本です。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 仕事でマーケティングを担当している人
- これから事業を起こそうとしている人
顧客の言いなりだけではいけない
私は、今までマーケティングに関わった仕事をしたことがありません。
そんな素人の私の中では、
商品は顧客の希望を100%実現できる商品を作れば売れる。
でも、100%どこもできないから、それに1番近づいた商品が世の中では売れているというくらいにしか考えていませんでした。
しかしこの本では、
「顧客に振り回される」ということではなく
「顧客の課題に対して、自社ならではの価値を徹底的に考え、提供する」ということなのです。
出典:100円のコーラを1000円で売る方法より
と書かれています。
つまり、マーケティングとは100%に近づけることではなく、自社の価値をつけて120%のものを出すように考えることです。
言われた通りのことだけでなく、自分たちの出せる良い価値もつけることを目標にしましょう。
市場志向と製品志向
本書で事業の括り方は、
「市場志向」と「製品志向」
出典:100円のコーラを1000円で売る方法より
とあります。
製品志向
製品志向とは、自社を自社の売っている製品の会社と考えることです。
よって、製品志向での競合他者は「他の鉄道会社」や「他の化粧品販売会社」になります。
市場志向
対して、市場志向とは、自社を顧客が利用してくれている理由の会社と考えることです。
よって、市場志向での競合他者は、「他の国内の輸送会社」や「他の自己表現を売る会社」となります。
自社の事業は?
先程、「市場志向と製品志向」について説明しました。
それでは、あなたの会社はどちらの思考で括りますか?
そして、どんな事業ですか?
本書では、
市場志向は顧客中心の考え方
出典:100円のコーラを1000円で売る方法より
とあります。
つまり、「顧客が何を求めてその商品を買っているのか?」の視点で考えた方が、今の現状やこれからの準備を柔軟にできると思います。
まとめ
今回は、マーケティングについての本を紹介させていただきました。
上でも書きましたが、私はマーケティングは完全初心者です。
なので、マーケティング関係の方にとっては基本なのかも知れないですが、私のようにようにかじったことの無い人にっとっては、すごい学べる本だと思います。
なので、これから自分で事業をおこしていこうと思っている方などには、ほんとにオススメです。
また、この本はマンガ版も出ていますので、そちらから読んでも良いかも知れません。
この本では、他に「マーケットチャレンジャーとマーケットリーダー」や「値引きの怖さ」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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