周りの音を減らそう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
聞こえているのになんて言ったか理解できない
そんな経験ありませんか?
経験がある人は、
あるけどどうすれば良いかわからない
病院で聞いても問題ないって言われたし、
自分がいけないのかなぁ
と思うこともあるかもしれません。
APD
聴覚情報処理障害とも言って、
音としては聞こえているのに、
言葉として理解できない
出典:「聞こえているのに聞き取れないAPDがラクになる本」より
ことがあるそうです。
それなのに、
- 自分が悪い
- 自分がちゃんと聞いていないだけ
と自分を責めていませんか?
この章では、
APDの聞こえづらさをラクにする方法
について書かれています。
ちゃんと聞き取れない自分が悪いと責める必要なんてありません。
まずはできることから始めてみましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 聞き取れないことがたまにある人
- たくさんの人が話すと何もわからなくなる人
- 聞き間違いが多い人
静かな場所に行く
APDの場合、周りの音が聞きづらい時があります。
決して、全く聞こえないわけではありません。
そのためまずは、
会話などを静かな場所でする
ようにしましょう。
- 近くで工事をしている
- たくさんの人がいる
そのような場所では、極端に聞き取りが悪くなります。
周りの音が大きければ、
誰だって聞き取りづらいです。
そのため、会話をするときなどは、
- テレビ
- 音楽
などの周りの音をなるべく消すようにしましょう。
人によっては、コピー機の音でも気になるそうです。
聞きづらいなぁと思ったら、まずは周りの音がするものを消してみましょう。
ノイズキャンセル機器を使う
電話をする場合などは、
ノイズキャンセリング機器を使ってみる
のも良いかもしれません。
電話の場合、どうしても片方の耳は空いています。
そのため、そちらの耳からも他の音が入ってくるので電話を聞き取るのが難しくなることがあります。
そんな時のために、
ノイズキャンセリング機能の活用
出典:「聞こえているのに聞き取れないAPDがラクになる本」より
をしましょう。
イヤホンやヘッドホンが出ています。
ノイズキャンセリングのついたイヤホンなどを使用することで、
外からの音を小さくして、イヤホンからの音に集中できる
ということです。
ただ外の音が遮断されてしまうため、
ずっとつけておくわけにはいかないと思います。
メモやメールを使う
イヤホンなどを使えない状況であれば、
メモやメールなどの別の手段で補う
ようにしましょう。
聞きづらいと感じた時、どんなに集中していても全部を聞き取るのは難しいです。
誰だって一回でたくさん理解するのは難しいです。
そのため、
- メモなどを使って文章にしてもらう
- 電話でなくメールやLINEでやりとりする
など他の手段を準備しておきましょう。
大事なのは、情報が伝わることです。
別に耳で聞かなきゃいけないわけではありません。
そのため、
耳以外でも伝わる手段を準備する
のが大事なことです。
また、今ではスマホなどで音声を録音することができます。
そのため、
内容を録音させてもらい、後で聞いて確認できるようにしておく
のも一つの手段ですね。
終わりに
今回は、
APDの聞こえづらさをラクにする方法
についての本を紹介させていただきました。
この記事では、
- 静かな場所に行く
- ノイズキャンセル機器を使う
- メモやメールを使う
の3つを紹介しました。
まとめると、聞こえづらくなったら、
「一つの音に集中できること」と「他の手段も準備しておくこと」
です。
しかし、それと同じくらい大事なことがあります。
それは、
相手に伝えて協力を得ること
です。
伝えたら働きづらくなるんじゃない?
聞こえる時もあるからあまり言いたくない
そう思うのもわかります。
しかし、相手からしても、
- 聞こえてるはずなのに返事がない
- ちゃんと聞く気がないじゃない?
と誤解が生じてしまうこともあります。
私もAPDを知る以前は、
そう思ったことがありました。
隠しておいて良いことはあまりありません。
自分の聞こえなさを周囲に話してみてはいかがでしょうか。
出典:「聞こえているのに聞き取れないAPDがラクになる本」より
この本では、他に
「APDについて」や「APDかどうかのチェックリスト」
などが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
また、APDついてはこちらでも紹介しています
よろしかったらどうぞ
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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