人を動かすには「モチベーション」が必要
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
山崎啓支さんの
「「人」や「チーム」を上手に動かすNLPコミュニケーション術
第1章:人はなぜ思うように動かないのか?」
です。
あなたがもしリーダーなら、どのようにして周りの人を動かしますか?
私は、その日いる後輩とは必ず話すようにしています。
そこで体調などを理解し、それに合わせて対応しています。
しかし、先輩となると別です。
先輩を動かすということを考えたことがありません。
私のように、考えている人多いと思います。
しかし、もしリーダーに任命された場合、先輩・後輩関係なく動かせないといけません。
ただコミュニケーションと考えると、
話すことで大丈夫
でしょう。
しかし、人を動かす場合は、そうはいきません。
人を動かすには、
身体から湧き出るモティベーション(意欲)が必要
出典:「「人」や「チーム」を上手に動かすNLPコミュニケーション術」より
です。
人をうまく動かせる人は、モチベーションを上げられる人
ということですね。
そして、
人間がどのような原理で動いているのかを、
あらかじめ知っておく必要がある
出典:「「人」や「チーム」を上手に動かすNLPコミュニケーション術」より
のです。
つまり、
「どうすれば人は動こうとしてくれるのか」
を知る必要があるということですね。
これは、コミュニケーションの土台となるものです。
この章では、
人を動かすこと
について書かれています。
一緒に、コミュニケーションの土台を作りましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- リーダーに任命されたけどうまくみんなを動かせるか不安な人
- うまく動かせず、一人で全部やろうとしている人
モティベーションの源泉は「欲求」
先ほど、
人を動かすにはモティベーションが必要
と書きました。
つまり、周りの人のモティベーションを引き出せる人が
うまく人を動かせる人
ということですね。
では、そのモティベーションとは、何から生まれるものでしょうか?
「モティベーション(動機・やる気)」の源泉は「欲求」である
出典:「「人」や「チーム」を上手に動かすNLPコミュニケーション術」より
「出世したい」「もっと稼げるになりたい」
このような欲求がモチベーションを上げるのですね。
そしてこれは、大人に限ったことではありません。
- プロ野球選手になりたい
- ゲームを上手くなりたい
このような欲求があるために
人は動く
のです。
つまり、人のモチベーションを引き上げたいのなら、
その人の欲求が何かを知る
必要があるのです。
動いた結果、その欲求に近づけるとわかれば、
その人は進んで動いてくれますよね。
なので、周りの人が何を求めているのかを知りましょう。
思い込みは変えることができる
よく、犬恐怖症や高所恐怖症などの人がいます。
これは、
- 犬恐怖症・・・犬に噛まれたことがある
- 高所恐怖症・・・高いところから落ちたことがある
のような昔の経験からきている人もいます。
犬に噛まれた
↓
全ての犬が怖い
高いところから落ちた
↓
全ての高いところは怖い
と思い込んでしまっているということです。
仕事などでも同じように、
- 怒られた経験のある仕事はやりたくない
- 怪我したことのある場所では仕事をしたくない
と思い込んでしまうこともあります。
どんなにモチベーションが上がっても、
嫌と思うことはやりたくないですよね。
では、先ほどの例より、
犬恐怖症 → 本当に全ての犬が危険?
高所恐怖症 → 本当に全ての高いところが危険?
かを考えましょう。
本当に全ての犬が危険なら、犬を飼う人はもっと少ないはずですよね。
このように、
思い込みによる苦手意識
というものは誰にだってあります。
その苦手意識が思い込みによるものであれば、
全てがそうであるわけではない
ことをちゃんと伝えてあげましょう。
もしかすると、それで苦手意識がなくなるかもしれません。
つまり、
「思い込み」は変えることができる
出典:「「人」や「チーム」を上手に動かすNLPコミュニケーション術」より
のです。
全ての恐怖症を治さなければいけないわけではありません。
例えば、
- プロ野球選手になりたい→犬恐怖症でも問題ない
- 獣医になりたい→犬恐怖症は治った方が良い
ですよね。
その人にとって必要であるなら、思い込みをなくせるよう協力をしてあげましょう。
その結果、怖くなくなれば、モチベーションを邪魔するものが一つ減ってくれます。
影響を受ければ、胸で共感しお腹で腑に落ちる
人間には、
「頭のレベルのコミュニケーション」と「身体のレベルのコミュニケーション」
出典:「「人」や「チーム」を上手に動かすNLPコミュニケーション術」より
の2つがあります。
頭のレベルのコミュニケーション
意識したコミュニケーション
頭で考える = 言葉
身体のレベルのコミュニケーション
無意識のコミュニケーション
身体で感じる = 感覚
つまり、
- 言葉で感じ意識して理解するコミュニケーションは、頭のレベル
- 感覚で感じ無意識に理解するコミュニケーションは、身体のレベル
ということです。
では、どちらなら人に動いてもらえるでしょうか?
ヒントは、「人を動かすのはモティベーション」です。
答えは、
身体のレベルのコミュニケーション
です。
感覚を変化させることがコミュニケーションの目的
出典:「「人」や「チーム」を上手に動かすNLPコミュニケーション術」より
なのです。
なので、
人に動いてもらうためには、感覚 (気持ち)を変化させること
を考えましょう。
頭で理解してもらうだけではいけません。
学生の頃、つまらないと思いながら授業を受けた経験ありませんか?
これが、頭のレベルです。
理解はしていますが、モチベーションは上がらないですよね。
相手が強く影響を受けたなら、
「胸」で共感したり、「お腹」で腑に落ちる
出典:「「人」や「チーム」を上手に動かすNLPコミュニケーション術」より
のです。
なので、身体に届けるコミュニケーションをしましょう。
まとめ
今回は、「人を動かすコミュニケーションの土台」について紹介させていただきました。
人を動かすには、
モチベーションが必要
です。
しかし、その方法をあなたは習ったことがありますか?
きっと、ほとんどの人が習ったことはないでしょう。
それなのに、
自分は人をうまく動かせない。
だから、リーダーには向いていない。
と考えていませんか?
今できないのなら、これから学べばいいのです。
この章では、まずその土台が書かれています。
大事なのは、
- 人を動かすにはモティベーションが必要
- 思い込みによる苦手意識なら変えられる
- 頭でなく身体で感じるコミュニケーションを心がける
ことです。
この本では、
他に「人を動かす絶対条件」や「チームを動かすコミュニケーション」
についてなどが書かれています。
今回の章は、あくまで土台です。
この土台があってこそ、応用ができるようになるのです。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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