あってもいいが「経験」の方が大事
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
いきなりリーダーを任されちゃった
やりたくないのにリーダーになれって言われた
そんな経験ありませんか?
リーダーになりたくない
今はそういう人が多いです。
ネットで調べてみたら約80%以上って書いてありました。
約5人に1人しか上に立ちたくないのです。
では、なぜリーダーになりたくないのでしょうか?
その一つの理由は、
みんなを指導する力がないから
です。
でも、リーダーに指導力は絶対ないといけないものでしょうか?
この章では、
リーダーに「指導力」が必要かどうか
について書かれています。
上に立てば、後輩や周りを育てるのも仕事の一つです。
しかし、
自分はコミュニケーションが苦手
自分のことで手一杯だよ
と思っている人は上に立ちたくないと考えてしまいます。
本当にリーダーには「指導力」が必須なのか考えてみましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 自分は「指導力」がないからリーダーになりたくないと思っている人
- やりたくないのにリーダーになっちゃった人
- リーダーになるための準備をしている人
「指導力」が必要は”思い込み”
まず最初に結論から言います。
リーダーに「指導力」がないといけないは思い込み
です。
先輩が後輩を育てるのは当たり前
わからないことはリーダーが教える
これは誰でもわかります。
誰でも知っている人に聞きます。
その代表例がリーダーや先輩ですね。
しかし、
自分のやり方をそのまま教えても後輩はなかなか伸びない
です。
なぜなら、自分と同じように動けるとは限らないからです。
自分はできるからと言って難しい計算を電卓なしのやり方で教えるのは違いますよね。
私も以前、初めて教える側になった時、何から何まで自分のやり方を教えていました。
相手は新人でなく、その仕事をするのが初めての後輩です。
しかし、何度やっても同じようにはいきません。
なぜなら、自分は一回でできることをその子はまだ1回では難しかったのです。
それなのに、同じように1回でやろうとしてそこでバテてしまっていました。
つまり、
育てるのには自分と同じやり方を叩き込めばいいというわけではない
ということです。
よって、後輩の育てるためには、
「指導力が高くないといけない」は思い込み
です。
あってもいいですが、もっと必要なものがあります。
必要なのは「経験」
上で、後輩を育てるのに「指導力が必要」は思い込みと言いました。
でも、
育てる以上指導できなきゃいけないんじゃないの?
ならどうやって育てるの?
という疑問が浮かびます。
その答えは、
あなたの経験
です。
やりたくないと言ってもリーダーを任されたのなら、ある程度の経験があるでしょう。
そのあなた自身の経験から、
- 以前、自分も躓いたところを教える
- こんな危険があるから自分なりの対策を考えてもらう
- 改良の余地がある箇所を伝えて一緒によくなるように考える
などあなたの経験を伝えるのです。
これが、
“後輩を育てる”
ということになります。
リーダーであるあなたは後輩よりも経験を積んでいるのです。
つまり、
この先どのような経験を積めば、
仕事で習熟するかわかっている
出典:「マネジャーになってしまったら読む本」より
のです。
その経験を教えてあげましょう。
終わりに
今回は、
リーダーに「指導力」は必要かどうか
についての章を紹介させていただきました。
結論としては、
「指導力」もあってもいいが、必要ではない
です。
人にうまく教えられる「指導力」があっても問題ありません。
でも、リーダーが後輩を育てるというのは、
やり方を教えるだけでなく今までの経験を伝えること
です。
つまり、
リーダーに必要なのは「指導力」よりも「経験」
ということです。
経験なら後輩よりありますよね、
あなたの経験から自分の思ったことを伝えて、後輩が自分からいろいろ考えるように育ててあげましょう。
そのためにも、自分の今の経験も大事にしましょう。
この本では、他に
「リーダーシップはないといけないのか」
「リーダーとして成長していく方法」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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