無目的の時間も必要な時間
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
酒井圓弘さんの
「「がんばらない」ススメ」
第3章:あわてない
です。
あなたは今、自分のしたいことを少しでもできていますか?
私は今はできています。
以前、我慢していた時期がありましたが、
15分ほどだけでもする様にしました。
それだけでスッキリできています。
今は、たくさんの人が副業をしていると聞きます。
これは、
ネットが広がったことで趣味でお金を少しでも稼げる様になった
からですね。
しかし、今ではたくさんの人が副業をしているため、
自分も何かしなきゃと思って趣味ではないことを副業にしている人もいます
よね。
趣味を副業にしている人にとっては、その時間は楽しい時間です。
ですが、趣味ではないことを副業にしている人にとっては、
その時間は苦しい時間
の可能性もあります。
本業の仕事でも頑張っているのに、休みの日などの空いた時間も頑張っているのです。
それをずっと続けるのは辛いですよね。
私は仕事の休み時間にも本を読んで何かを学んでいます。
それは、今は学ぶのが楽しいからです。
そんな自分を見て、自分もやらなきゃと休憩時間に本を読む人が数人いました。
その結果、
体調を崩す・小さいことにイライラする様になる
人もいました。
このように、同じことをしていても人によってその時間は全然違います。
今回は、副業を例にあげましたが、
このように今は頑張りすぎている人が多い
です。
その結果、
- もっとやらなきゃと慌てる
- 好きなことができずにイライラする
- リラックスできず体調を崩す
ことにもなってしまいます。
それでは、今の自分が辛いですよね。
この章では、
頑張りすぎない方法
について書かれています。
周りに合わせず、まずはあわてない様になりましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 自分の好きな時間をとっていない人
- いつも周りと比較してしまう人
無目的に生きる
自分の行動一つ一つに理由が必要と思っていませんか?
無駄を省く・意味のないことはしない
この様に、今は効率化が美徳とされています。
それ自体はわかります。
時間は有限なのだから
大事に使おうということですね。
しかし、全ての時間をそうしないといけないと思っていませんか?
- 休憩時間は自分の時間だから自分のためになることをしよう
- 今の自分にダラダラして意味のない時間は作っている暇はない
などと考えてしまい、なんでもない時間がない人が多い様に思います。
自分に起きる全てのことに意味をつける必要はない
のです。
「・・・のために」と考えずに、目的や意図から離れることで、
人は自由を発見します。
出典:「「がんばらない」ススメ」より
何かすること発見できるように、
意味のないこと時間からも発見できることがある
と考えましょう。
100か0かで考えない
何かひとつ、あきらめてみる
出典:「「がんばらない」ススメ」より
本業も副業も家のことも毎日ちゃんとする
それができれば最高ですよね。
このちゃんとするを
全て完璧にする
と考えていませんか?
完璧にしないとちゃんとしたことにならない
つまり、全てのことを100か0かで考えてしまっていませんか?
この記事を読んでくれている人は、
皆頑張りすぎて疲れてしまっている
人です。
でないとこの記事に辿り着かないと
思いますからね。
なぜ疲れてしまっているかというと、
本業:100
副業など:100
家のこと:100
を目指すため、
好きな時間・趣味の時間:0
にしてしまっているのです。
全てを100か0で考える必要はありません。
何かひとつ、あきらめてみる
出典:「「がんばらない」ススメ」より
これは
どれかの時間を0にするということではない
のです。
100を80にし、その分好きな時間に当ててあげましょう。
全てを一人で100にする必要はない
のです。
困ったら誰かに手伝ってもらう・たまには少し手を抜く
これを入れることで、自分に余裕ができてきます。
余裕ができるということは、
慌てることも減っていく
ということです。
たまには楽することも、
考えてあげましょう。
呼吸に集中してメンタルのリセット
初心は大事
よく聞きますよね。
はじめてやるときほど、新鮮で集中力を発揮できることはありません。
出典:「「がんばらない」ススメ」より
何かをはじめてやるときは、
成功も失敗も経験していないため今に集中できる
のです。
誰でも、嫌な経験・辛い経験は思い出してしまうものです。
その結果、
- あわててしまい普段通りにできない
- 怖くて一歩が踏み出せない
ということになります。
そんなときは、
呼吸に集中する
出典:「「がんばらない」ススメ」より
ようにしましょう。
嫌な思い出とは、一度思い出してしまうとなかなか頭から離れてくれません。
忘れたい忘れたいと思うほど、
頭に残ってしまいますよね。
なので、他のことに集中してメンタルリセットをしましょう。
呼吸に集中することは、「いま」を生きるための「ペースメーカー」みたいなもの
出典:「「がんばらない」ススメ」より
です。
嫌なことが頭から離れない
それなら、
呼吸のみに集中して今に没頭する
ようにしましょう。
そうすれば、経験が頭から離れていき
初心と同じように怖がらず集中できる
ようになります。
奥付
題名:「「がんばらない」ススメ」
発行日:2015年03月13日第1刷発行
著者:酒井圓弘
出典「「がんばらない」ススメ」より
まとめ
今回は、
頑張りすぎない方法
についての本を紹介させていただきました。
今は、将来の自分のために今を頑張っている人がたくさんいます。
これ自体は、すごくいいことですよね。
しかし、将来のためにもっと頑張ろうとしている人が多いです。
忘れてはいけないのは、
その頑張っている時間とは「休んでいた時間」・「好きなことをしていた時間」
ということです。
では、その休む時間・好きなことをする時間は無駄なことですか?
大事なことは、
無目的な時間も必要
ということです。
その時間があるから、大事な時にあわてず落ち着いていられるのです。
今の自分ではダメだから、もっと頑張らないとと考えすぎないようにしましょう。
大丈夫。あなたはそのままで美しいのです。
出典:「「がんばらない」ススメ」より
この本では、他に
「イライラしない」や「言い訳しない」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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