“すべき”をなくしてみましょう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
拘り
って聞くとその人の個性であったり特徴のように思います。
でも、
ちょっと体調が悪いくらいなら仕事に行くべき
私が周りのお手本にならなきゃいけない
などその“拘り”を絶対と決めつけていませんか?
絶対と考えているせいで、
- 違ったときにイライラしてしまう
- できないと落ち込んでしまう
- 結果、体調を崩してしまう
こともあります。
この章では、
「~すべき」に拘らない考え方
について書かれています。
“拘り”を個性・特徴と考えれば聞こえは良いです。
しかし、
その”拘り”が自分を苦しめることもある
のです。
本当にそうでないといけませんか?
一度、落ち着いて考えてみましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- “拘り”が強すぎる人
- 自分はこうあるべきと決めつけてしまっている人
- 肩に力が入りすぎている人
「~であるべき」の正体って何?
- これはこうするべき
- 自分は〇〇であるべき
このような”拘り”を持っている人もいます。
その「~であるべき」ってなんなのでしょうか?
これは、
責任感や義務感
出典:「こだわらない練習」より
です。
例えば、今仕事がいっぱいいっぱいとします。
しかし、上司から
この仕事もやっておいてくれ
と言われました。
あなたは、
上司からの命令だから従うべき
と思っていませんか?
今でもいっぱいいっぱいなのに新しい仕事まで引き受けたら大変です。
このように、
「~であるべき」という義務感のせいで自分を苦しめること
よくあります。
結果できなかったら、上司も困ります。
自分を苦しめる義務感や責任感って必要でしょうか?
自分一人で決めつけているかも
「~すべき」「~であるべき」
という”拘り”はみんなで決めたことですか?
もしそうならそうした方がいいかもしれません。
もしかするとその”拘り”は、
自分独自の視点で決めていること
出典:「こだわらない練習」より
かもしれません。
先程の、
上司の言うことは従うべき
と言う”拘り”も、上司からするとキツいなら他の人に頼むようなことかもしれません。
自分独自の視点のみで決めつけていると言うことは、
相手が実際どう思っているかを無視していること
出典:「こだわらない練習」より
にもなります。
上司も誰か手が空いてる人を探していただけ
かもしれません。
「~すべき」と言う”拘り”があってもいいですが、
相手がいるなら相手も考えも含めての行動である
必要があります。
一度、
その”拘り”が自分だけで決めたことなのかを考える
ようにしてみましょう。
本当に「~すべき」?
ここまで紹介した結果、大事なことは、
本当に「~すべき」かを一度考えよう
ということです。
よく仕事などでもマニュアルというものがあります。
この仕事はこのようにしよう
正しいやり方はこのやり方です
このような「何もなければこのようにやろう」というやり方です。
マニュアルのおかげで
誰がやっても同じ結果になりやすいです。
でもそれを、
常にマニュアル通りやらなければいけない!
と締め付けていませんか?
確かに、そうすれば否定されないかもしれません。
言われた通りにやっただけですからね。
つまりそれは、
他者から否定されることへの恐れに過ぎない
出典:「こだわらない練習」より
ということです。
他の方法がなければそれで良いでしょう。
しかし、
こっちの方がいいんじゃないかなぁ
と思った時は、ちゃんと自分で考えてみましょう。
その結果、自分のやり方の方がいいと思えたらそっちを試してみる。
そのくらいに考えることで、
自分を締め付けていたことから解放される
かもしれません。
終わりに
今回は、
「~すべき」に拘らない考え方
についての本を紹介させていただきました。
この章を読んで学んだ一番のことは、
その”拘り”が自分一人の考え方かどうかを考える必要がある
と言うことです。
“拘り”も自分だけで済むなら問題ないですが、周りにも影響を与えることがあります。
その結果、絶対と聞けつけてしまっているため、
- 周りを締め付けてしまう
- 自分を締め付けてしまう
こともあります。
こだわれば、そのこだわりに合わない「人」も「物」も「現象」も、
全てが、”敵”になる
出典:「こだわらない練習」より
のです。
一度そのこだわりについて考えてみましょう。
この本では、他に
「嬉しかったことにこだわらない」や「平等にこだわらない」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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