欠点なら治せば良い
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
立川談四楼さんの
「たかがピンチじゃないか」
第3章：性格と姿勢
です。
人生一度もピンチになったことがない人はいると思いますか?
私はいると思います。
しかしそれは、ピンチと思っていないだけで、
他の人からしたらピンチということもあると思います。
このような質問よく聞きますよね。
よく聞くくらい、人はピンチを経験すると考えられています。
自分がピンチになった時、あなたはどうしますか?
仕事でミスして怒られてしまった。
次からは気をつけよう。
仕事でミスして怒られてしまった。
もうあの仕事はしたくない。
このように、大きく分けると、
自分を改める
逃げたくなる
の2択になります。
そして、多くの人が「逃げたくなる」でしょう。
それができれば、
同じことでミスをすることがなくなりますよね。
しかし、本当はできるようになりたいですよね。
そしてできるようになるためには、
次はできるようになりたい・逃げたくない
と思えるようにならないといけません。
この章では、
ピンチを経験した時に逃げたくならないようにする考え方
について書かれています。
まずは、「逃げたい」
と思わないようにすることから始めましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 一度の失敗をすごく怖がってしまう人
- ミスしたくないからやりたいことをやらない人
欠点を知れることは良いこと
自分は全て自分が一番知っている
と思いますか?
そんなことありませんよね?
自分では気づいていない欠点を周りが知っていることもあります。
それを指摘されたとき人はどう思うでしょう。
注意された・怒られた
と思う人もいますよね。
その結果、その人とは関わりたくないと思って逃げてしまってはいけません。
なぜなら、自分は何も変わっていないからです。
欠点を指摘されることは、
自分のいけないことを教えてくれている
ということです。
つまり、
欠点なら治せば良い
のです。
今の自分にはできないことがある
ほとんどの人がそうです。
そうなったら、それが自分にとって
必要
必要ではない
を考えましょう。
そして、必要と思ったのなら、どうすれば治せるのかを考えましょう。
欠点を克服できればもちろん良いのですが、
自覚し、絶対に直すんだ努力する心がけも大切
出典：「たかがピンチじゃないか」より
なのです。
言われたこと全てを治す必要はないと思います。
自分が治した方が良いと思ったことを治すように努力しましょう。
大事なのは失敗に慣れないこと
失敗や挫折によって人は人への思いやりの心を持てる
出典：「たかがピンチじゃないか」より
自分も経験したことがあるからこそ、失敗したいとの気持ちがわかるものです。
大きな成功をするには、
1つの大きな成功をするのではなく、小さな成功を積み重ねることでできる
ようになるのです。
しかし、
その小さな成功ひとつにも失敗や挫折がある
のです。
つまり、
大きな成功をするには失敗や挫折も必要
なのです。
失敗したからダメだではなく、
この失敗が大きな成功になるんだと考えるようにしましょう。
そして、
少しくらい負けたっていい
出典：「たかがピンチじゃないか」より
のです。
大事なのは、
失敗を続けないこと
です。
失敗を続けると、
もうこのままでいいや
と思ってしまうこともあります。
慣れというものは、誰にだってあります。
失敗を続けていきそれに慣れてしまうと、
もう上を目指さなくなってしまう
のです。
それはいけないことです。
大きな成功には失敗や挫折は必要です。
しかし、同じ失敗は続けないようにしましょう。
心は力
一言多い・口が軽い・陰口を言う
このような人をあなたはどう思いますか?
その人がどんなに仕事ができていても、一緒にいるのは嫌ではないですか?
陰口などは、自分のことでなくても聞いている側はいい気分にはなりませんよね。
どんなに能力があっても、
人から好感が得られない人は、その能力を活かす機会が得られない
のです。
せっかく実力があっても発揮することを求められなければ、宝の持ち腐れです。
では何をするべきでしょうか?
それは、
口が軽い・陰口を言うのような癖を治す
ことです。
その癖が治れば、相手は嫌に思うこともなくなるのです。
つまり、
心の悪い癖を直せば、能力が生きる
出典：「たかがピンチじゃないか」より
のです。
なので、
周りの人が自分から離れていると感じたら自分を見つめ直す
ようにしましょう。
そして、その原因がわかれば直せばいいのです。
心は力
出典：「たかがピンチじゃないか」より
なのです。
心を訓練すればそれは自分の力になってくれる
のです。
まとめ
今回は、
辛い時を乗り切る方法
についての本を紹介させていただきました。
誰だって、成功はしたいです。
そして、失敗はしたくないです。
しかし残念ながら、
成功した人で、挫折した経験のない人はいません
出典：「たかがピンチじゃないか」より
と本書では書かれています。
つまり、
失敗を乗り越えないと成功はできない
のです。
誰でも、嫌なことからは逃げたいです。
その方が楽ですからね。
私は、嫌なことから逃げることはいけないこととは思いません。
逃げていいことだってたくさんあると思います。
しかし、全ての嫌なことから逃げていては、
本当に自分が手に入れたいことからも逃げなくてはいけない
ことにもなりかねません。
そんなの嫌ですよね。
なので、
逃げたくないこと
逃げていいこと
を判断できるようになりましょう。
そのためにも、
嫌なことがあっても逃げたくないと思える考え方
を身につける必要があるのです。
なければ、全て「逃げる」しか考えられない
ことにもなりかねません。
もし、今まさに辛い時にいるのではれば、まずはこのタイトルのように、
たかがピンチじゃないか
出典：「たかがピンチじゃないか」より
と考えてみましょう。
全てのピンチを重く考えては、誰だって逃げたくなります。
一度力を抜いて、どうするべきかを考えましょう。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント