伝えたいことをちゃんと伝える文章を書くためのポイント|池上彰・竹内政明『書く力 私たちはこうして文章を磨いた』

実用

わかる言葉を使おう

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

です。

はじめに

あなたは、

Aくん
Aくん

記事を読んでもらってもなかなかうまく伝わっていない

Bさん
Bさん

言いたいことが相手に伝わっていない

このような経験ありませんか?

一生
一生

私も、伝えたいのはそこじゃないんだけどなぁと感じること何度もあります。

でもそれ、相手が間違えていると思っていませんか?

一生
一生

もっとちゃんと読んでほしいって思っていませんか?

確かに、読み手の勘違いもあるかもしれません。

しかしそれよりも、自分の文章が相手に伝わりにくく書かれているかもしれません。

そのため、自分の文章がどう書かれているか確認してみましょう。

この章では、

伝えたいことを伝える文章のポイント

について書かれています。

ブログやWebライティングで記事を書くときに大事なことは、

読み手に伝えたいことが伝わること

です。

そのためにも、”伝わる”文章の書き方を学びましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • ブログやWebライターを始めた人
  • 伝えたいことを伝えられない人

わかっている言葉を使う

伝えたいことを伝えるためのポイントの一つ目は、

わかっている言葉を使う

ということです。

なぜなら、

自分がわからないことを使っても説明不足で読み手にもわかりにくいから

です。

本書では例として、

アイデンティティ

という言葉をあげています。

アイデンティティ

意味は、”自己同一性”です。

でも、この言葉ってなかなか説明が難しいです。

一生
一生

私には、自己同一性と言われてもうまく説明できません。

このように、聞いたことがあっても自分がよくわかっていない言葉は使わないようにしましょう。

うまく伝えられない言葉と使っても、なかなか伝わりません。

一生
一生

読み手が知っていることを前提になってしまいます。

伝わらない文章とは、

自分でもよくわかっていないことを、

自分でもよくわかっていない言葉で書こうとするときに

できてしまうもの

出典:「書く力 私たちはこうして文章を磨いた」より

なのです。

一生
一生

自分がわかっている言葉だけで書きましょう。

とにかく「削る」

伝えたいことを伝えるためのポイントの二つ目は、

文章を削る

ということです。

なぜなら、

説明しすぎては伝わりづらいから

です。

文章を書くとき、

Aくん
Aくん

この説明もした方がいいよね

Bさん
Bさん

とにかく全部説明しよう

と考えていませんか?

一生
一生

書きさえすれば全部伝わると思ってしまいます。

でも、説明が長ければ長いほど人は聞く気がなくなっていきます。

一生
一生

説明書が500ページもあれば全部読もうとは思いません。

読んでいない部分・ちゃんと聞いていない部分というのは、当然伝わりません。

でも、それを相手が読まない・聞かないから悪いで終わらせてはいつまで経っても伝わらないままです。

そのため、

無駄かもと思える文章はとにかく削る

ようにしましょう。

  • リズムがいい
  • 無駄な部分がない

そんな文章の方がみんな読んでくれるのです。

一生
一生

読んでもらうことが第一です。

時間を置いて読み直す

伝えたいことを伝えるためのポイントの三つ目は、

時間を置いて読み直す

ということです。

なぜなら、

後に読み直すと改善点が見えてくるものだから

です。

何度も書いては削ってを繰り返した結果できた文章は、自分の中では満足した文章になります。

一生
一生

苦労してできたという達成感があります。

でも、自分が満足できたからといって、読み手に伝わりやすいかは別の話になります。

一生
一生

読み手にとっては過程は二の次になります。

そのため、時間を置いて読み直すことが大事です。

Aくん
Aくん

なんで時間を置く必要があるの?

と思うかもしれません。

なぜなら、

時間を置かないと達成感が勝ってしまうから

です。

Aくん
Aくん

やっとできた

Bさん
Bさん

これで大丈夫だ

と思ったすぐに読み直しても、なかなか改善点は見つけられません。

一生
一生

できたという感情が頭に残っています。

つまり、客観的に読み直すことができないということです。

そのため、

自分が書いた文章を時間を置いてもう一度読み直す

ようにしましょう。

一生
一生

見つけた改善点を直してさらに良い文章にしていきましょう。

終わりに

今回は、

伝えたいことを伝える文章のポイント

についての本を紹介させていただきました。

この記事では、

  • わかっている言葉を使う
  • とにかく「削る」
  • 時間を置いて読み直す

の三つを紹介しました。

ネットが広がったことでいろんな言葉を聞く機会が増えました。

でも、

Aくん
Aくん

なんか聞いたことある

Bさん
Bさん

みんな使ってるよね

と思うだけの言葉はあまり使わないようにしましょう。

一生
一生

相手にとってはわからない言葉かもしれません。

誰でも知らない言葉では伝わりません。

そのためにも、語彙力をつけることも大切です。

一生
一生

うまく説明できたり、言い換えられれば伝わりやすくなります。

この本では、他に

「構成の秘密」

「名文のリズム」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

奥付


本は、人の知識の宝庫です。

一冊の本を全て取り入れるのは大変です。

そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。

それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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