考えない時間を作って離れよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
本書の著者は、
サッカー日本代表の酒井宏樹さん
です。
酒井さんは主にサイドバックでJリーグだけでなく海外でも活躍している選手です。
2023年7月現在は浦和レッズに所属しています。
スポーツ選手であり海外でも活躍している
そう聞くと、メンタルが強いというイメージありませんか?
活躍しているスポーツ選手は
みんなメンタルが強いイメージがあります。
しかし本書で酒井さんは、
僕には致命的な弱点があったのです。
それは「自身のなさ」と「メンタルの弱さ」です。
出典:「リセットする力」より
と書かれています。
弱いって言ってもスポーツ選手の中では出会って、
自分たちよりは全然強いんだよ
メンタルが弱かったら海外でまであんなに活躍できないよ
と思いますよね。
酒井さんは後ろから支える役割のイメージが強かったので、
メンタルは相当強いイメージでした。
では、どうやって弱いメンタルであんなにも活躍することができたのでしょうか。
それが本書のタイトルの、
リセットする力
です。
リセットする
つまり、
心や思考をうまく切り替える
ということです。
この章では、
心が強くない人の心の切り替え方
について書かれています。
一緒に切り替えができる方法を学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 自分はメンタルが弱いと思っている人
- 自分に自信が持てない人
あえて考えない時間を作る
心を切り替える方法の一つ目は、
あえて「考えない」時間をつくる
出典:「リセットする力」より
ことです。
メンタルが弱いと、
本番が近い・もう失敗できない
と考えてしまい、緊張してどんどんガチガチになってしまいます。
ガチガチでは普段の自分は出しにくです。
そのため、
あえて本番のことを考えない時間を作る
ようにしましょう。
その本番のために、たくさん準備をしてきたと思います。
それなら、ちょっと考えないだけで忘れたり真っ白になることはきっとありません。
それよりも、
ちょっと睡眠
好きな音楽を聴く
など自分がリラックスできる時間を作りましょう。
リラックスすることで頭から緊張を解くことができます。
それに、これまでの準備や本番前ということで、精神的な疲労が溜まってくる頃です。
精神的な疲労の場合は案外気が付かないもの
出典:「リセットする力」より
です。
そのため、疲れを感じる前に自分から休ませてあげましょう。
「リセットのスイッチ」を作る
心を切り替える方法の二つ目は、
「リセットのスイッチ」をつくる
出典:「リセットする力」より
ことです。
ミスをしてしまった
うまく説明できなかった
このようなことがあれば、大体の人は気分は下がります。
しかし、その気分のままでは、
- どんどんネガティブに考えてしまう
- 失敗を引きずる
- 周りに不安にさせる
などよくない方へ行ってしまうこともあります。
そのため、
自分なりの切り替えのルーティンを作る
ようにしましょう。
そのルーティンはこれでないとダメというわけではありません。
自分が、
これをやったら落ち着けるなぁ
切り替えよう
と思うようなことをルーティンとして行うようにしましょう。
本書で酒井さんは、
握手
をルーティンにしたそうです。
試合が良くてもうまくいかなくても、最後に握手をすることで、
自分自身に「切り替えろ」「前を向いてやるしかない」
出典:「リセットする力」より
と暗示をかけて気持ちのリセットをしたそうです。
「自分らしく」でいい
心を切り替える方法の三つ目は、
「自分らしい生き方」にシフトする
出典:「リセットする力」より
ことです。
自分のことをメンタルが弱いと思っていると、
メンタルは強くないといけないよなぁ
と思ってしまいがちです。
しかし、そんなことはありません。
メンタルが強いことはいいこと
だからと言って、メンタルが弱いことがダメなことと思うのはやめましょう。
みんながやっているからというりゆで自分も無理するのではなく、
「人は人、自分は自分」でいい
出典:「リセットする力」より
と考えましょう。
無理している間はずっとリセットできません。
終わりに
今回は、
心が強くない人の心の切り替え方
についての本を紹介させていただきました。
この記事では、
- あえて考えない時間を作る
- 「リセットのスイッチ」を作る
- 「自分らしく」でいい
の三つを紹介しました。
この三つに共通することは、
メンタルが強くないといけないなんてことはない
ということです。
確かにメンタルが強い人が羨ましいと思うこともあるかもしれません。
でも、弱くても切り替えができるようになれば、引きずることなくまたスタートすることができるのです。
この本では、他に
「心を強くする考え方」や「勝負に強くなる考え方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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