最後までやり切るには休むことも必要
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
斎藤茂太さんの
「「ゆっくり力」でいい人生をおくる」
第7章:中途半端のゆっくり力
です。
中途半端
と聞くとあなたはどう思いますか?
私は「中途半端」はあまりいい言葉には思っていませんでした。
私と同じように考えている人もいると思います。
しかし、この本では、
中途半端に終わってもいいという心構えは大切である
出典:「「ゆっくり力」でいい人生をおくる」より
とおっしゃっています。
これは、どういうことでしょうか?
この章では、
なぜ中途半端なゆっくり力がいいのか
について書かれています。
みんながいつも頑張りすぎています。
身体を壊す前にみんなでもっとゆっくりする時も作りましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- よくイライラしてしまっている人
- いつも頑張りすぎている人
完璧より中途半端の方がいい
何かをする時、常に完璧を求めていませんか?
私はそうです。
どうしても0か100で考えてしまいます。
100できないとわかったらやらなくなってしまうこともあります。
しかし、
完璧より中途半端のゆっくり力の方がいい
出典:「「ゆっくり力」でいい人生をおくる」より
のです。
その一番の理由は、
完璧にできることの方が少ない
からです。
常に完璧を求めてしまうと、
仕事の場合
なんでもっとやれなかったんだ
旅行の場合
なんであそこにも行かなかったんだ
と後悔することないですか?
つまり、
百パーセント完璧にこだわって生きている人は、いつも悔しがっている
出典:「「ゆっくり力」でいい人生をおくる」より
のです。
「できた」一回より、「できなかった」数回の方が印象が残ってしまいます。
本当は、一回でも完璧にできたことがすごいのです。
たった一度しかないチャンスなら、誰でも完璧を求めるでしょう。
しかし、チャンスが一回ではないのなら、
次のチャンスに足りない部分を埋めよう
出典:「「ゆっくり力」でいい人生をおくる」より
と考え、力を抜きましょう。
一回ではわからないことだってあるのです。
「頑張る」「怠ける」をまぜたくらいがいい
仕事をしていて、
ちょっと休みたいなぁ
と思うことありませんか?
私はよくあります。
口には出さないだけで、誰にでもあることだと思います。
実際、休みたいと思いながらも仕事を続けている人がほとんどでしょう。
しかし、
休む=怠ける
と考えてしまいます。
そうなると休みづらいですよね。
しかしそう思った時は、
何もしないで怠けている方がいい
出典:「「ゆっくり力」でいい人生をおくる」より
のです。
休みたいなぁと思った時、休んだ場合どうなるかを想像しませんか?
その結果、「あとが大変だから今やらないと」と思いますよね。
しかし、一度休みたいと考えてしまったら、頭からなかなか離れません。
そのまま、続けても思ったようには進めません。
なので、一度休みましょう。
最後までやり切るには、
休むことも必要
なのです。
もちろん、100の90が休むではダメですよw
休むのは、あくまで「やる時にやれる体力を残す」ためです。
やせがまんしてをやめよう
あなたは「やせがまん」をしたことありますか?
私は、当然あります。
したことのない日本人はなかなかいないとすら思っています。
私の周りにも、
一緒に笑いたいけど立場上できない
みんな仕事しているのに自分だけ帰れない
などとがまんをしている人がいます。
私も、本当は今の仕事はやりたい仕事ではありません。
しかし、今はやめられないとがまんして仕事をしています。
それでは、
いつか身体を壊してしまう
かもしれません。
もっとゆっくり行きましょう
「ゆっくり生きる」とは、地位やメンツにこだわるのではなく、
自分を一個人として解放してやるということ
出典:「「ゆっくり力」でいい人生をおくる」より
です。
全てを完璧にしようとして、
しなくていいことにまで周りを気にする必要はない
のです。
もっと自分も尊重してあげましょう。
まとめ
今回は、
中途半端なゆっくりがなぜいいのか?
についての本を紹介させていただきました。
結論としては、
完璧にできることの方が少ない
からです。
10回のうち、全て完璧にできたことが1回あったとして、あなたはどう思いますか?
完璧を目指す人
なんで9回はできなかったんだ⤵︎
中途半端なゆっくりを目指す人
1回完璧にできた⤴︎
と考えることが多いでしょう。
本当は、
1回でも完璧できたことがすごい
のです。
すごいことをしているのに、マイナスの印象を受けていては
自分がかわいそう
ですよ。
もちろん、全て完璧を目指して、全て完璧ができる人も中にはいます。
しかし、それは稀だと思いましょう。
休みたいと思ったら少し休む
必要のないやせがまんはしない
このように自分も尊重してあげましょう。
そのほうが長く続けられるのです。
もちろん、やる時はやるのが前提です。
ずっと休んでいては、何もできません。
この本では、他に
「ゆっくり力とは」や「人と人とのゆっくり力」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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