話す「準備」とは|D・カーネギー『話す力 自分の言葉を引き出す方法』

ビジネス

「考え」を貯めて、経験と繋げよう

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

D・カーネギーさんの

「話す力 自分の言葉を引き出す方法」

第3章:伝わるメッセージを生み出す「準備」の方法

です。

スピーチの準備

ってしたことありますか?

一生
一生

私は普段、思ったことをそのまま話しているため、

これが大の苦手です。

すごく不自然に見えます。

しかし本書では、

スピーチは準備が良くできた段階で、

すでに9割方は成功なのです。

出典:「話す力 自分の言葉を引き出す方法」より

と書かれています。

では、スピーチの準備ってどんなことだと思いますか?

  • 話すことを紙に書く
  • いろいろな本を読んで自分で話せるようにする
  • 上司が作った原稿を覚える

などが思い浮かびませんか?

しかしそれでは、

なかなか相手に伝わらない

自分もうまく話せない

ということがあると思います。

一生
一生

私はまさにそうです。

原稿を思い出しながら話している感じになってしまいます。

では、どのような準備をすればいいでしょうか?

この章では、

聞く人に伝わる話の準備

について書かれています。

本書でも、

多くの人がスピーチの準備をしない

出典:「話す力 自分の言葉を引き出す方法」より

と書かれています。

一生
一生

だからこそ、準備をして周りとの差をつけましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • 人前で話すのが苦手な人
  • 自分の話をなかなか聞いてもらえない人
  • スピーチが上手くなりたい人

考えや衝動をまとめること

まず最初に準備とは、

あなた自身の考え方とアイデア、信念、衝動をまとめること

出典:「話す力 自分の言葉を引き出す方法」より

です。

スピーチの原稿を作る時、読んだ本から抜粋したり、他の人が作った文を使ったことありませんか?

それでは、相手になかなか伝わりません。

一生
一生

自分の言葉でないため、自分でも何を言っているのかわからなくなることもあります。

私も以前、

急遽友人の代わりに人前で話すことがありました

原稿は友人が作った文章

当然、自分の考えとは違うこともたくさんあります

その部分を話すとき、

何か違和感があるような話し方になってしまいます

一生
一生

自分も思っていることなら自分の言葉にできます。

しかし、思っていないことではそのまま読むしかないですよね。

それでは、なかなか相手に伝わりません

このように、自分の考えや意見でないと自分の心も動いていない言葉になります。

それでは、相手にも伝わりません。

そのため、

常に自分の考えやアイディアを貯めておく

ようにしましょう。

自分の考えがまとまっていれば、

スピーチの時でも自分の考えを伝えることができる

ということです。

一生
一生

スピーチすると決まった後に準備するのでなく、

常に準備をしておくということですね。

考えは寝かせると成長する

本を読んで自分がいいと思ったところを人に伝えることありますよね。

しかし、そのまま本の抜粋では伝わりづらいです。

なぜなら、

その人に意見ではないように聞こえるかもしれない

からです。

一生
一生

聞く側からすると、

その人が本当にそう思っているからこそ伝わるのですね。

ではどうすれば良いでしょうか?

それは、

自分の意見をつければ良い

のです。

一生
一生

賛成なら賛成、反対なら反対の理由や経験をつけましょう。

そうすることで、

本の抜粋 → 自分の言葉

になるのです。

そのためにも、本から学んだことを頭に貯めておきましょう。

そうすることで、

それ以降の自分の経験につなげて自分の言葉にする

ことができます。

考えは寝かせると成長する

出典:「話す力 自分の言葉を引き出す方法」より

のです。

相手の興味を考える

普段人前で話す時、自分の興味のあることだけを話していませんか?

一生
一生

自分の興味のないことを話すのは難しいですよね。

話す目的が、「自分が話したいから」なら問題ありません。

しかし違いますよね。

人前で話すのは、

相手に伝えたいから

相手と共感したいから

です。

それならば、

自分だけでなく聞き手がどんな話題を喜ぶかを考えるべき

出典:「話す力 自分の言葉を引き出す方法」より

です。

なぜなら、自分に興味のない話ではあまり聞いてもらえないからです。

一生
一生

言われるまで気づきませんでしたが、

すごく当たり前のことですね。

聞き手が、

  • どんなことを知りたくて聞きにきてくれているのか
  • どんなことを望んでいるのか

そのため、「準備」するときは、相手についてもちゃんと調べましょう。

奥付

題名:「話す力 自分の言葉を引き出す方法」

発行日:2015年08月25日発行

著者:D・カーネギー

出典「話す力 自分の言葉を引き出す方法」より

まとめ

今回は、

話す「準備」とは

についての本を紹介させていただきました。

この章で私が学んだ一番のことは、

人前で話すことが決まる前から準備はする

と言うことです。

スピーチをすると決まってから話すことの準備を始めていませんか?

  • テーマが決まったから添えについていろいろ調べて文にする
  • 周りに聞いてそれを自分の言葉として話せるように何度も話す練習をする
一生
一生

私はそう言うものだと思っていました。

しかし、それではなかなか相手に伝わりづらいです。

なぜなら、

本や人の言葉を自分の言葉にするには時間が短すぎる

からです。

そのため、もっと前から準備をしましょう。

その準備とは、

  • 思ったこと・アイディアなどを頭に貯めておく
  • その貯めておいたことと自分の経験をつなげる

ことです。

これにより、

学んだことや聞いたことが自分の言葉に成長する

のです。

私は今までずっと学んだことは早めに人に伝えることが多かったです。

一生
一生

このブログもそうですね。

その結果、相手にはなかなか自分と同じよう心が動いているようには感じませんでした。

それは、自分の伝え方が下手なんだと思っていました。

しかし、この章を読んで、

まだ自分の言葉に成長させられていない

と言うことも理解しました。

一生
一生

そう言われると、

その内容をそのまま話していただけのようにも思います。

これからは、

なぜ自分の心が動いたかなども交えて伝えられる

ようになります。

一生
一生

うまく伝えられない人は、

一緒に「準備」からがんばりましょう。

また本書では、

その場の機転だけでは、能力は蓄積しない

出典:「話す力 自分の言葉を引き出す方法」より

と書かれています。

普段話す時、その場で思いついたことを話していませんか?

一生
一生

私はそうです。

決まったことだけを話すのが苦手なため、

基本思いついたことでつなげています。

しかし、それでは機転が効かなかった時は大変です。

一生
一生

私も一度、話終わっても

まだ5分もあるということがありました。

時間の調整が難しいです。

それをいつまでも続けていては何も変わりません。

いつでもはんせるようにするために、

いろいろ考えなどを貯めておき成長させる「準備」する

ようにしましょう。

一生
一生

やらないと身に付かないのです。

まずは準備をしてみましょう。

この本では、他に

「思考と説得力の強化の仕方」や「相手を引きつけ話さない方法」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。


本は、人の知識の宝庫です。

一冊の本を全て取り入れるのは大変です。

そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。

それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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