人に伝えることで自分に定着する
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
金川顕教さんの
「「本の読み方」で陣背が思い通りになる読書革命 第4章:成果に結びつく読書術 アウトプット編」
です。
せっかく本と読んだのに、
全然内容を覚えていない・他の人に内容を聞かれても全然答えられない
ってことないですか?
私はいつもそうです。
1冊の本を読むのに1週間もかかるのに内容は少ししか覚えていません。
しかし、よく考えてみてください。
200ページにもなる本を1回読んだだけで全部覚えられる人の方が少ないですよ。
問題なのは、
1回読んだだけ
ということです。
何かを学ぶには、
インプット・アウトプット
の2種類があります。
自分の中に入れる「インプット」と外に出す「アウトプット」です。
ちなみに読書はインプットですね。
何時間かけていようが1回のインプットでたくさんの量を覚えるのは難しいです。
インプットだけでなく、アウトプットもすることで、自分に定着できるのです。
この章では、
記憶に定着するアウトプット術
について書かれています。
せっかく本を読んだのに、読んだだけでは勿体ないですよね。
一緒にアウトプットもして自分に入れましょう。
とにかく大切なことは、自分の考えをアウトプットすること
出典:「「本の読み方」で人生が思い通りになる読書革命」より
です。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 本を読んでも、人に内容を話せないと悩んでいる人
- 読んだ内容を覚えていない人
内容は人に伝えることで自分に定着する
読んだ内容を自分に定着させたいのなら、
その内容を誰かに教える
ということをしてみましょう。
「人に教える」
これが、アウトプットです。
本を丸暗記しているわけではないので、全部を伝える必要はありません。
自分が得たことや大事と思ったことを家族や友人に話してみましょう。
頭では理解したと思っていても口で説明するのは難しいです。
私のように、うまく伝えられないこともあるでしょう。
そしたら、その詰まった部分をもう一度読んでまとめるのです。
何度も繰り返していき、うまく伝えられたら、その内容は自分に定着しています。
つまり、
人に伝えることで、読んだ本の内容は自分に定着する
出典:「「本の読み方」で人生が思い通りになる読書革命」より
のです。
本を読む(インプット)だけでは定着しないということですね。
まずは「1人会議」からでも良い
うまくまとめられているかわからないのに、人に教えるのは恥ずかしいと思う人もいるでしょう。
そんなときは、
まずは「一人会議」から練習の効果を試してみる
出典:「「本の読み方」で人生が思い通りになる読書革命」より
のもいいでしょう。
つまり、
自分の理解したと思っている内容を自分に教えてみる
ということです。
自分で理解したんだから教えられて当たり前だよ!
と考える人もいるかもしれません。
しかし、これが難しいです。
頭では理解したと思っている内容でも、それを自分の言葉で話そうとするとうまく話せません。
しかし、自分にうまく伝えられなくても恥ずかしくはないですよね。
一人で話しているだけで、
自分のアイディアや会議の議題になりそうな内容を話しているうちに、
自分の理解が深まっていく
出典:「「本の読み方」で人生が思い通りになる読書革命」より
のです。
ベストなものよりベターなもの
相手に伝わりやすくするには、
汎用性が高く、かつ再現性のある情報を提供することが重要
出典:「「本の読み方」で人生が思い通りになる読書革命」より
です。
なぜなら、
自分の場合に置き換えられる
からです。
いきなり専門用語ばかり言われても理解するのは難しいですよね。
私は以前、「統計学」「Excel」「スペイン語」を同じ時期に勉強していました。
統計学やExcelについては、よく人から聞かれることもあり、アウトプットも自然とできました。
しかし、「スペイン語」に関しては全然聞かれることがありませんでした。
私の周りでは、
- 「統計学」「Excel」は周りも使う:汎用性が高い
- 「スペイン語」は使う機会がない:汎用性が低い
ということですね。
このように、相手に伝えられるかは
相手にとって興味があるか
も重要になってきます。
実際、「スペイン語」はほぼアウトプットは一人でやっていました。
ではどのようなことが汎用性再現性が高いでしょうか?
それは、
ベストなものよりベターなものを選ぶ
出典:「「本の読み方」で人生が思い通りになる読書革命」より
ということです。
ベストなものは、一番いい選択ということです。
しかし、それだけにその選択をできる人が限りがあることもあります。
その点、ベターなものは、良い選択ということです。
1番いい選択とは言えないけれとも良い選択ということです。
範囲が広がっている分、汎用性が高いと言えます。
先程の話の場合、
- 「Excel」「統計学」は仕事でも使うことがあり得てベターのもの
- 「スペイン語」は外国に行かない限り、あまり使う機会がなくベターのものではない
ということですね。
私自身、興味を持ったから始めたのであり、
「スペイン語」がベストと思って始めたわけではないです。
まとめ
今回は、「自分に定着させるためのアウトプット術」についての本を紹介させていただきました。
何かを学ぶ時、読書をする人は多いと思います。
しかし、
読み終わった時にちゃんと頭に入れられる人は少ない
です。
これをいけないと思う必要はありません。
みんなそうです。
あとは、
誰かに伝える
ということをしましょう。
自分の頭で理解したつもりでも、
「それを言葉にする」「他の人に理解させる」
のは結構難しいです。
だからこそ、そこまでできれば、あなたも理解できているということです。
私自身、このブログを始めた理由の一つはアウトプットです。
読んだ内容をちゃんと自分のものにしたいと考え始めました。
いきなり、他の人に教えるのは失敗した時を考えると恥ずかしいという人は、自分に伝えてみましょう。
そこで、
「詰まる箇所」「わからない箇所」
がまだ理解できていない箇所です。
そこをもう一度読んでみましょう。
本を読んだ後が本当の読書
出典:「「本の読み方」で人生が思い通りになる読書革命」より
です。
読む人は多いですが、それを人に伝えられる人は少ないのです。
一緒にアウトプットもして、自分の知識にしていきましょう。
この本では、他に「読書術インプット編」や「金川式読書スタイル」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント