まずは既存客を大事に
こんにちは、一生と言います。
マーケティング
よく聞く言葉ですよね。
マーケティングとは、
売れる仕組みを作ること
です。
つまり、この仕組みを、
誰に
どのような価値を
どのようにして
提供するのかなどを考えることがマーケティングです。
この仕組みを考えることで、
同じものを売るにしても売れ方が変わる
のです。
そのためマーケティングの本を読むことで、
- どのような人に売るようにすれば良いのか
- どのように見せた方が良いのか
などの考え方を学ぶことができます。
私は、今までずっと「肉体労働」の仕事をしています。
つまり、人に物を売る仕事をしたことがありません。
そのため、本を読むまでマーケティングに関しては完全素人です。
そんな私が、

この場合は、こうするんだろうなぁ。
と思っていたことが、全然違うことにたくさん気付ました。

場合によっては、
逆効果になることを考えていたものもあります。
良い商品と思っているのに売れない場合、
「値下げ」をするしかない
と思っていました。

売れない理由を
「値段が高いから」と決めつけていたのです。
このように、マーケティングを学ぶことは、
普段考えないとわからないことがたくさん学べて楽しい
ですよ。
なぜなら、マーケティングは
誰にでも関わってくるもの
だからです。

誰でも「売る側」でなくても、
「買う側」ではありますからね。
今回は、私が読んだ
「マーケティング」について書かれている本
を数冊紹介させていただきます。
全てを取り入れる必要はありません。
試してみて、自分にあっていると思ったらそれを習慣にしましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 営業が上手くなりたい人
- どうすれば売れるようになるのかを考えている人
- 物を売る仕事についたことがない人
「マーケティング」オススメ本8撰
マーケティングとは
「売り込む」のではなく「買わせる」
1冊目は、
岡田庄生さんの
「買わせる発想」
序章:3つの習慣を頭に入れれば全てが変わる
です。
マーケティングを考えるとき、
- どうすれば買ってもらえるか
- どうやって売り込むか
を考えていませんか?
それよりも、
どうすればお客様が自らの意思で買いたくなるのか
を考えましょう。
その考え方や”売り込む”と”買わせる”の違いなどが書かれています。
どんなことからマーケティングを考えようか迷っている
という人にオススメの1冊です。
“売り込む”でなく”買わせる”
顧客管理について
まずは既存客に目を向けよう
2冊目は、
高田靖久さんの
「お客様が「減らない」店の作り方」
第2章:データが証明する「お客様維持」の重要性
です。
こちらは、
顧客管理
についての章です。
売上を上げたい・今の売り上げを維持したい
そう考えた時、何をしようと思いますか?
- 新しい商品を考える
- 値段を下げる
などを考える人が多いと思います。
しかしそれは、
新規顧客にのみ焦点を当てた
やり方です。

新規顧客が増えないと、売上ダウンの可能性もあります。
まずは、
お客様の流出を止める
出典:「お客様が「減らない」店の作り方」より
ことからです。
新規開拓よりも既存客の維持
から考えましょう。
売上を上げようとする時、どうしても新規開拓を先に考えてしまいます。
一度落ち着いて、まずは今いるお客様に目を向けましょう。
先に既存客に目を向けよう
あなたの会社はどんな事業?
市場志向で広く考えよう
3冊目は、
永井孝尚さんの
「100円のコーラを1000円で売る方法」
第1章:アメリカの鉄道事業はなぜ衰退したのか?
です。
私の中で、マーケティングの本の一番最初がこちらの本でした。
まず最初に、
この本はすごく面白い
です。
題名になかなかインパクトがあり、知っている方も多いのではないでしょうか?
こちらの本は、
主に数人の人の会話形式になっているためとても読みやすい
です。
本書では、
- よくない考え方がなぜ良くないのか
- どのように考えれば良いのか
などが分かりやすく書かれています。

実際私は、よくない考え方ばかり思いついていましたw
私のように、
マーケティング初心者
の方に特におすすめの一冊です。

一番最初にこの本を読んでよかったと思える本です。
市場志向で相手を見極めよう
失敗するのが怖い人へ
「Pを仮説」と捉えてどんどん回そう
4冊目は、
永井孝尚さんの
「100円のコーラを1000円で売る方法2」
第3章:「実験は「結論」からはじめろ」
です。
100円のコーラシリーズの2冊目です。
PDCA
ビジネスではよく使いますよね。
このPDCAの特徴は、
何度も回して少しづつでも正解に近づいていく
ものです。
つまり、失敗をしながらも上に進んでいくためのものです。

Cでどこがいけなかったかを検証して、
次のPにつなげていくのですよね。
しかし、誰でも失敗は嫌ですよね。
そのため、Pに時間をかけすぎてしまう傾向になります。
マーケティングも同様です。
失敗をしたくないから計画に時間をかけてなかなか前に進めない

それでは何も変わりませんよね。
どんなに時間をかけても、1回の計画で成功させるのは難しいです。
大事なのは、
PDCAを繰り返すことで、どんどん高みに昇っていく
出典:「100円のコーラを1000円で売る方法2」より
ということです。
失敗しても良いから、自分が合っていると思うことを1度試してみましょう。
その後、
どこがいけなかったかを検証して軌道修正していけば良い
のです。

成功するためには失敗も必要
そう考えて実験してみましょう。
- 自分のマーケティングに自信が持てない
- 失敗が怖い
という人にオススメの一冊です。
Pは仮説・成功するために失敗も必要
イノベーションのジレンマ
常に背後のお客様にも目を向けよう
5冊目は、
永井孝尚さんの
「100円のコーラを1000円で売る方法3」
第5章:イノベーションのジレンマ
です。
100円のコーラシリーズの3冊目です。
イノベーション
ビジネスをしていく上で、
自社の看板商品を作りたい
と思うことありますよね。
その結果、自社だけの看板商品ができたとして、それで満足していませんか?
イノベーションを起こそうとしている会社はたくさんあります。
看板商品に穴がないと思っているからと言って、
自社にはこの商品があるから大丈夫
と考えては危険です。
その背後にいるお客様になるかもしれない人たちにも
目を向けることが重要
出典:「100円のコーラを1000円で売る方法3」より
なのです。
イノベーションは起こしたら終わりではありません。
今の地位を維持することを常に考えましょう。
常に背後にも目を向けよう
接客からのマーケティング
接客から情報の得よう
6冊目は、
内藤加奈子さんの
「絶対に売り上げを伸ばす人の販売のワザ」
第1章:観察編
です。
こちらは、接客からマーケティングを考える章です。
接客をしながら、
- どんな客層だろう
- どの点に興味を持って買ってくれたのだろう
などは考えますよね。
しかし、その前にもできることがあります。
他の店がやっていて、自分の店でも使えそうなことを観察してみましょう。
接客は自分の店だけがしていることではないのです。
他の店もよく観察して、参考にできるところを探しましょう。
よく観察して参考にできるところを探そう
価格以外での「価値」とは
高いけど喜んで支払ってもらえるお店を目指す
7冊目は、
村尾隆介さんの
「安売りしない会社は、どこで努力しているのか?」
序章:利益を出すことから逃げない
です。
商品の「価値」って何だと思いますか?

分かりやすいのは「値段」ですよね。
しかし、
比べられているのは、決して価格だけではない
出典:「安売りしない会社はどこ努力しているか?」より
のです。
他のマーケティングの本でもよく書かれていますが、
マーケットリーダー以外の価格競争は危険
です。

リーダーにさらに安くされたら、
どうしようもないからですね。
そのため、価格ではリーダーに勝てないと考えましょう。
大事なことは、
それ以外の「価値」を探すこと
です。
つまり、
お客様の困りごとを解消すること
を考えましょう。

それが価格以外での商品の「価値」です。
「価格」以外の「価値」が信用につながる
「悩み」を見つける力の鍛え方
探すことを目的とした街歩きをしてみよう
8冊目は、
藤巻幸夫さんの
「ビジネスパーソンの街歩き学入門」
第5章:発見力を鍛える街歩き
です。
お客様の「悩み」は「価値」を作ってくれます。
では、その「悩み」はどのすれば見つけられるでしょうか?
こちらの章は、
街歩きから「見つける力」を鍛えよう
という章です。
普段、外を歩くときや通勤途中に周りを見ていますか?
「音楽を聴く」「音声メディアで勉強する」「他ごとを考える」
という人が多いのではないでしょうか?

そういう私も、音楽を聴くことが多いです。
しかし、その時間に
何かないかを気にしながら周りを見る
ようにしてみましょう。
見つける力とは、
新しいもの・他の人が見つけていないものを見つけること
です。

そう考えると簡単には見つかりそうにありませんよね。
そのため、
移動中や散歩中に気にしながら周りを見る
ようにしましょう。
電車内は情報収取タイム
「悩み」をビジネスに変える方法
「悩み」の「情報化」をしよう
9冊目は、
小野たつなりさんの
「「悩み」は「お金」に変わる」
第2章:悩みをお金に変えた物語
です。
上の本で、
お客様の困りごとを解消することが商品の「価値」になる
と紹介しました。
では、困りごとを見つけたとしてどうすれば商品にできるでしょうか?
こちらは、そのようなことが書かれた章です。
大事なことは、
「悩み」の「情報化」
出典:「「悩み」は「お金」に変わる」より
です。
「悩み」を「情報化」しよう
+α
先見力が欲しい
仮説と検討の繰り返し
10冊目は、
岸田雅裕さんの
「コンサルティングの極意」
第3章:先見力 正しい方向にクライアントを導けるか
です。
こちらは、
先見力
の章です。
マーケティングを考えるとき、

次はこんなのか流行るだろうなぁ

こんなことができるようになったら、
もっと喜んでもらるだろうな
などを考えることありますよね。
それが、
先見力
未来を見通す力
です。
そんな力あるわけないよ
そう思いますよね。

私もそう思っていました。
成功を予測することは難しいです。
しかし、失敗を予測することはできそうと思いませんか?

「これが当たる」は難しいです。
「ここで失敗するかも」は慣れれば分かりそうですよね。
成功を見通すことだけが先見力ではありません。
失敗を見通すことも先見力
です。
失敗を減らせば成功確率は上がる
出典:「コンサルティングの極意」より
のです。
- 先なんて見通せないと思っている
- 大当たりばかりを探している
人にオススメの1冊です。
仮説と検討の繰り返し
無料でも利益が出る仕組みづくり
収益源を他に移行できないか考えよう
11冊目は、
鈴木進介さんの
「価格を無料にしても儲けが出るしくみの作り方」
第2章:無料化時代の価値の一手の打ち方
です。
フリーソフトやアプリなど今は基本無料のものが増えてきましたよね。
しかし、無料からどのようにして利益を出しているでしょうか?

続けて提供するには、利益は必要ですよね。
その
無料でも利益を出せる仕組みの考え方
が書かれた章です。
どれにでも当てはまるものではありません。
しかし、
「無料」という仕組みがある以上学ぶ必要はある
と思います。

そのくらい「無料」という言葉は人を動かしますよね。
無料の考え方
まとめ
今回は、
「マーケティング」のおすすめ本9撰+α
を紹介させていただきました。
マーケティングってどういうこと? ~ 仕組みの考え方
までで私が学んだ章の紹介をさせていただきました。
私がこれらの本をお薦めしたい人は、
今までマーケティングに関わってこなかった方々
です。
正直な話、
「100円のコーラを1000円で売る方法」を読むまで
私はマーケティングに興味がありませんでした。

肉体労働が多かったため、
マーケティングは縁がないものと思っていました。
しかし、この本を読んで、
自分の考えていたことが正反対のこと
だったことに気づきました。

間違っているどころか正反対だったのです。
私と同じような人多いかもしれません。
どれが自分に合うかは試してみないとわかりません。
なので、色々試してみましょう。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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