「聞き上手」だってコミュニケーション上手
こんにちは、一生と言います。
もっと人と話すのが上手くなりたい
そう思うことありますよね。
一人でいる時以外では、「会話」は自然と発生するものです。
そしてその会話により、
仲良くなれる
怒らせる
どちらも起こり得ます。
相手と仲良くなりたい・怒らせるつもりはない
それなのに怒らせてしまった経験ありませんか?
その経験があると、だんだん会話が怖くなってしまいます。
そして怖くなっていくと、
人と会話をしたくなくなる
なんてことにもなりかねません。
しかし、「会話」というのは仕事でもプライベートでも使うことになるものですよね。
誰とでも仲良くできる人は
それだけでも評価されますよね。
そのため、
まずは人を怒らせない会話
を学びましょう。
今回は、私が読んだ
「会話」について書かれている本
を数冊紹介させていただきます。
全てを取り入れる必要はありません。
試してみて、自分にあっていると思ったらそれを習慣にしましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 人と話すのが苦手な人
- なぜか相手を怒らせてしまう人
- もっと上手く会話できるようになりたい人
「会話術」オススメ本8撰
「いいスピーチでしたね」と言われる話し方
作った時間は自分のために使いましょう
1冊目は、
金井英之さんの
「「いいスピーチでしたね」と言われる話し方」
第5章:緊張ブレイク!「あがり」をコントロールする
です。
人と話すのが苦手な理由は、
初対面の人と話すとき・人前で話すときにあがってしまうから
ではないですか?
人前をついあがってしまうからあまり話したくない
そう思う人が多いですよね。
まず第一に
みんな最初はあがっている
のです。
上手に話す人は、あがった後に戻すことができる人
ということです。
そのため、あがらないようにするのでなく、
あがった後にさげる練習をする
ようにしましょう。
人前はいつもあがっちゃうから人と話すのが嫌だ
と思っている人におすすめの一冊です。
誰だってあがっているのです
気まずい沈黙なしでどんな人とも話がはずむ!会話のコツ
大事なのは最初の10分・後は流れに任せましょう
2冊目は、
栗原典裕さんの
「気まずい沈黙なしでどんな人とも話がはずむ!会話のコツ」
第1章:相手と会って10分で結果が出る、初動で勝つ会話術
です。
会話はキャッチボール
とよく言いますよね。
つまり、自分が投げるだけでなく相手にも投げてもらう必要があります。
その相手が投げたいと思ってもらえれば楽しい会話ができるのです。
そのため、
大事なのは「最後のオチ」でなく「最初の10分」
です。
どんなにオチが面白くても、
そこまでが楽しくなければ楽しくないですよね。
- 最後まで話をちゃんと聞いてもらえない
- 途中でつまらなそうにされてしまう
という人にオススメの一冊です。
最初の10分で楽しいと思ってもらおう
なぜ、この人と話をすると楽になるのか
会話は「話す」だけでなく「聞く」ことも重要
3冊目は、
吉田尚記さんの
「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」
第3章:コミュニケーションという「ゲーム」
です。
会話の目的ってなんだと思いますか?
- 相手に自分を知ってもらうこと
- 相手を納得させること
これらも間違いではありません。
しかし、結局は
会話の目的は相手と仲良くなること
です。
つまり、商談相手との会話も友人との会話も、
目的はコミュニケーション
です。
コミュニケーションは、
「話し手」と「聞き手」がいて成立するもの
です。
自分が話しているときは、
相手は聞き手になっているということです。
そのため、
相手が話しているときはちゃんと「聞く」
これが自然な会話になります。
自分の意見を押し付けることが会話ではない
ということですね。
- 人の話をちゃんと聞いていない
- 押し付けた言い方になってしまっている
という人におすすめの一章です。
会話の目的はコミュニケーション
傷つかない&傷つけない会話術
褒めるために何かを否定するのはやめよう
4冊目は、
津田秀樹さん・西村鋭介さんの
「傷つかない&傷つけない会話術」
第1章:言葉のトゲを抜こう!
です。
相手を褒めたいのに一言余計なことを言ったために傷つけてしまう
なんてこと経験ありませんか?
原因は、
ほめる時に他の何かを否定してしまっているから
かもしれません。
「〇〇と違って本当にすごい」などと言っていませんか?
この「〇〇と違って」が余計なのです。
ほめてケンカにならなくても、けなせばケンカになる
出典:「傷つかない&傷つけない会話術」より
こともあるのです。
- 怒らせたくないのに怒らせてしまう
- 会話で相手を傷つけてしまう
という人にオススメの1冊です。
褒めるために何かを否定するのはやめよう
しゃべらない仕事術
上手く話せなくても伝えられる
5冊目は、
石田健一さんの
「しゃべらない仕事術」
第1章:シンプルの法則
です。
こちらは、
しゃべらない会話術
の章です。
会話とは人と話すことです。
そのため、たくさん話せる人が
会話の上手な人・コミュニケーションの上手い人
と思いがちです。
しかし、
「人前でうまく話せない = コミュニケーションが取れない」ではない
のです。
ちょっとした仕草が、コミュニケーションの良し悪しを決める
出典:「傷つかない&傷つけない会話術」より
こともあるのです。
たくさんしゃべられない私はコミュニケーションが上手くならない
と決めつけてはいけません。
上手く話せなくてもちゃんと伝えられればコミュニケーションは上手くなるのです。
これまでに色々な会話術を実践してみたけれども上手くいかなかった
という人にオススメの一冊です。
うまく話せなくても伝えられる
まんがでわかる超一流の雑談力
声の質で印象も変わる
6冊目は、
安田正さんの
「まんがでわかる超一流雑談力」
第6章:雑談のリズムとムードで本題に突入する
です。
こちらの章は、
声の質を変えるだけで印象は変化する
という章です。
人との会話は、
挨拶から始まる
ことがほとんどですよね。
- おはようございます
- よろしくお願いします
- どーも
など商談や雑談で使う言葉は変わりますが、挨拶から始まります。
同じ「よろしくお願いします」でも、
声の出し方で印象が大きく異なってくる
出典:「まんがでわかる超一流の雑談力」より
接客の時などは自然と「少し高め」の声になりませんか?
そのため、同じ言葉を話すときでも、
- 信頼してもらいたい・・・低めの声質
- 仲良くなりたい・・・少し高めの声質
など声の質にも気をつけましょう。
声の質から好印象を受けてもらおう
たった一日で声まで良くなる話し方の教科書
印象を変えるため、声を整えよう
7冊目は、
魚住りえさんの
「たった一日で声まで良くなる話し方の教科書」
第1章:全く「新しい声」は簡単に手に入る
です。
先ほど、
声の質で印象も変わる
と紹介しました。
こちらの本では、
どうすれば声の質を変えられるか
を学ぶことができます。
声の質を意識して変えられるようになりたい
という人にオススメの一冊です。
声の質から好印象を受けてもらおう
言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと
言葉の温度を知ろう
8冊目は、
馬場典子さんの
「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった一つのこと」
第3章:「技①」話し方を磨く
です。
ここまでで、声の質で印象が変わると書きました。
この章は、
どのような声質がどのような印象を与えやすいか
を教えてくれる章です。
声質と聞くと、
高い・低い
と考えますよね。
しかしそれだけでなく、
早い・遅い
でも質は変わります。
そのため、
高い・早い
高い・遅い
低い・早い
低い・遅い
の大きく4つに分けて変えてみましょう。
声質が与える印象について知りたい
という人にオススメの一冊です。
言葉の温度を知ろう
+α
傾聴の基本
「相手を自分」でなく「自分を相手」に置き換えて考えよう
古宮昇さんの
「傾聴の基本」
III:傾聴に必要な3つの特徴
こちらは、
誰かに相談された時の会話術
の章です。
聴き上手な人
ってどんな人だと思いますか?
- ちゃんと人の話を聞く人
- よく相槌を打つ人
そんなイメージがありませんか?
ちなみにこの二つはこの本で学ぶ前に
私が持っていたイメージです。
聴き上手な人とは、
自分を相手に当てはめて考えられる人
のことです。
相手を自分にではなく、自分を相手に当てはめるのです。
そのため、
まず必要なのは相手に共感すること
です。
自分を相手に当てはめて考えよう
「引きこもり」から子どもを救い出す方法
まずは理解することから
内田直人さんの
「「引きこもり」から子どもを救い出す方法」
第1章:引きこもる子供の本音と向き合う
こちらは、
「引きこもってしまった人」とのコミュニケーション
の本です。
「引きこもり」って学生のみではないのです。
友人や家族が引きこもってしまった場合、
戻してあげたい
と思いますよね。
そんなときどのように会話すればよいかを教えてくれます。
大事なのは、
まず理由を理解することから
ということです。
原因が必ずあるのです。
それを知ることから始めましょう。
まずは理由を知ることから
得する声・損する声
自分と相手では聞こえる声が違います
こちらは、
安藤尚範さんの
「得する声・損する声」
第1章:自分の「本当の声」を知ろう
です。
こちらは、
自分の声
についての本です。
あなたは自分の声を聞いたことありますか?
私は仕事柄無線機を使用します。
その時たまに無線機からの自分の声が聞こえる時があります。
いつもと違うように聞こえますよ。
実は、
自分と相手では聞こえる声が違う
のです。
先どの声の質により相手に与える印象は変わると書きました。
しかし、そのまま声を意識的に変えてもそれは自分が聞こえる声です。
一度録音して自分の声を聞いてみましょう。
そうすることで、
相手が聞こえる自分の声を知ることができる
のです。
この本は本当に知らないことが多かった本です。
話し方を学ぼうとしている人にはすごくオススメですよ。
自分と相手では聞こえる声が違う
まとめ
今回は、
「会話術」のおすすめ本8撰+α
を紹介させていただきました。
もっと人とうまく話せるようになりたい
ですよね。
そして、たくさんの人の会話術のノウハウがあります。
どれが自分に合うかは試してみないとわかりません。
なので、色々試してみましょう。
これらの本を読んで、私が学んだことは、
- 相手の話を聞ける人が話し上手
- 声質が与える印象を大事にする
- 最後のオチより最初の挨拶が大事
ということです。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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