どんな本を読めばいい?|荒木博之『自分の頭で考える読書』

成長

何を知りたいかから考えよう

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

です。

はじめに

本はたくさん読んだ方が良い!

学校の先生や上司に言われたことありませんか?

読書好きな人は同感してどんどん本を読みます。

しかし、普段あまり読書をしない人にとっては、

Aくん
Aくん

そう言われても何から読めば良いかわからない

Bさん
Bさん

言われたから適当に読んでみたけど、

やっぱり苦手だなぁ

と感じること多いです。

一生
一生

私も学生時代は全く本が読もうと思えませんでした。

本を読むことは良い

これはまちがっていません。

ただし、

みんながみんな同じ本を面白いと思うわけではない

のです。

一生
一生

映画や音楽だって同じですよね。

つまり、

その人にとって面白かった本があなたにとっても面白いとは限らない

ということです。

そして、普段読書をしない人にとっては、

面白くない本を読むのは苦痛に感じる

こともあります。

一生
一生

それでは2冊目を読もうと思わないですよね。

なのでまずは、

本の選び方から

学びましょう。

この章では、

どんな本を選べばいいか

について書かれています。

面白いと思う本ってたくさんあります。

でも、あなたにとって全ての本がそうとは限りません。

だからこそ、

1冊目の本を慎重に選ぶ

ようにしましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • 本を読むのが嫌いな人
  • 本が読めるようになりたい人
  • 何か1冊本を読まなければいけなくなった人

あなたの「問い」を探そう

本を選ぶときに大事なことは、

あなたは今何を知りたいのか?

です。

例えば、あなたは睡眠のことで悩んでいるとします。

そんなときに、

睡眠の本

パソコンについての本

あなたならどちらに興味を持ちますか?

一生
一生

睡眠の本という人の方が多そうですよね。

つまり、本を読む理由の一つは、

知らないことを知りたいから

ということです。

知りたいことを知れた

これはすごく良い経験に感じます。

そして本は基本的に、

「問い」とそれに対応する「答え」が存在します。

出典:「自分の頭で考える読書」より
一生
一生

絶対的な答えでなく、

著者の方の1つの答えです。

その答えがあなたの知りたいことなら、その本を読みたいと思いますよね。

そのため、まずは

あなたがどんな「問い」を持っているのか

を考えましょう。

一生
一生

興味ない本より興味ある本の方が楽しいのは、

読書好きでも同じです。

「問い」のパターン

では、人はどんな「問い」を持っているでしょうか?

本書では、

「問いの発見」「答えの発見」「既知のリマインド」

出典:「自分の頭で考える読書」より

の3パターンに分けています。

一生
一生

一つづつ見ていきましょう。

問いの発見

「問いの発見」とは、

新しいことを知りたい・何か面白そうなことないかなぁ

という問いです。

答えを知りたいのではなく、

新しい発見を知りたい

のです。

例1

今までずっとパソコンのことばかりだったけど他にも趣味を見つけたい。

何か面白そうなことないかなぁ?

ちょっとこれ読んでみよう。

例2

本棚を見ていたら題名から内容が全く想像できない。

だからこそ興味を持った。

一回読んでみよう。

このように、今までの自分にはないことを読んで、

新しいことを入れようと思う時の「問い」

です。

一生
一生

予習のようなものと私は考えています。

この問いは、

それなりに負荷がかかる

出典:「自分の頭で考える読書」より

ことになります。

なぜなら、

新しいことのため、興味を持つかは読んでみないとわからないから

です。

読んだ結果、

Aくん
Aくん

よくわからないや

となることもよくあります。

一生
一生

そのため、本嫌いな人の探し方ではないと

私は思います。

しかし逆に、

人生の見方を根本から変える力を持つ

出典:「自分の頭で考える読書」より

ことにもなります。

一生
一生

知らなかった面白いことを見つけるのは、

それくらいインパクトがあります。

答えの発見

「答えの発見」とは、

今知りたいことの答えが何なのか

という問いです。

まさに、

今知りたいこと・解決したいことの答えを探す

ということです。

この場合は、自分で「問い」を持っています。

一生
一生

知りたいこと・解決したいことが

問いですね。

その「問い」に関する答えが載っていそうな本を選びましょう。

例1

悩みが多くて辛い

だから、「悩みを解決する本」を読もう。

例2

人と会話するのが苦手

だから、会話術の本を読もう。

このように、実際に知りたいことについてを読んで、

答えを知ろうと思う時の「問い」

です。

一生
一生

こちらは授業ですね。

聞きながら解き方や答えを知ることができます。

私は、本嫌いの人が

本好きになりたい・1冊で良いから読まないといけない

ときにオススメの「問い」だと思います。

なぜなら、

実際に答えを知りたいと考えているから

です。

一生
一生

興味がある・必要としている

ということですね。

また、もともと「答え」を求めているため、自分なりの仮説を立てていることもあります。

その仮説と本の「答え」によって、

  • 同じなら → やっぱり自分はあっていた
  • 違っていたら → そういうことだったんだぁ

と反動も大きくなります。

既知のリマインド

「既知のリマインド」とは、

もう一度自分に言い聞かせよう・これであってるよね?

という「問い」です。

わかっているけどできない・何か引っかかるを再確認する

ということです。

この場合は、すでに「問い」も「答え」も持っています。

一生
一生

確認のための本ですね。

そのため、その「答え」が書かれている本を選びましょう。

例1

1度このような内容の本は読んだ

けどこっちも一度読んでみよう。

このように、実際には答えは知っているつもりの本を読んで、

答えの再確認をする

です。

一生
一生

こちらが復習になりますね。

自分があっていることの再確認です。

こちらは、あまりインパクトが大きくなることが少ない「問い」です。

なぜなら、

すでに「答え」を持っているから

です。

しかし、

Aくん
Aくん

やっぱり自分は正しい

Bさん
Bさん

これを続ければうまくいく

と自分の答えに自信を持たせることができます。

また、

思い出したり新しい発見をする

こともできます。

一生
一生

1回目は気づけなかったことに

2回目読んで気づけることって結構あります。

終わりに

今回は、

どんな本を選べばいいか

についての本を紹介させていただきました。

大事なことは、

何を知りたいかから考えよう

ということです。

上司や先生からもっと本を読めと言われたから適当に選んで読んでみた。

それでは、

読書が楽しいと感じれるのはなかなか難しい

です。

まずは、自分が今何を知りたいのか

その答えが書いてありそうな本を読むのが良い選び方と思います。

この本では、他に

「「問い」の育て方」や「どういう読書が役に立つのか」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

奥付


本は、人の知識の宝庫です。

一冊の本を全て取り入れるのは大変です。

そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。

それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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